2007/12/31

大晦日に想う。立ち止まれる強さ

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大晦日。
かなり大部分の人々が、この国の一年の区切りに向けて・・・

その流れに乗り・・・
しっかりとした足並みで・・・
時間の流れに沿って・・・
動き出している、今・・・
もしも・・・?
そういう、群れ?から・・・
はぐれていたり・・・
ついてゆけてなかったり・・・
そういうのが嫌な気分だったり・・・
そうしたくても、絶対無理だったり・・・
だとしたら・・・
そんな自分に拍手を贈ってやらないと・・・
何故なら・・・
正直に、自分を認め・・・
愛する人を認め・・・
立ち止まっているだけだから・・・
弱くないから、立ち止まれる・・・
傷付き・・・はぐれて・・・追いつけない・・・ついてゆけない・・・
そんなんじゃなく・・・
誇りをもって生きているだけ・・・
負けたのではなく・・・
ごまかさず・・・正直に・・・強く・・・ゆっくりと・・・
認めてもらうことよりも・・・
自分が自分を認められる心・・・
それが、何よりも大切で・・かけがえのないこと・・・・・。



2007/12/25

聖夜を巡るせつない物語。O・ヘンリ~賢者の贈り物

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貧しい夫婦がお互いに贈り物を考えるが、妻は自慢の長い髪を売り夫に金時計の鎖を買いますが、夫はその時計を売り愛する妻の為にべっ甲のクシを買う・・・。
愛する家族に向けた聖夜の「特別な気持ち」


賢者の贈り物
The Gift of the Magi
オー・ヘンリー作
結城浩訳

1ドル87セント。それで全部。しかもそのうち60セントは小銭でした。小銭は一回の買い物につき一枚か二枚づつ浮かせたものです。乾物屋や八百屋や肉屋に無理矢理まけさせたので、しまいに、こんなに値切るなんてという無言の非難で頬が赤くなるほどでした。デラは三回数えてみました。でもやっぱり1ドル87セント。明日はクリスマスだというのに。

これでは、まったくのところ、粗末な小椅子に突っ伏して泣くしかありません。ですからデラはそうしました。そうしているうちに、人生というものは、わあわあ泣くのと、しくしく泣くのと、微笑みとでできており、しかも、わあわあ泣くのが大部分を占めていると思うようになりました。

この家の主婦が第一段階から第二段階へと少しづつ移行している間に、家の様子を見ておきましょう。ここは週8ドルの家具付きアパートです。全く筆舌に尽くしがたいというわけではないけれど、浮浪者一掃部隊に気をつけるためにアパートという名前をつけたに違いありません。

階下には郵便受けがありましたが手紙が入る様子はなく、呼び鈴はありましたが人間の指では鳴らせそうもありません。その上には「ミスター・ジェームズ・ディリンガム・ヤング」という名前が書かれた名刺が貼ってありました。

その「ディリンガム」の文字は、その名の持ち主に週30ドルの収入があった繁栄の時代にはそよ風にはためいてきました。でもいまや収入は20ドルに減ってしまい、文字たちはもっと慎ましく謙遜な「D」一文字に押し縮めようかと真剣に考えているようでした。しかし、ジェームズ・ディリンガム・ヤング氏が家に帰って二階のアパートに着くと、すでにデラとしてご紹介済みのジェームズ・ディリンガム・ヤング夫人が、「ジム」と呼びながら、いつでもぎゅうっと夫を抱きしめるのでした。これはたいへん結構なことですね。

デラは泣くのをやめ、頬に白粉をはたくのに意識を集中させました。デラは窓辺に立ち、灰色の裏庭にある灰色の塀の上を灰色の猫が歩いているのを物憂げに見ました。明日はクリスマスだというのに、ジムに贈り物を買うお金が1ドル87セントしかありません。何月も何月もコツコツとためてきたのに、これがその結果なのです。週20ドルでは、大したことはできません。支出はデラが計算した以上にありました。支出というものはいつだってそういうものでした。ジムへの贈り物を買うのに1ドル87セントしかないなんて。大切なジムなのに。デラは、ジムのために何かすばらしいものをあげようと、長い間計画していたのです。何か、すてきで、めったにないもの ―― ジムの所有物となる栄誉を受けるに少しでも値する何かを。

