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2008/04/08

人生に疲れた人へ その弐・動画、文章版

メンタルヘルス・ウェブログ

人生に疲れた人へ・・・文章版と共に動画、その弐です。

かとー先生から
生きることに疲れた貴方へ
自分を守るために迎合する。
あるいは人に優越しようとする。
優越できないと自暴自棄になる。
努力しなくなる。
真面目なのだけれども、
「実際の自分」以上のことをしようとするから
結局は実りのない人生になる。
『言いたいことが言えない人』
幸せを感じられるかどうかは、とりまく状況よりも、
心にそれを感じる能力があるかどうかである。
『自分のうけ入れ方』
生きることに疲れた人は、
あまりにも長い間ストレスに耐えて頑張っているうちに、
喜びも楽しみも誇りも感じられなくなってしまった。
『心の休ませ方』
嫌われたくないということで、
なんと多くのものを失っているだろうか?
私たちは日々支払っている代価の
高さに気づいていない。
『だれにでもいい顔をしてしまう人』
心理的に健康な人は
「過去を嘆いても変わらない」と言う。
「今を生きよ」と言う。
心理的に健康な人は今が幸せだから、
過去から抜け出せる。
心理的に病んでいる人は今が不幸だから、
過去からどうしても抜け出せない。
その違いを考えないで、
過去にこだわる人を責めるのは酷である。
愛に恵まれた人が、
愛に恵まれない人を裁くことが許されるだろうか?
『心の休ませ方』
幸福も不幸も複利で増えていく。
いったん不幸になると、
坂道を転がるようにどんどん不幸になっていく。
『言いたいことが言えない人』
人生を不幸というラインからスタートする人は、
まずその「事の重大さ」を受け入れることである。
事の大きさに気がついていないと、
「努力すれば何とかなる」とか、
「頑張れば人生が開ける」とか、
甘えた人生観になり、すぐ躓く。
『自分のうけいれ方』
現在の学問から証明すれば、
抑制型の脳を持った者が、
愛のない環境で成長したら、
絶対に幸せになれない。
生まれてから死ぬまで間違いなく、
ずーっと不幸である。
しかし「それでもなお、
幸せになる決断」をしなければならない。
淋しい決断である。
孤独を超えた孤独な決断である。
『心のやすませ方』
「決断する」とは「捨てる」ということ。
「あの人とは、うまくいかなくなってもいい」と覚悟する。
その「捨てる」覚悟がなければ決断はできない。
『誰にでもいい顔をしてしまう人』
最後まで有難うございました




人生に疲れた人へ・動画、文章版

メンタルヘルス・ウェブログ

人生に疲れた人へというタイトルの動画を、文章版と共に拾ってみました。

生きることに疲れた人は、
真面目な人である。
努力してきた人である。
努力している時に、
まさか自分がこのようになってしまうとは、
予想もしなかった。
自分の努力は、
いつか報われると思っていた。
皆から賞賛されると思っていた。
まさか自分の人生が、
こんな形で行き詰るとは予想していなかった。
でも、いま、生きることに疲れて、
何もする気にならない。
幼児の頃から献身を求められた人が、
どうして大人になっても
エネルギッシュでいられようか?
そんなことは無理に決まっている。
せっかく生まれてきたのに、
屈辱感を味わうだけで一生を終える人は多い
周囲にとって都合のよいときのみ、
「良い子」として受け入れられた
人生の初期において
周囲の自分に対する期待を
かなえることばかりにエネルギーをつかい、
生きることに消耗してしまった。
高齢者と若者とが
男と女とが
文化の違う国に属している人が、
相互に理解しあうのは難しい。
しかしそれよりも
はるかに難しいのが、
心理的に成長した人と、
それができなかった人とが、
相互に理解しあうことである。
よくいじめられた子供に
「言い返せばいいじゃないか」
と言う人がいるが、
それは言い返したときの恐怖を
体験していない人が言う
虚言である。
そもそも権威主義的家庭に育てば
「言い返す」などという文化は無い
いつも気持ちは萎縮している。
いつも怯えている。
「丸太小屋から大統領へ」という
サクセスストーリーが好んで語られる。
外側だけ見る人には感動的であろうが、
それは奇跡でも驚嘆でもない。
丸太小屋に生まれても
「母なるもの」を与えられていれば、
生きることは楽しいことだからである。
愛されない子供として宮殿に
生まれるよりもはるかに幸せである。
いや、これは比較できない。
あまりにも違いが大きすぎる。
「丸太小屋」が天国だとすれば、
「宮殿」は地獄である。
しかし人々は「丸太小屋」を誉める。
こちらのタイプを賞賛する。
眼に見えるからである。
人生の不公平とは、
この不公平である。
無視されて育ったり、感謝を要求されて
育った人が、真の自分を発展させ、
素直に成長していくことは
至難のわざである。
人生に疲れた人は、自分が生まれ育った環境を考えれば、
「自分はすごい」と思っていいのである。
事実すごい。誰にも助けてもらえないで、
独りでここまで生きてきた。
だれがここまでできるか。
不幸を受け入れる気になると何をしたら
最も良いか突然見えてくる。
「私の人生は辛い」と認めることである。
「なんで私だけ」と不満になれば、
より辛い人生になる。
人生が一度しかないと思ったら、
自分を無理に欺いて、人に迎合するだろうか。
もし本気でそう思ったら生き方が変わってくる。
人生は一度しかない。
本当に一回なんだよ。



