2007/11/25

愛についてどう思いますか・・今、幸せで十分だと思う

メンタルヘルス・ウェブログ

僕は一番最後の「今 幸せで十分だと思う」っていう部分に共感いたしましたが・・・
何故ならば、「今」という二人の空間が過去を許し未来をつくりあげてゆくものだなと感じるからであります。

以下は「愛についてどう思いますか?」という問いかけに対する書き込みのクリップです。

「私は現在ネットでしりあった旦那と一年半の遠距離を大恋愛で一緒になりました。旦那はこれからも気持ちは変わらないと言ってくれますが実際に時間がたてば冷めるのでしょうか?みなさんは結婚後何かかわりましたか?愛ってどう感じてますか?
  • 愛は与えることとかって言う人いるけど、そんなの自己満足だと思うの。愛ってもっと時間とか経験で変化して「いてくれるだけでいい」ってなると思う。愛は、結局、「いてくれるだけでいい」に変化する
  • 昔は強く愛してましたね。幸せすぎる!って時もありましたよ。今は強い愛はありませんが幸せです。愛はなくなっても、気持ちはさめないように、さめられないように
  • 僕はただいま大学一年です。中高男子onlyだった為女性と接するのはここが初めてとなります。今片思い中なので性格や価値観の違いなどはどうでもよくなってしまいます。性格や価値感なんてどうでもいい。ただ思い合えばいい。ベストパートナーになれればいい。
  • 新婚の時は幸せですね。私もそうだったし・・・でも子供が出来てしまうと自然と子供のが大事になってきてしまうんですよね。主人の嫌な所ばかり見えてしまって・・・新婚の時は幸せ。だが、きっと愛なんてなくなる。子供のほうが大事になる。
  • 最高のパートーナーというのは、空気みたいなものなのかなって思ったりはします。いつもはあるのかないのか気には留めないのだけどいつもそこにあってなくては困るもの。最高のパートナーは空気みたいなもの。
  • 私は最初、だんなが嫌いで嫌いでたまりませんでした。でも、今は毎日1つずつ好きになっていってる気がします。恋愛はわからない。最初嫌いでも、一つ一つ好きになっていく
  • 結婚して7年目、一緒に暮らして11年目です。時間が経つにつれて変化したものはたくさんありますが、ただ一つ変わらないものがあります。お互いに唯一無二の存在だと思う気持ちです。それが「愛」だと思っています。当然、気持ちは変わっていく。でも変わらないもの。お互いを無二の存在だと思う気持ち。それが、愛。
  • 結婚して約1年ですが、新婚当時と全く変わりません。家族という意識はあるけれど、夫婦でもちゃんと恋愛していますよ。旦那が家にいる時、スッピンでいると「自分の前でもきれいにしてよぉー」とスネます。独身の時は、いつも一緒というわけには行かないので今は幸せですよ。パートナーが「綺麗にしてよ」とスネる気持ち。それを喜ぶ気持ち。
  • そういえば結婚したての頃は妙な不安があったような~..十数年経つと同士的感覚になってます。二人の関係はカップルによって様々ですよ。結婚したては誰もが不安。時を経て、自分の気持ちの変化を楽しむのがいい
  • 愛って与えるだけじゃいけませんよね?やっぱいただかないと。愛って貯金できないからたまらないんですよねぇ・・・うちも愛情が情へとかわりつつあります、かなしい現実ですけど。人それぞれ愛の表現の仕方ってちがいますから、ホント難しい。愛って貯金できないもの。愛は情にかわる。ホント難しい。
  • うちは私が大学生の時に当時高校生だったバイト先の客とつきあうようになって。それが旦那です。結婚する前は私のほうが「大人の女」みたいな感じで向こうが頑張ってくれてたのに、今は扱い悪い!でも嫌いになったわけでもなく、他に女ができたわけでもなく、彼なりには大事に思ってくれているみたいです。結婚すると、愛情の形や表現方法が自然と変わる
  • 私は、一緒に住み始めて7年が経ちますが今でもラブラブですよ!まだ子供はいませんがお風呂に入るときもご飯を食べるときも全て一緒です。休みの日も一緒に遊びます。姑のことでたまに喧嘩もするけどすぐ仲直りします。二人の性格と価値観ががっちり合えばずーっとラブラブでいられるような気がします。二人の性格と価値観が合えば、なんでも乗り越えられる
  • うちは結婚まだですが、ダラけてしまって、いつでもいいかーってな感じです。それでも愛情だけはなくならないと確信してます(笑)一緒にいる時、素の自分でいられること、すぐに眠れること。私がイチバン幸せで愛情感じられるときです。一緒にいて素になれること、すぐに眠れること。それが一番愛情を感じられる瞬間。
  • ある男性と七年付き合った後知り合った今の主人とは1年3ヶ月の交際を得て結婚しました。熱々の関係を続けるのは無理だけど、安心感とか信頼とか色々な意味で今はとても幸せです。結婚は人生と同じなので色々ありますが今が幸せなら良いのでは?人間性が大切。安心感、信頼感があればいい。
  • みなさんお若くて羨ましい(笑)私たちは来年には銀婚式を迎えます。学生結婚で貧乏の極みから家を持ち、一人娘は大学を卒業させて、贅沢は出来ないけれど二人でボウリングを楽しんだりタンデムツーリングをしたりと。今でもしっかり、ときめいて愛し合っています(笑)銀婚式でも、今でもときめいて愛し合ってる
  • わたしも冷めてますね。子供ができたら変わるかも知れませんよ?できればそのままの気持ちを持ちつづけられればいいのでしょうが難しいですね。今の気持ちを大切に。愛は覚める。でも子供が出来たら変わるかも・・・。今の気持ちが大切に
  • わたしも知り合って半年後には籍を入れてました(笑)。丸12年になりますが、今は空気のような存在?居て当然の相棒といった感じです。うまく言えないけど、冷めるというより、落ち着く?紐でグルグル巻きにするのではなく、風呂敷みたいな愛情(なんだそりゃ)って感じです。今では紐でぐるぐる巻きでなく、風呂敷で包むような愛です。
  • 私は結婚して2年目です。う~ん。旦那にドキドキするようなことはもうありません。言うならば恋愛の愛というより仲間・同志愛かなぁ。今、これを書いてる時に隣りで旦那がオナラしてヘラヘラ笑ってます。恋愛の愛より、仲間・同士愛になっています
  • 私は旦那にビビビッときてすぐ1年後に結婚しました。何に関しても私の理想どうり。今は3年目。幸せと感じてもいましたが子供が出来幸せだけど子供の方に目がいくので幸せ過ぎで心配はしなくなりますよ。今幸せで十分だと思う」