その部屋の窓と窓の間には姿見の鏡が掛けられていました。たぶんあなたも8ドルの安アパートで見たことのあるような姿見でした。たいそう細身で機敏な人だけが、縦に細長い列に映る自分をすばやく見てとって、全身像を非常に正確に把握することができるのでしょう。デラはすらっとしていたので、その技術を会得しておりました。

急にデラは窓からくるりと身をひるがえし、その鏡の前に立ちました。デラの目はきらきらと輝いていましたが、顔は20秒の間、色を失っていたのでした。デラは手早く髪を下ろし、その長さいっぱいまで垂らしました。

さて、ジェームズ・ディリンガム・ヤング家には、誇るべき二つのものがありました。一つはジムの金時計です。かつてはジムの父、そしてその前にはジムの祖父が持っていたという金時計。もう一つはデラの髪でした。シバの女王が通風縦孔の向こう側のアパートに住んでいたとしましょう。ある日、デラが窓の外にぬれた髪を垂らして乾かそうとしたら、それだけで、女王様の宝石や宝物は色あせてしまったことでしょう。また、ソロモン王がビルの管理人をやっていて、宝物は地下室に山積みしていたとしましょう。ジムが通りがかりに時計を出すたび、王様はうらやましさのあまり、ひげをかきむしったことでしょう。

さて、そのデラの美しい髪は褐色の小さな滝のようにさざなみをうち、輝きながら彼女のまわりを流れ落ちていきました。髪はデラの膝のあたりまで届き、まるで長い衣のようでした。やがてデラは神経質そうにまた手早く髪をまとめあげました。ためらいながら1分間じっと立っていました。が、そのうちに涙が一粒、二粒、すりきれた赤いカーペットに落ちました。

デラは褐色の古いジャケットを羽織り、褐色の古い帽子をかぶりました。スカートをはためかせ、目にはまだ涙を光らせて、ドアの外に出ると、表通りへ続く階段を降りていきました。

デラが立ち止まったところの看板には、「マダム・ソフロニー。ヘア用品なら何でも。」と書いてありました。デラは階段を一つかけのぼり、胸をどきどきさせながらも気持ちを落ち着けました。女主人は大柄で、色は白すぎ、冷ややかで、とうてい「ソフロニー」という名前のようには見えませんでした。

「髪を買ってくださいますか」とデラは尋ねました。

「買うさ」と女主人は言いました。「帽子を取って見せなさいよ」

褐色の滝がさざなみのようにこぼれ落ちました。

「20ドル」手馴れた手つきで髪を持ち上げて女主人は言いました。

「すぐにください」とデラは言いました。

ああ、それから、薔薇のような翼に乗って2時間が過ぎていきました。 …なんて、使い古された比喩は忘れてください。デラはジムへの贈り物を探してお店を巡っておりました。

そしてとうとうデラは見つけたのです。それは確かにジムのため、ジムのためだけに作られたものでした。それほどすばらしいものはどの店にもありませんでした。デラは全部の店をひっくり返さんばかりに見たのですから。それはプラチナの時計鎖で、デザインはシンプルで上品でした。ごてごてした飾りではなく、素材のみがその価値を主張していたのです ―― すべてのよきものがそうあるべきなのですが。その鎖は彼の時計につけるのにふさわしいとまで言えるものでした。その鎖を見たとたん、これはジムのものだ、とデラにはわかりました。この鎖はジムに似ていました。寡黙だが、価値がある ―― この表現は鎖とジムの両者に当てはまりました。その鎖には21ドルかかり、デラは87セントをもって家に急いで帰りました。この鎖を時計につければ、どんな人の前でもちゃんと時間を気にすることができるようになるでしょう。時計はすばらしかったのですが、鎖の代わりに古い皮紐をつけていたため、ジムはこそこそと見るときもあったのです。

デラが家に着いたとき、興奮はやや醒め、分別と理性が頭をもたげてきました。ヘアアイロンを取り出し、ガスを着けると、愛に気前の良さを加えて生じた被害の跡を修繕する作業にかかりました。そういうのはいつも大変な仕事なのですよ、ねえあなた ―― とてつもなく大きな仕事なのですよ。

40分のうちに、デラの髪は小さく集まったカールで覆われました。髪型のせいで、まるで、ずる休みした学童みたいに見えました。デラは、鏡にうつる自分の姿を、長い間、注意深く、ためつすがめつ見つめました。

「わたしのことを殺しはしないだろうけれど」とデラは独り言をいいました。「ジムはわたしのことを見るなり、コニーアイランドのコーラスガールみたいだって言うわ。でもわたしに何ができるの ―― ああ、ほんとうに1ドル87セントで何ができるっていうの?」