2008/01/10

犬の十戒・犬も大切な家族の一員

メンタルヘルス・ウェブログ

昨日エントリーした動物介在療法(アニマルセラピー)についての中で、ペットは人の心に癒しを与えてくれるパートナーでもあるという事に加えて、特にペットと聞いて身近に感じるのは犬と猫だと思うのですが・・・
個人的には「犬」に人間のパートナー的存在を強く感じてしまうところであります。
しかしながら昨今の「犬」ブームによる頭数増加はペット産業を盛り上げると共に癒しや子供の情操教育とは裏腹な、転勤・引越しによる保健所への引渡し・・すなわち殺処分、野犬の増加、公園等の糞公害等々・・様々な陰を落としているとも感じずにはいられません。それぞれの事情が伴う事でありますから一括りにして陰と表現してしまうのもどうかと思いながらも、果たして「犬側」からすると人間の「事情」を理解することは無いものと考えますし、トレンドで買われて・・・飼えなくなるとモノのように処理される犬が数え切れぬ程存在するのも事実であります。

狂犬病防止という視点での国内の犬の飼育頭数推移は犬の登録頭数と予防注射頭数等の年次別推移(昭和35年~平成18年度)によって知ることができますが、あくまでも登録犬のみでありますから非登録を含めるならば倍近くの頭数の犬が飼育されていると思われます。
犬の登録頭数と予防注射頭数等の年次別推移(昭和35年~平成18年度)

因みに平成18年度の日本の全世帯数が約5100万世帯ですから単純に51 000 000 / 6 635 807 = 7.68557615とするならば7世帯につき1頭の率で犬を飼っているという計算になりますね。