2007/11/22

憎しみでも恐怖でもなく愛していると伝えたかったということ(NY 9・11事件)

メンタルヘルス・ウェブログ

家族に向けた最後の言葉 ◇ NY 9・11事件から(日刊スポーツ)

同時テロで犠牲になった人たちは、最愛の人に携帯電話でメッセージを残し、帰らぬ人となった。米メディア報道などを基に犠牲者の最後の言葉を集めた。

▲ブライアン・スイーニさん(38)

「自分らしい人生を生きて幸せになってほしい。絶対にだよ」
ブライアンさんは貿易センタービルに激突したユナイテッド航空機に乗り合わせた。妻のジュリーさんに電話したのは衝突のきっかり5分前。
「状況は悪そうだ。愛している。もう1度話したいが、だめなら、また天国で会おう」

▲トマス・パーネットさん(38)

ペンシルバニア州ピッツバーグ郊外に墜落したユナイテッド機から妻のデューイさんに携帯電話をかけた。
「みんな死ぬことは分かっている。だけどここにいる3人で何とかしてみるつもりだ」
大統領山荘を狙っていたとの情報もある同機は目標をそれたが、乗客との格闘が原因との見方が出ている。
「愛している」と言ってトマスさんの通話は途絶えた。

▲シーシー・ライルズさん

ユナイテッド機のスチュワーデス。フロリダ州に住む夫と4人の子どもに電話した。
「どんなに家族を愛しているか知ってほしい」 
背後では乗客の叫び声が聞こえたという。

(「日刊スポーツ」2001.9.15より)

"CNNを見ていて、先ほどキャスターの女性が、ハイジャックされた飛行機から電話をかけてきた乗客の最後の言葉についてコメントをしていました。
「死を悟った人達の最後の言葉は、憎しみでも恐怖でもなく『愛している』という愛の言葉で した」と。
胸がつまって、とても苦しくて、たまらなくなり ました。 事件に関していろいろな思いや、意見が交わされ、報道される中ですが、ものすごく心に響いた一言でした。
うまく言えないのですが、1 つ1つの言葉が何度も何度も頭の中を回るのです。死を悟った人が、憎しみでも、恐怖でもなく、愛していると伝えたかったということが・・・"
2001.913のとある掲示板より」