そんな訳で、僕は自分が幼少の頃以上に犬の存在感を強く感じる最近ではありますが・・・、犬を飼ってる人・飼おうとしてる人・両者共に知っておくと良い有名なメッセージがあります。
「犬の十戒」
1. My life is likely to last ten to fifteen years.
私の生涯は10年から15年くらいしかありません。
Any separation from you will painful for me.
その間に少しでもあなたと離れている事はとてもつらいのです。
Remember that before you buy me.
私を飼う前にどうかその事を忘れないでください。
2. Give me time to understand what you want of me.
あなたが私に望んでいる事を私が理解するまでに少しの時間をください。
3. Place your trust in me- it's crucial to my Well-being.
私にとって一番大切な事はあなたからの信頼なのです。
4. Don't be angry at me for long and don't lock me up as punishment.
私の事を長い時間叱ったり、そして罰として閉じ込めたりしないでください。
You have your work, your entertainment and your friends.
あなたにはあなたの生活があり、仕事や楽しみ、そして友達だっているでしょ。
I have only you.
でも・・・私にはあなたしかいないのです。
5. Talk to me sometimes.
時には私に話し掛けてください。
Even if I don't understand your words, I understand your voice when it's speaking to me.
あなたの話してくれる言葉の意味など判らなくても、私には全身であなたの言葉を理解できるのです。
6. Be aware that however you treat me, I'll never forget it.
あなたが私にどんな風に接してくれたか、私は絶対に忘れません。
7. Remember before you hit me that l have teeth that could easily crushthe bones of your hand
but that I choose not to bite you.
私にはあなたの手を粉々に噛んだり傷つける事も出来る歯があるけれど、
それでも私はあなたを傷付けてはいけないと心に決めてるのです。
8. Before you scold me for being uncooperative, obstinate or lazy,
ask yourself if something might be bothering me.
あなたが私を叩く前に何故私がそうなったかを一度自分に問い掛けてみてください。
Perhaps I'm not getting the right food, or I've been out in the sun too long
or my heart is getting old and weak.
食事はちゃんと与えましたか?暑い外に長い時間放置してなかったですか?
もしかしたら私の体が年老いてどこか弱っているのかも知れません。
9. Take care of me when I get old . you, too, will grow old .
いつか私が年老いたら、私の面倒を見て欲しいのです。私達は共に老いて行くのです。
10. Go with me on difficult journeys.
私に何が起きてもいつまでも私のそばにいてください。
Never say, I can't bear to watch it or Let it happen in my absence.
「君のそばにいてあげる事は出来ない」「私のいない所でどうにかなればいい」なんて決して言わないで欲しいのです。
Everything is easier for me if you are there.
あなたがそばにいるだけで、どんな事でも私は乗り越えれる気がするからです。
Remember, I love you.
だから忘れないで・・・私はいつもあなたを愛していると言う事を。
Author Unknown作者不詳

以下、別訳にてフラッシュ版・・・


2007/12/09

車は一瞬で全てを奪う・・走る凶器。

メンタルヘルス・ウェブログ

車は走る凶器と表現することがありますね。
大きな大きな鉄の塊り。
一瞬の・・・一瞬の・・・
その事故は、たった一人の・・とてつもなく大切な人生を奪い、そして関係する人々を悲しみの底へと導き・・・
あの時の笑顔を永遠に過去のものとしてしまう。
そんな、悲劇が毎日のように繰り返されている。
昨日も今日も明日も・・・。
マナーとかモラルとか希薄な感のある最近の道路の様子。
年の瀬だから・・・急ぐから・・・
赤に変わった信号を見て見ぬ振りをしながら?駆け込む数台の車やトラック。
例えその時、何も起こらなかったとしてもね・・・
そういう運転は「いつの日か起こしてしまうかもしれない」危険な要素を含んでしまっている事故予備軍なんじゃないのかなって感じずにはいられませんね・・・。





2007/12/06

交通事故というものは「一瞬で人生を変えてしまう」

メンタルヘルス・ウェブログ

交通事故というものは「一瞬で人生を変えてしまう」ものであります。
それは何の前ぶれも無く、被害者と加害者・・双方の人生を共に狂わす・・・。
統計的に交通事故を捉えてしまうと、まるで日常茶飯事のごとく発生してますし新聞やニュースに掲載されるのは一部分だけですよね。
だから・・・どうしても、「自分は大丈夫」なんて気持ちでサイレンの音を聞き流し・・ニュースを眺める。しかしながら、事故という出来事は、そんな日常茶飯事がどうのこうのと言える程、当たり前の出来事でもなんでも無いんです。
生きている以上、ずっと背負ってゆかなければならない重く・・哀しすぎる心の傷であり、それは消えることは無い・・・。
人の命というものは本当に・・かけがえの無いものであります。
受け入れることの出来ぬ哀しみを抱き続けてゆかねばならない悲惨な事故が今日もまたどこかで・・・。
そんなニュースを観る度に・・「自分も例外では無い」・・・と、加害者にも被害者にもなり得る事を再認識するのです。

さだまさし 「償い」より~




2007/11/18

「それでも生きて行こう」より

メンタルヘルス・ウェブログ

11 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:19
小学生の頃、いじめられていた。
石を投げられる。殴られる。
転校する時、担任が一言。
「君にはお別れ会なんて必要ないよね?」
中学生の頃。周りは小学校と同じメンバー。
暴力が続くと思いきや、とことん無視される。
休み時間は寝たふり。
給食は席をくっつけるが、誰も話に入れてくれない。入れない。
やることがないので、勉強を一生懸命やる。
人の十倍はやっただろう。そして学年で20番の成績を取れた。
あれだけ勉強して、20番。