2007/11/21

家族・地域の絆を再生する国民運動で考えてみる家族という存在

メンタルヘルス・ウェブログ

家族・地域の絆を再生する国民運動において、子どもを家族が育み、家族を地域社会が支える、そのような社会であってこそ、少子化に係る各種支援施策が効果を発揮するとの視点に立ち・・・
本年度平成19年より「家族の日」および「家族週間」が制定されています。
毎年11月の第3日曜日が家族の日。そして、その前後2週間が家族週間と言う訳でありますね・・・。
すなわち今年の家族の日は11月18日であり、家族週間は11月11日~24日となります。内閣府はこの記念日制定にともなって「少子化対策と家族・地域の絆に関する意識調査」の統計結果を公表しています。
少子化対策と家族・地域の絆に関する意識調査

家族って何?なんて事を考えた場合、僕的には・・もともと他人だった者同士が運命なのか奇跡なのかとも思える出会いのもと、夫婦という枠の中で子供が生まれ切っても切れぬ親子の縁を授かり、すなわちそれは絆とも表現できるものであろうかと考えつつも簡単に説明なんて出来ぬ程、抽象的でもあるものかなと感じるところではありますが、今の時代・・そんな「絆」を深く考えてみたりするのも時にナンセンスなのかなと思うほどドライでクールな世の中でもありますよね。だから人付き合いも少々、寡黙な感じの方が差し障りがなく上手くいくような気もしないでもありません。どっちにしても家族というものは非常にかけがえの無い存在であり人間って、守り守られながら支えあって生きているんですから身近過ぎて日頃・・・忘れがちな「家族という存在感」を今一度、再認識するにはこういう記念日があってもいいんでしょうね。
しかしながら、なかなかメディア等から記念日に関する情報発信は少ないなと体感しますし、無数にある今日は何の日?の中の一項目に過ぎないのであれば、せっかく新しく制定されたものも時間と共に色あせていってしまうことも否めないような・・・・?
心の時代に家族のメンタルヘルスを向上させてゆく為にも、家族の絆について深く考えてみるのは非常に大切なことであると感じるところであります。


2007/11/18

「それでも生きて行こう」より

メンタルヘルス・ウェブログ

11 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:19
小学生の頃、いじめられていた。
石を投げられる。殴られる。
転校する時、担任が一言。
「君にはお別れ会なんて必要ないよね?」
中学生の頃。周りは小学校と同じメンバー。
暴力が続くと思いきや、とことん無視される。
休み時間は寝たふり。
給食は席をくっつけるが、誰も話に入れてくれない。入れない。
やることがないので、勉強を一生懸命やる。
人の十倍はやっただろう。そして学年で20番の成績を取れた。
あれだけ勉強して、20番。

13 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:22
高校生の頃。
普段は酒を飲まず、とても優しかった母親がめずらしく酔っていた。
抱き上げた俺に向かって泣きながら言った。
「ごめんね…産んでごめんね…」
どんな言葉よりも辛かった。

21 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:24
そんな俺にも初めての友人ができた。
高校2年の始業式。
前の席だった奴が話しかけてくれた。うれしかった。
そいつはとても面白くて、いつもクラスの中心にいた。
それでも俺と話してくれた。ほんとにうれしかった。

27 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:29
あるとき、トイレで用を足している(大)と、外で話し声が。
男1「おまえさあ、あいつと仲良いよな、○○。なんでよ?」
男2「そうそう、お前と性格合いそうにないのにな。」
そして、友人の声
「いや、一応席近いしさ、話しかけないとまずいと思ったのよ。ほら、俺ってクラスの人気者じゃん?誰にでもやさしくしとかないと。ま、それでも友達にはなれないけどね。」
トイレから出れなかった。

35 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:34
父親に悩みを打ち明けたことがあった。
俺は何で生きてるんだろう?何の為に生きてるんだろう?
…もう死にたいよ。
父親は俺にそっくりな無愛想な顔をして
「…生きてれば良いことがあるかもしれない。少なくとも俺はお前の母親と出会えて、お前という息子を授かって、幸せだ。ま、あいつ、不細工だけどな」
そんな父親が過労死で死んだ。
会社は一切認めてくれなかった。
葬式にきた数人の同僚、部下、上司は笑っていた。
彼らにとってはどうでもいいことだったんだろう。
涙は出なかった、怒りも沸かなかった。
ただ呆然としていた。
母親も俺と同じ顔をしていたのが印象的だった。

41 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:39
ちいさな会社に入った。
運送業者の事務だ。
皮肉なことに父親と同じ業界。
入って3ヶ月目の上司の評価
「使えない」
みんなの前でこき下ろされた。
でも、しょうがないと思ってる。
俺は、本当に使えない奴だから。

48 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:42
仕事は忙しかった。40度近い熱でも休まなかった。休めなかった。
それでもある意味幸せだった。
忙しさに、すべてを奪われていたから。
すべてを忘れることができたから。

59 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:50
会社に入ってから3年。
いまだ使えない奴扱いの俺に唯一笑顔をみせてくれる娘がいた。
その年に入ってきた新人の女の子だ。
「おはようございます」の一言と、その笑顔が俺を癒してくれた。
「変われるかもしれない。」
すでに人を好きになることを諦めていた俺がそう思った。

67 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:53
数ヶ月後。
いまだに笑顔を見せてくれる彼女を夕飯に誘った。
誘えた自分が誇らしく思えた。別の人間かと思った。
彼女の答えは
「もちろん、行きます。どこに連れて行ってくれるんですか?」
生まれて初めて、生まれて良かったと思えた。

73 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:57
告白した。いろいろ考えて考えて…何度も練習して…。
それなのに、言えたのはたった一言。
「す…好きなんです。付き合って…ください…」
自分でも情けなくなるくらいしどろもどろだった。

86 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:00
「ごめんなさい。今は付き合うとか考えられないんです
いろいろやりたいことがあるんです。」
彼女はそう言った。
悲しかったけど、妙に納得してしまった。
ある意味で嬉しかったのかもしれない。彼女の断り方が。
数ヶ月後、彼女は寿退社をした。
相手とは3年付き合っていたらしい。
結婚式には呼ばれなかった。

101 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:05
傷心…そんな気持ちを抱くこともなかった。
「そんなもんさ。いつものことだろ。」
いつのまにか口癖になっていた。
仕事に命をかけよう。父親のように。
今はそれしかない。
仕事だけは俺を必要としてくれている。
…やることはたくさんある。

123 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:12
「お前、この仕事向いてないよな?自分でもわかるだろ?
辛いだけだぞ?こんな仕事続けても。
まだ若いんだから転職でもしてみたらどうだ?」
ある時、上司から告げられた。
俺は馬鹿だけど、上司が何を言いたいのかは分かった。
次の日、辞表を出した俺に上司はうれしそうに
「お疲れさん!」
同僚たちはいつものように仕事をしていた。
いつも以上に忙しそうに。

145 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:19
その日夜遅くまで公園で時間を潰した。
家に帰った俺に、母親がいつもの笑顔で「お疲れ様」といった。
「会社、辞めてきたよ」と言った俺に、一言。
「お疲れ様」
同じ笑顔だった。

160 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:24
数ヶ月前。
職を探していた俺が、いつものように家に帰ると母親がいなかった。
夜遅くに電話が鳴った。
病院からだった。
母親の声だった。
いつもの優しい声で、具合が悪くなったので医者に言ったら入院するように言われたこと。
今日はもう面会できないから、明日必要なものを持って病院に来て欲しいことなどを告げられた。
次の日、保険証やら着替えやらをもって病院に行った。

170 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:29
癌だと、医者から告げられた。
末期の胃癌だったそうだ。
もう、助からないらしい。
いつものように優しい母親。
目を見ることができなかった。
一人で家に帰って、父親に告げた。
父親の前で泣くのは、これが2回目だった。

189 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:36
1ヶ月ほどたった日、母親がかすれた、それでも優しい声で言った。
「もう助からないんでしょ?分かってるのよ。」
俺は黙ってしまった。
母親はいつものように優しい声で
「どう?仕事は見つかりそう?」
話題を変えた。
俺は我慢しきれずに泣いてしまった。
母親はずっと俺の手をさすっていた。

196 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:39
数少ない親戚が久しぶりに集まった。
「あの人は本当に良い人で…」
「惜しい人を…」
どこかで聞いた台詞であふれていた。
俺は淡々と喪主を勤つとめた。

205 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:44
ここ数ヶ月、ずっと独りで、とても広く感じていた家。
その日からさらに広く感じた。
骨壷は思っていたよりも軽かった。
家に帰った俺は机の上においてあったノートを手にとった。
母親の病室の、枕の下から出てきたノートだ。

216 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:49
日記だった。
入院してから、1ヶ月くらいから、死ぬ2,3週間前までの。
その日記は父親との会話でつづられていた。
2,3日分の日記を読んで、泣いてしまった。
書かれているのは全部俺のことだった。

234 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 01:00
最後のページから数日前の日記。
その日記だけ、俺宛だった。
○○、あなたにずっと謝りたいことがあったの。
○○がいじめられていたこと、ずっと知ってたの。
でも、私は弱い人間だからただ優しくすることしかできなかった。
学校に行こうかとも思ったけど、行けなかった。
いつも○○が優しい顔で「今日も楽しかった」って言ってたから。
だれにも言わずにがんばっている○○を裏切れなかったの。
覚えてる?高校2年の頃。私は酔ってあなたに言ってしまったね
「産んでごめん」って。
本当にごめんなさい。あのときは本当に思ったの。
あなたがこんなに辛い思いをしているのは私が産んだせいだって。
(中略)
私はあなたを産んで本当に良かった。幸せだった。
だから、あなたにも幸せになって欲しい。
あなたなら幸せになれる。お願いだから、なって。