13 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:22
高校生の頃。
普段は酒を飲まず、とても優しかった母親がめずらしく酔っていた。
抱き上げた俺に向かって泣きながら言った。
「ごめんね…産んでごめんね…」
どんな言葉よりも辛かった。

21 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:24
そんな俺にも初めての友人ができた。
高校2年の始業式。
前の席だった奴が話しかけてくれた。うれしかった。
そいつはとても面白くて、いつもクラスの中心にいた。
それでも俺と話してくれた。ほんとにうれしかった。

27 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:29
あるとき、トイレで用を足している(大)と、外で話し声が。
男1「おまえさあ、あいつと仲良いよな、○○。なんでよ?」
男2「そうそう、お前と性格合いそうにないのにな。」
そして、友人の声
「いや、一応席近いしさ、話しかけないとまずいと思ったのよ。ほら、俺ってクラスの人気者じゃん?誰にでもやさしくしとかないと。ま、それでも友達にはなれないけどね。」
トイレから出れなかった。

35 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:34
父親に悩みを打ち明けたことがあった。
俺は何で生きてるんだろう?何の為に生きてるんだろう?
…もう死にたいよ。
父親は俺にそっくりな無愛想な顔をして
「…生きてれば良いことがあるかもしれない。少なくとも俺はお前の母親と出会えて、お前という息子を授かって、幸せだ。ま、あいつ、不細工だけどな」
そんな父親が過労死で死んだ。
会社は一切認めてくれなかった。
葬式にきた数人の同僚、部下、上司は笑っていた。
彼らにとってはどうでもいいことだったんだろう。
涙は出なかった、怒りも沸かなかった。
ただ呆然としていた。
母親も俺と同じ顔をしていたのが印象的だった。

41 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:39
ちいさな会社に入った。
運送業者の事務だ。
皮肉なことに父親と同じ業界。
入って3ヶ月目の上司の評価
「使えない」
みんなの前でこき下ろされた。
でも、しょうがないと思ってる。
俺は、本当に使えない奴だから。

48 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:42
仕事は忙しかった。40度近い熱でも休まなかった。休めなかった。
それでもある意味幸せだった。
忙しさに、すべてを奪われていたから。
すべてを忘れることができたから。

59 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:50
会社に入ってから3年。
いまだ使えない奴扱いの俺に唯一笑顔をみせてくれる娘がいた。
その年に入ってきた新人の女の子だ。
「おはようございます」の一言と、その笑顔が俺を癒してくれた。
「変われるかもしれない。」
すでに人を好きになることを諦めていた俺がそう思った。

67 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:53
数ヶ月後。
いまだに笑顔を見せてくれる彼女を夕飯に誘った。
誘えた自分が誇らしく思えた。別の人間かと思った。
彼女の答えは
「もちろん、行きます。どこに連れて行ってくれるんですか?」
生まれて初めて、生まれて良かったと思えた。

73 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:57
告白した。いろいろ考えて考えて…何度も練習して…。
それなのに、言えたのはたった一言。
「す…好きなんです。付き合って…ください…」
自分でも情けなくなるくらいしどろもどろだった。

86 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:00
「ごめんなさい。今は付き合うとか考えられないんです
いろいろやりたいことがあるんです。」
彼女はそう言った。
悲しかったけど、妙に納得してしまった。
ある意味で嬉しかったのかもしれない。彼女の断り方が。
数ヶ月後、彼女は寿退社をした。
相手とは3年付き合っていたらしい。
結婚式には呼ばれなかった。

101 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:05
傷心…そんな気持ちを抱くこともなかった。
「そんなもんさ。いつものことだろ。」
いつのまにか口癖になっていた。
仕事に命をかけよう。父親のように。
今はそれしかない。
仕事だけは俺を必要としてくれている。
…やることはたくさんある。

123 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:12
「お前、この仕事向いてないよな?自分でもわかるだろ?
辛いだけだぞ?こんな仕事続けても。
まだ若いんだから転職でもしてみたらどうだ?」
ある時、上司から告げられた。
俺は馬鹿だけど、上司が何を言いたいのかは分かった。
次の日、辞表を出した俺に上司はうれしそうに
「お疲れさん!」
同僚たちはいつものように仕事をしていた。
いつも以上に忙しそうに。