245 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 01:03
俺は驚いた。
まさか、あそこまで潰れていた母親がそんな事を覚えてるとは思ってもいなかったから。
ずっとそのことで悔やんでいたんだと思った。
優しくともすこし陰のある笑顔はたぶん、その後悔から来てたんだろう。
号泣した。
どこからこんなに涙があふれてくるんだろう?
死ぬことを考えていた俺は思った。幸せになろうと。

「それでも生きて行こう」




2007/11/13

園芸療法について

メンタルヘルス・ウェブログ

園芸療法・・・身体や精神に障害のある者に対して、園芸に関した作業を行うことにより、その動作能力や社会的適応力の回復を図る。
もともと園芸療法は、前述のような環境の人々の為に始まりましたが、昨今の高ストレス社会への環境変化の中、それに分類されない多くの人々においても、植物の癒しの力を求めるようになりました。米国においては、終戦後の傷病兵の心のリラクゼーションとして「園芸療法」が始められたと言い、その影響によりヨーロッパにも広がります。そして専門の園芸療法士のもとで、障害者のリハビリテーションの一部として本格的に治療として行われるようになったそうであります。
日本における園芸療法の目的としましては・・・
高齢者にはと生きがいを持たせる事による老化防止。
身障者には園芸作業を通じて得られる達成感を糧として連携する辛い理学療法に取り組んでゆく自立心を育てる。
疾病患者には園芸作業を通じて最後まで諦めない勇気を起こさせる。
僕は、そんなように学び取りましたが・・・。その他にも身近な地域社会においては、同じ趣向の持ち主との意思疎通や情報の共有を持つ事により閉ざされていた他人との交流の扉をノックする機会も生まれてくるのではと考えるところであります。
いかんせん・・・園芸と一口に言いましても根気と体力も要するものでありましょうからメンタルヘルスの状態悪化の最中においては時に、逆効果とも言えるものでも有り、かなり状態の良くなりつつある時期において、「そろそろ花いじりでもしてみないかい?」
なんてゆうふうに誘ってみるべきものかもしれませんね。
悩みや不安が堂々巡りを繰り返す状態の中、花で癒される訳ありませんしね・・。
ですから、花を花として美しくも可愛くもと感じ取れる時期にあれば特に女性においては効果的な療法であると感じるところであります。
大袈裟に「園芸療法」と捉えずとも、ただ単に「花を楽しんでみる!」でもいいんですからね。
うつ病って言う病気の症状を抑える為に飲んでいた抗鬱剤が、これからの再発予防の為に飲む抗鬱剤へと変わりつつあるタイミングに、園芸療法を併用してゆくならば・・・きっと花の優しさと植物の強さに触れることができるはずだなと感じるところであります。



2007/11/11

愛し合う二人というもの

メンタルヘルス・ウェブログ

ダンス・ミュージカル作品で活躍を続け映画俳優であったGinger Rogersさん(ジンジャー・ロジャース:1911~1995)。
1940年には『恋愛手帖』でアカデミー主演女優賞。
この人の残した名言に次のような言葉があります。

When two people love each other, they don't look at each other.
They look in the same direction.


愛し合う男女というものは・・・
互いに見つめ合っているのではなく
二人は同じ方向を見て生きているのです。

・・・という内容のものであります。
見つめ合う・・愛し合う・・。
勿論それも、愛し合う形ではあるんですよね、確かにね・・・。
しかしながら、そんな愛の形をも超えた「愛し合う」っていう姿というのは、この人の言うように同じ方向に向いて歩んでゆくこと。
人生というステージの中で二人で共に進んでゆくことが出来るならば、
あらゆる障壁に対しても多分・・二人は惑わされることなんて無く、
いつまでも愛し合う二人でいられるのかもしれませんね・・。



2007/11/10

美輪さんから学ぶこと

メンタルヘルス・ウェブログ

シャンソンやジャズのプロの歌い手として有名な・・・
美輪明宏さんの著書愛の話 幸福の話という本の中で、ある女の子の質問に答えている節があります。

「相談~
私には精神障害を持つ兄がいます。封建的な地方の住まいで、周りからも偏見も多く結婚にも支障が出ています。付き合っていた相手の親に、兄のことを悪く言われたり身辺調査されたりしてきました。人並みに恋愛もしてきましたが、このままだと結婚できないかもとも思ったりします。両親も頼りにならず将来の不安ばかりが襲ってきて、やりきれない気持ちになります。(28歳・派遣社員)