145 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:19
その日夜遅くまで公園で時間を潰した。
家に帰った俺に、母親がいつもの笑顔で「お疲れ様」といった。
「会社、辞めてきたよ」と言った俺に、一言。
「お疲れ様」
同じ笑顔だった。

160 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:24
数ヶ月前。
職を探していた俺が、いつものように家に帰ると母親がいなかった。
夜遅くに電話が鳴った。
病院からだった。
母親の声だった。
いつもの優しい声で、具合が悪くなったので医者に言ったら入院するように言われたこと。
今日はもう面会できないから、明日必要なものを持って病院に来て欲しいことなどを告げられた。
次の日、保険証やら着替えやらをもって病院に行った。

170 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:29
癌だと、医者から告げられた。
末期の胃癌だったそうだ。
もう、助からないらしい。
いつものように優しい母親。
目を見ることができなかった。
一人で家に帰って、父親に告げた。
父親の前で泣くのは、これが2回目だった。

189 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:36
1ヶ月ほどたった日、母親がかすれた、それでも優しい声で言った。
「もう助からないんでしょ?分かってるのよ。」
俺は黙ってしまった。
母親はいつものように優しい声で
「どう?仕事は見つかりそう?」
話題を変えた。
俺は我慢しきれずに泣いてしまった。
母親はずっと俺の手をさすっていた。

196 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:39
数少ない親戚が久しぶりに集まった。
「あの人は本当に良い人で…」
「惜しい人を…」
どこかで聞いた台詞であふれていた。
俺は淡々と喪主を勤つとめた。

205 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:44
ここ数ヶ月、ずっと独りで、とても広く感じていた家。
その日からさらに広く感じた。
骨壷は思っていたよりも軽かった。
家に帰った俺は机の上においてあったノートを手にとった。
母親の病室の、枕の下から出てきたノートだ。

216 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:49
日記だった。
入院してから、1ヶ月くらいから、死ぬ2,3週間前までの。
その日記は父親との会話でつづられていた。
2,3日分の日記を読んで、泣いてしまった。
書かれているのは全部俺のことだった。

234 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 01:00
最後のページから数日前の日記。
その日記だけ、俺宛だった。
○○、あなたにずっと謝りたいことがあったの。
○○がいじめられていたこと、ずっと知ってたの。
でも、私は弱い人間だからただ優しくすることしかできなかった。
学校に行こうかとも思ったけど、行けなかった。
いつも○○が優しい顔で「今日も楽しかった」って言ってたから。
だれにも言わずにがんばっている○○を裏切れなかったの。
覚えてる?高校2年の頃。私は酔ってあなたに言ってしまったね
「産んでごめん」って。
本当にごめんなさい。あのときは本当に思ったの。
あなたがこんなに辛い思いをしているのは私が産んだせいだって。
(中略)
私はあなたを産んで本当に良かった。幸せだった。
だから、あなたにも幸せになって欲しい。
あなたなら幸せになれる。お願いだから、なって。

245 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 01:03
俺は驚いた。
まさか、あそこまで潰れていた母親がそんな事を覚えてるとは思ってもいなかったから。
ずっとそのことで悔やんでいたんだと思った。
優しくともすこし陰のある笑顔はたぶん、その後悔から来てたんだろう。
号泣した。
どこからこんなに涙があふれてくるんだろう?
死ぬことを考えていた俺は思った。幸せになろうと。

「それでも生きて行こう」




2007/11/03

天国へ旅立つ像のお父さん

メンタルヘルス・ウェブログ

像のお父さんが天国へと永遠の旅立ちに向かうという内容であります。
現実を受け止めた像のお母さん。
哀し過ぎるほど無邪気な子供達。
父親という立場を最後まで全うしようとするお父さん。

スヤスヤと眠りこける小さく愛らしい子供達の寝顔にキスをする・・・
そんな男らしさに、熱く切ない気持ちがこみ上げてきてなりません・・・



2007/10/27

ありがとう~「ありがとう」って言いそびれたヤツいる?