答え~
あなたはラッキーだったんですよ。大災難から逃れられたんだから。
お兄さんへの偏見に限らず、世の中には多くの偏見があるけど、偏見をもつことを恥と思わない、それ以前に偏見を自覚していない連中は、しょせんクズのレベルでしかありません。
“類は友を呼ぶ”というように、そういうレベルの人は同じようなレベルの人とくっついて「自分達が低レベルな知性しかもたず生きている」ことすら気づかないで一生を終えるわけ。そんな連中と家族の契りを結ぶような不幸がおこらなくてよかったじゃないの。
結婚後にお兄さんの障害がわかったらどうなっていたことか。またはお兄さんが障害をもってなくても、そんな低レベルな人たちのところに嫁に行ったらどうなっていたか。想像して御覧なさい。そういう視点で見れば、お兄さんは相手の男とその家族がクズかどうかを判別してくれるリトマス試験紙のようなありがたい存在だともいえるわけ。あなたが、ろくでもない人間と長いことかかわらないですむのは、お兄さんのお陰でもあるのです。
少数派ではあるけれど「お兄さんはお兄さん。あなたはあなた」ときちんとらえることができる、中身のしっかりした人だって、この世にはいますよ。
ただ、あなたにはもっとやっかいな問題があります。
いちばんの大きな落とし穴といってもいいかもしれない。それはあなたが「結婚すれば幸福になる」「結婚しないと暗い将来しかない」と思い込んでいること。
友人知人古今東西の有名人まで、結婚して、絵に書いたようなバラ色の人生を送っている人がどれだけいるか。結婚してしあわせ一色になる夫婦なんて言うのは圧倒的に少数派であるということぐらい周りをみまわしてみればわかることです。
「結婚=幸せ」だったら、この世に離婚も不倫もないはずです。
他人と一緒になって添い遂げるということは、大いなる妥協と忍耐と諦めを引き受けなければならないっていうこと。その覚悟がないと「こんなはずじゃなかった」と愚痴ばかりこぼす人か「どこかに完璧な結婚生活がある」と結婚離婚を繰り返す人になります。
今のあなたでは結婚したとしても、二つのどちらかに転ぶでしょうね。
一人で生きていこうと、連れ合いとで生きていこうと、人生は困難の連続です。だからお兄さんのことは一切関係ありません。
今の環境が嫌なんだったら、一人暮らしをして、結婚をしたいのなら、その困難を覚悟のうえで相手を探せばいいだけの話。独りで生きていくことを決めたのなら、他人が口を挟むことのほうが間違いです。
世間体とか周りの目なんて、ビタ一文もくれやしません。何か会ったら悪口をいうために存在しているのが世間なんですから。」


2007/11/09

素敵な夫婦

メンタルヘルス・ウェブログ

女性が夫の手を握ると即座にストレスを解消できる 例えば、足をどこかに思い切りぶつけてしまってウンウン唸りながらも人は自然に自分の手で「その痛いところ」をかばうようにさすったりしつつ・・・段々と痛みが和らいでゆくような・・・。そんな不思議と言えば不思議であろう人の手の力。
人の手というものは、持つ・書く・のような機能的な部分だけでは無く、人の感情を伝える様々な要素を持ち合わせているんですよね。また手の神秘的?エネルギーと言って、両手のひらを3cm位の間隔迄・・・接近させることと、ゆっくりと離してゆく事を繰り返しながら段々と、両手のひらをギリギリ間隔迄・・近づけたり、離したりすることを繰り返す。そうすると接近したら反発し、離すと引き寄せられているような感覚が発生する・・。すなわち、これが手から発する気の力であり痛いところに接近させて、思念を集中させるならば強大な治癒力を効する可能性がある・・・?。科学的な部分は別として僕もこういう現象?は解らないでもありませんね。実際・・・自分の子供達が足を擦りむいてワンワン泣いてる時は本能的に手で患部を覆うようにしながら大丈夫大丈夫・・強い子強い子!なんてやってますし、自分でも体の痛みの場所に対しては、必ず手で包み込むような挙動をしますしね・・・。やはり、手というものは何かしらの心のパワーを伝達することの出来る機能があるんでしょうね・・・。
ところで、そんな僕の手ではありますが、結婚して10年以上も経てば妻と手をつないで歩くなんて行為も少なからず「照れくさすぎる?」もんでありましてついつい、人の目を気にしてしまう部分も有るにはあるんですが女性からすると、手をつなぐということは非常に安堵感をもたらす行為であるようです。
何年経っても手をつないで歩ける夫婦。手をつなげる夫。
それは多分、かけがえのない幸せであるんでしょうし、とっても素敵なこと・・・。