メンタルヘルス・ウェブログ

­ありがとう
いい言葉ですね。人間って、この言葉があるから優しくなれる。
言葉・・・?いえ・・
気持ちだけでもいい。ありがとうって想う気持ちがあるから人が人でいられる。
喜び・哀しみ・怒り・・・いろんな気持ちの背景に「ありがとう」ってゆう気持ちや言葉が時に自分を、相手を・・つなげてくれている。
あんまり有名すぎて今更・・なんて気もしないでもありませんけれど、
「ありがとう」って言いそびれたヤツいる?



1 :Mr.名無しさん :04/07/27 04:28
    ♪もーしもー、もう一度アナタに会えるなら
     たった一言伝えたい
     「ありがとう」
     「ありがとう」
     時には~、傷つけーあっても、アナタを感じてーたーいー♪

俺はこの曲で、後悔の念で泣ける。
誰が歌ってんだろ。
某フラッシュのBGMなんだが。

まあそんなわけでオマエラ。
ありがとうって言いそびれた毒男いるか。
生きてはもう二度と会えないんだから、ここで言っとけ。

61 :Mr.名無しさん :04/07/27 04:28
俺に言わせてください。
ありがとうって言いたいです。
いつも毒男板に来ては煽ってばかりいた性格の悪さを省みています。
きっと俺に罰が当たったんだ。悪性リンパ腫って…手遅れって…

母さん、マジでありがとう。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。

生んでくれてありがとう。こんな俺でも生んでくれてありがとう。
愛情を注いでくれてありがとう。沢山笑ってくれてありがとう。
一緒にへこんでくれてありがとう。一緒に泣いてくれてありがとう。

あなたは最高の母親です。オヤジも鼻が高いさ。
いっぱい泣きたい。あと一ヵ月後にはあなたのいない暮らし。
俺が芋ようかん買ってきたくらいで、病院のベッドではしゃがないでよ。
顔をくしゃくしゃにして喜ばないで。そして食べながら泣かないで…

母さんが喜ぶなら、芋ようかんずっとずっと買ってくるよ。
母さんがいなくなっても、ずっとずっと母さんの為に喜ぶ事をするよ。
母さん、ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。

79 :61 :04/07/27 05:37
すいません。今まで泣いてました…
厚かましいけど、書かせてくれ。お願いします、書かせて下さい…

最近はずっと起きてる。なるべく寝ないようにしてる。
寝ても二、三時間くらい。
後、俺の家族に残された一ヶ月って時間を、出来るだけ記憶に留めておきたかったんだ。寝てしまうその時間すらも惜しいんだよ。

俺に何か出来ないか、俺に何か出来ないか、そればっか考えてる。
残念な事に、俺には何も出来ないんだよ。病気の進行は容赦ない。
母さんをすぐに蝕んでいくんだ。薬の副作用で母さんの顔がむくんで、髪がボロボロ抜け落ちていった時に、
「アハハ、お母さんブサイクになっちゃったわねぇ~!!」
って、母さんは元気いっぱいに俺に言ったんだ。

俺が病室を出ると、母さんの泣き声が漏れてきた。
俺は病院の廊下で恥ずかしながら泣いたよ。
俺の前では元気いっぱいに振舞っていたのは
親心なんだって気付いたよ。母さん、俺バカでごめん。

だから、俺が出来る事って稚拙だけど、母さんの好きな芋ようかんを買っていってやったんだよ。俺はたまに買って行ってやるんだ。
母さんが病気になる前から、給料入ったらお土産で買ってくのね。
はしゃいで、顔をくしゃくしゃにして喜んで…食べながら泣いて…

日常ってとても素晴らしいものだね。些細なことでもキラキラしている。
芋ようかんですら愛しくて、ありがたくて、
涙が出てしまうくらいのものだよ。

俺はきっとこれから、いつもの芋ようかんを買う和菓子屋を通る度に その日常を思い出して、泣いて、「ありがとう」って感謝するんだろうね。本当は眩しいくらいのものなんだよ、日常って。絶対に家族ってとてもとても眩しいものなんだよ。