webclip
「女性が夫の手を握ると即座にストレスを解消できるという研究結果が、医学誌「Psychological Science」12月号に掲載された。研究を率いた米バージニア大学心理神経学助教授James A. Coan氏によると、手を握るというのはストレスを感じたときの小児の習性だが、これが大人にも有効だという。
今回の研究は、結婚生活の満足度をみるテストで高スコアを取得した既婚女性16人を対象としたもの。MRI(磁気共鳴画像診断)による脳スキャンを行いながら、誰の手も握らない、夫の手を握る、知らない男性の手を握るというそれぞれの条件の下で、被験者にごく軽い電気ショックを与えるというストレスを課した。ストレスを受けると、問題を解消するために脳の活動が激しくなるという。この結果、手を握っている状態のときは、夫および知らない男性のいずれの場合でも、身体的な反応を司る脳の部位が沈静化することがわかった。しかし、最も高い効果がみられたのは夫の手で、夫の手を握っているときだけは、感情を制御する脳部位も沈静化した。また、結婚生活が幸せであるほどこの効果が大きいこともわかった。結婚生活の満足度が特に高く、Coan氏が「スーパーカップル」とした夫婦では、女性が夫の手を握ることにより得られる効果がほかの女性よりも大きく、さらには痛みを感じる脳部位にも沈静化がみられた。「スーパーカップル」なら、手を握ることは一種の鎮痛薬的効用もあるという。いずれにせよ、程度の差こそあれ、誰かの助けがあれば脳の負担を大幅に減らすことができるとCoan氏は述べている。米ニューヨーク大学医学部教授Charles Goodstein博士によると、この研究は長年観察されてきたことを科学的に裏付けるもので、「同じ種の仲間同士で交流することは感情に極めて重大な影響を及ぼし、感情は身体機能に深く作用する」という。同博士は、不安の解消に薬剤が用いられることが多いことも指摘し、この研究は不安解消にもっとよい方法があることを示すものだと述べている。」



2007/11/07

うつ病とニコチン

メンタルヘルス・ウェブログ

web clip
「米デューク大学(ノースカロライナ州)医療センターの研究者らは、非喫煙者でうつ症状がある11人を、ニコチンパッチ群かニコチン非含有パッチを貼付するプラセボ群に割り付けた。被験者はうつ症状の度合いを評価する質問項目に答えた。その結果、8日間以上ニコチンパッチを貼付したグループでは、うつ病評価点数が有意に減少していた。研究者らは、今回の結果はうつ病患者に喫煙やニコチンパッチを勧めるわけではないと警告、喫煙は米国の死因の第一位であり、ニコチン依存に伴う危険性はうつ病への効果よりはるかに重いという。同大ニコチン・禁煙研究センターのJoseph McClernon氏は「今回の研究が、公衆衛生上大きな問題となっているうつ病の新しい治療法開発の刺激となることを期待している」と述べている。研究は米医学誌「Psychopharmacology」9月11日オンライン版に掲載された。製薬会社は、ニコチンが持つ依存性を避けながら有益性を発揮する、ニコチン製薬剤の開発にすでに着手している。」

僕は愛煙家ではありませんが喫煙者であります。愛煙家では無い・・・?
つまりは、やめた方がいいのは理解しているけれども吸ってしまう・・。
特に、うつ病家族として非常に家庭の空気が荒れてしまった時なんかは嵐の後にふと・・・
家の外へ出て夜空を見上げて煙草を吸うと癒されてしまうような感覚になってしまうんですよね・・。俗に言うイライラ解消も兼ねて煙草の本数の増えてしまうみたいなものかもしれませんね。確かに、煙草というのは極度に緊張したり苛立ってしまった時なんかはスーっと自分の感情を冷やしこんでくれるような気がしないでもありません。勿論これは僕の一般人としての低次元な見当であり上記のような医科学的な観点とはほど遠いものでありますが・・・。