だから、恥ずかしくても自分の家族にありがとうって言ってやってくれ。
暖かくてキラキラしててかけがえのないもの。
俺の中では永遠に生き続けるもの。

母さんありがとう。

…もうだめぽ。スクリーン半分涙で見えねぇよ。。。


97 :61 :04/07/27 08:08
今は家に取りに来なきゃいけないものがあって帰ってきた。
急いでるのにウケるよね。
2chに書き込んでる暇があるならさっさと病院行けって感じだろうね。
病院行きたくないんです。
母さん、死んじゃった。

朝死ぬことねぇだろ…本当に母さんらしいね。
ほんっと、人騒がせな親だよなァ。
ねぇ、母さん。死んだら芋ようかん食えないよ?
死んだら、買って行ってあげないよ?
死んだら食べれないんだよ?
本当に急すぎて、ネタだと思われるだろ?
人騒がせだなァ…

母さん、ムカついてるでしょ?
医者にはあと一ヶ月って言われてたのにね。
一ヶ月、芋ようかん食べれたのにね。俺も買って行ってあげたのにね。

何でだよ、棺おけに芋ようかん入れたくないよ。

買って行くから、また食べてよ。

また笑ってよ。

また俺の名前呼んでよ。

142 :61 ◆1Z4mF1mWnQ :04/07/27 20:34
最初って涙なんか出なかった。
親戚や友達に連絡して、それはもう事務的にお通夜とかの準備をしなければいけなくて。涙を流す暇がないっていうのかな。オヤジも姉ちゃんも、同じように忙しくて悲しみにひたる余裕はないって感じでした。忙しさに追われたから、俺は今日の一日を冷静でいれたのかも。

一度、家に帰ってくる時に三人で夕飯食べたんだ。ハンバーグ食べた。
オヤジが、「うまくないなぁ…か…」
って、言葉詰まらせてイキナリ泣き出したんだ。子供みたいに。

俺はすぐ分かった。
その、「か…」の後に続けようとした言葉がすぐに分かった。
オヤジと母さんはよく食べ歩きが好きで、うまい店があると家族サービスとかいってはよく連れて行ってくれてたんだよ、俺と姉ちゃんを。

オヤジは「うまくないなぁ、母さん」って
いつもの癖でついつい言ってしまうところだったんだろうね。
俺は黙ってた。姉ちゃんも黙ってた。
俺は泣かなかった。泣けなかった。黙って食べてた。
何かしゃべったら俺も崩れてた。

今日の夕方もむしむしと暑くて、地元のスーパーはいつも通りにぎわっててさ… 思わず寄ったよ。特売のトウモロコシと枝豆売り場には主婦が沢山いてね
その中に母さんいるんじゃないかって、バカげた子供みたいな考えに変な期待持っちゃって。
「アツシ、トウモロコシ買ってきたから茹でてあげるからね~ッ!」
って、 一昨年の夏みたいに、笑う母さんの顔が見たかった。
こんなクソ暑い夏に、リビングで寝っ転がりながらトウモロコシを食う俺の行儀悪さをうるさく言う母さんの声が聞きたかった。

ああいうのを本当は小さな幸せって言うんだろうね。
けど、小さすぎて当たり前すぎて見えないんだよ。
いなくなってしまってから初めて分かるんだ。
それがビー球みたいにいろんな色があって綺麗で素朴でキラキラしてるって分かるんだよ、きっと。

152 :61 ◆1Z4mF1mWnQ :04/07/27 23:57
もう今日でここに書き込むのは最後にします。
みんな色々と辛いことを乗り越えての今があるのだと思いました。

だから俺だけ弱くてうじうじしていてはいけない。みんなが通る道なんだよね。けど、今だけ俺の弱さをどうか許してください。昨日の今日では強くなれない…

悲しすぎる。

オヤジが俺に封筒を渡してきました。
葬式までに必ず読んでおけって。オヤジはその中身を知らなかったらしい。姉ちゃんの分もあるって言っていたから、母さんからのものだってすぐに分かった。

俺は本当に弱い。もっと強いものかと思っていたら全然違った。弱すぎだ。
その封筒の中身を読んで、泣きじゃくった。今も涙が止まらない。どうして2chに書き込んでいるのかもよくわからない。誰かに聞いて欲しいからかな。誰かに何か言って欲しいからかな。