2007/11/06

「うつ病だから」と言いますが・・・

メンタルヘルス・ウェブログ

以下・・web-clip
「一人暮らしをしていた姉(34歳独身)が部屋を解約して、就職できた会社を辞めて実家に戻りました。理由は「うつ病」とのことです。両親は年もいっていてかなり老後の心配をしています。そのうえで姉の心配もしているのですが。以前にも姉は一人暮らしをしていますが「うつ」が原因で仕事を辞め家賃が払えなくなり実家に戻っています。今回で二回目です。ただ、今回のうつの原因はどうやら男性にもてあそばれたらしいのです。確かにショックだとは思いますがそれだけで会社を辞めたりせっかく借りた部屋を引き払ったりできるのでしょうか?
姉は「うつ病だから」と言いますが、かなり攻撃的、被害妄想が強く振られた男性にストーカーまがいの嫌がらせ(一日に何回も電話したりメールを送り続けたり、携帯メールを受信拒否に設定したら何度も電話をかけ、でないと留守電に「パソコンにメールしたから」といれたそうです)をして相手の男性から苦情がきたり、姉の悪口(なまけてるだけだなどと言った人)に対し相手が出るまで電話をかけ続けたりします。説得に訪れる人に対し薬袋を突きつけて「私は病気なの!」と正当化するような言い方もします。うつ病だと言いながら、「気持ちを回復するために」などと言って借金をして海外旅行に行ったこともあります。そのもてあそばれた男性とは当然セックスもしていました。私から見ればなまけてるようにしか見えません。以前も派遣で働くことになった会社も「私に見合う会社じゃない」と辞めてしまいました。今は実家でひきこもっています。うつ病かどうかは別として、男性に振られたくらいで会社を辞めたりひきこもったりするなんて34歳の大人がすることではないと思います。(結婚前提とかではありません)姉は本当に精神障害なのでしょうか?・・・・・」

これを精神障害とは違う人格障害とする意見もあり・・・
うつ病でくくる、意見もあるんでしょうが。
自称・うつ病という言葉も出てきているようでありました。「自分はうつ病だ」と思い込み、「病気だからやさしく扱ってほしい」といった態度を示す。もちろん、そういう態度を日常的に続けていること自体は病的状態だといえるかもしれませんが、少なくともうつ病ではないと・・・。うつ病患者は決して自分には甘くは無く恒常的に自責の念にかられているのですから、うつ病と思い込んでしまうという行為自体に一種の気分的な障害が発生している節もあると・・・。


VDT症候群

メンタルヘルス・ウェブログ

VDT症候群VDT症候群。VDTとはテレビやコンピュータ、子供達に人気のゲーム機や携帯電話の液晶画面等をくくる総称であり、最近は道行く人々は殆どの方が携帯電話の小さな画面を見つめながら歩いているような?気もしないではない程・・・そういう風景が日常化してますよね。
中にはうつむいて携帯電話と睨めっこしながら横断歩道を渡っている・・・。
その横断歩道を忙しく横切る車。
・・・・危険ですよね。見ていてヒヤッとする事もありますよね。
話はそれましたが、これらのVDTを長期間・長時間見つめることにより目・体・心に影響の出てしまう病気の事でありまして「テクノストレス眼症」とも言うそうです。
目の症状としましては、視力の低下・ドライアイ・充血・
体の症状では首・肩・腰のこり、だるさや身体の痛み・手指の痺れ・吐きけ・等々・・・。、精神的な症状では食欲減退・イライラ・不安感・抑うつ等々・・・。
実際、僕自身も割りにVDTと戯れる?機会も多いですし症状的にも「うん・・・?」
なんて上記のような項目にピンとくるような(笑)それは別の話としまして・・・
言ってみれば、これは現代病であり働くとは外で汗をぬぐって一生懸命・・・なんて訳にもいきませんし、言わば逆らえぬ・・時代の風潮がもたらすべくして、もたらした布石とも感じたりするところでもあります。
ところで、エンジニア系統の職種の方などで症状がひどい場合は眼科の診療を受診しなければなりませんが、例えば僕のように症候群レベルのような場合は普段の生活の中で、ちょっとした工夫で随分と楽になるようでありますね・・・。

VDT作業を行う場合は、1時間毎に10分程度の休憩を採る。そして時々は、椅子から立ち上がり背伸びや屈伸運動等、適度な運動で身体の緊張をほぐす。
コンタクトレンズや眼鏡は度数の合ったものを使用する。
画面と目の距離は50cm程度離す。
画面に装着するタイプの反射光を抑えるフィルターを利用。
「まばたき」を意識的に行う。
画面の位置を目の高さよりも低くし、45度程度で見下ろす感じにする。
眩しいディスプレイを暗い室内で見つめるという事の無いように照明のバランスに配慮する。

尚、厚生労働省では平成14年度~既に「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定がなされています。
新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定について



2007/11/03

天国へ旅立つ像のお父さん

メンタルヘルス・ウェブログ

像のお父さんが天国へと永遠の旅立ちに向かうという内容であります。
現実を受け止めた像のお母さん。
哀し過ぎるほど無邪気な子供達。
父親という立場を最後まで全うしようとするお父さん。

スヤスヤと眠りこける小さく愛らしい子供達の寝顔にキスをする・・・
そんな男らしさに、熱く切ない気持ちがこみ上げてきてなりません・・・