「アツシへ
お母さんがこんな手紙を書くことなんてなかったからさぞかしビックリしているでしょう。
アツシも知っている通り、お母さんは後三ヶ月くらいなんだってね。今のお医者さんはすごいね、余命をすぐに言ってくるなんてね。時代は変わりましたね。お母さんがお婆ちゃんを亡くした時は、ひた隠しにされたのにね。こっちの方がスッキリしていいかもね。
お母さんね、もっとアツシとナミを見ていたかったんだけどね。ごめんね。
あと三ヶ月しか見れないのか、うーん、残念だよ。
アツシ、旅行に連れて行ってくれるって言ってたしね。お母さん、北海道がいいな。美味しいものを家族で食べに行きたいじゃない。それで小樽にも行ってみたいんだ。アツシ、お母さん頑張って元気になるから、その時は北海道旅行をよろしくね。

153 :61 ◆1Z4mF1mWnQ :04/07/27 23:58
あなたは家族思いの良い子です。言葉遣いは汚いけど、それが照れ隠しなんてお母さんはちゃんと知っているんだからね。だてにあなたを23年間も育ててきた訳じゃないんだから。あなたとナミは私達の自慢の子供です。
あなたもいずれ親になって分かると思います。自分の子供がどんなにかわいくて仕方ないか、絶対に分かる日が来ます。お父さんが頑張って働くのも、お母さんがご飯を一生懸命に作るのも、
あなたたちがかわいいから。あなたたちを愛しているから。あなたたちと幸せを創り上げたいから。それが親心だよ。アツシも絶対に分かるはずだよ。
けど、お母さん、子供孝行出来てないよね。あと三ヶ月の間に出来る事って何かを考えたんだけど、お母さんバカだから分からないや。ごめんね。
だから、この手紙はあなたたちに謝りたくて、今こうして書いているの。
無責任な親だね、無責任なお母さんだね。ごめんね、お母さん無責任で。

アツシ、お母さんの子供で幸せでしたか?
お母さん、自信がないな。お母さんなりに頑張ってきたつもりだけど、自信ないよ。
だから、この手紙を読んだら、素直にお母さんに言って。
お母さんの息子で幸せだったか、素直に言って。
もし、幸せだったなら、お母さんもっと頑張っちゃう。
もし、幸せじゃなかったんなら、お母さんもっともっと頑張っちゃう。
大好きなあなたたちの為に、お母さんは頑張るよ。エイエイオーって頑張るよ。
あなたたちを授かって良かった。本当に良かった。
お母さんは幸せ者だね。幸せすぎるね。

あ、しつこいけど、お母さんは夏くらいに北海道行きたいな。家族で行こうよ、北海道。きっといいところだよ。美味しいものたくさん食べようね。アツシの運転する車で、北海道をぐるぐる家族四人でまわるの。ステキでしょう。期待してるよ、アツシ。ナミには別のものを頼んであるから一人だけの手柄なんかにしないこと!
夏に家族四人で北海道行こうね、お母さん頑張るよ!!

字が汚くてゴメンね。
お父さんも、ナミもアツシも、お母さんはみんな愛してるよ。幸せだよ。

                        アツシのお母さんより 」

って。書いてあった。

160 :61 ◆1Z4mF1mWnQ :04/07/28 00:52
これで最後です。
俺は忘れてはいけないことがあります。
俺が自己満足で書き込んで、それに対しての温かい言葉、煽り、
全てにありがとうと言いたいです。
みんな、ありがとう。

母さんを北海道に連れて行けなかったことが残念でなりません。
そして、弱い俺はいまだに涙を流しっぱなしです。

家族を大切にして下さい。愛情を素直に受け取って下さい。
小さな幸せを大切にして下さい。
恥ずかしがらずに「ありがとう」と言って下さい。

俺はみんなに感謝しています。みんなの優しさにひたすら感謝です。
夏が過ぎて秋になって、冬になって、どんどん季節が廻ります。
その中での「ありがとう」って、誰にでもあるはずです。
素直にありがとうと言える事は素晴らしいことです。
涙が流せるくらい、美しいものです。
みんなありがとう。

母さんありがとう。
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193 :Mr.名無しさん : 04/07/28 23:30
今日はろうそくを絶やさぬように、寝ずの番です。
遺影の母さんは笑っています。