7時にはコーヒーの用意ができ、フライパンはストーブの上にのり、チョップを焼く準備ができました。

ジムは決して遅れることはありませんでした。デラは時計の鎖を手の中で二重に巻き、彼がいつも入ってくるドアの近くのテーブルの隅に座りました。やがて、ジムがはじめの階段を上ってくる足音が聞こえると、デラは一瞬顔が青ざめました。デラは毎日のちょっとしたことでも小さな祈りを静かに唱える習慣がありましたが、このときは「神さま。どうかジムがわたしのことを今でもかわいいと思ってくれますように」とささやきました。

ドアが開き、ジムが入り、ドアを閉めました。ジムはやせていて、生真面目な顔つきをしていました。かわいそうに、まだ22歳なのに ―― 彼は家庭を背負っているのです。新しいオーバーも必要だし、手袋もしていませんでした。

ジムは、ドアの内で立ち止まりました。うずらの匂いにじっとしている猟犬と同じように、そのまま動きませんでした。ジムの目はデラに釘付けでした。そしてその目には読み取ることのできない感情が込められていて、デラは恐くなってしまいました。それは憤怒ではなく、驚嘆でもなく、拒否でもなく、恐怖でもなく、デラが心していたどんな感情でもありませんでした。ジムは顔にその奇妙な表情を浮かべながら、ただ、じっとデラを見つめていたのです。

デラはテーブルを回ってジムの方へ歩み寄りました。

「ジム、ねえ、あなた」デラは声をあげました。「そんな顔して見ないで。髪の毛は切って、売っちゃったの。だって、あなたにプレゼント一つあげずにクリスマスを過ごすなんて絶対できないんだもの。髪はまた伸びるわ ―― 気にしない、でしょ? こうしなきゃ駄目だったの。ほら、わたしの髪ってすごく早く伸びるし。『メリー・クリスマス』って言ってよ、ジム。そして楽しく過ごしましょ。どんなに素敵な ―― 綺麗で素敵なプレゼントをあなたに用意したか、当てられないわよ」

「髪を切ったって?」とジムは苦労しつつ尋ねました。まるで、懸命に頭を働かせても明白な事実にたどり着けないようなありさまでした。

「切って、売っちゃったの」とデラは言いました。「それでも、わたしのこと、変わらずに好きでいてくれるわよね。髪がなくても、わたしはわたし、よね?」

ジムは部屋をさがしものでもするかのように見まわしました。

「髪がなくなっちゃったって?」ジムは何だか馬鹿になったように言いました。

「探さなくてもいいのよ」とデラは言いました。「売っちゃったの。だから、―― 売っちゃったからなくなったのよ。ねえ、クリスマスイブでしょ。優しくして。髪がなくなったのは、あなたのためなのよ。たぶん、わたしの髪の毛の一本一本まで神様には数えられているでしょうね」デラは急に真面目になり、優しく続けました。「でも、わたしがあなたをどれだけ愛しているかは、誰にもはかることはできないわ。チョップをかけてもいい、ジム?」

ジムはぼうっとした状態からはっと戻り、デラを抱きしめました。さて、それではここで10秒間、趣を変えたささやかな事柄について控え目に吟味をしてみましょう。週8ドルと年100万ドル ―― その違いは何でしょうか。数学者や知恵者に尋ねたら、誤った答えが返って来るでしょう。東方の賢者は高価な贈り物を持ってきましたが、その中に答えはありませんでした。何だか暗いことを申しましたが、ここで述べた言明は、後にはっきりと光り輝くことになるのです。

ジムはオーバーのポケットから包みを取り出すと、テーブルに投げ出しました。

「ねえデラ、僕のことを勘違いしないで。髪型とか肌剃とかシャンプーとか、そんなもので僕のかわいい女の子を嫌いになったりするもんか。でも、その包みを開けたら、はじめのうちしばらく、どうして僕があんな風だったかわかると思うよ」

白い指がすばやく紐をちぎり紙を破りました。そして歓喜の叫びが上がり、それから、ああ、ヒステリックな涙と嘆きへと女性らしくすぐさま変わっていったのです。いそいで、そのアパートの主人が必死になって慰めなければなりませんでした。

包みの中には櫛(くし)が入っていたのです ―― セットになった櫛で、横と後ろに刺すようになっているものでした。その櫛のセットは、デラがブロードウェイのお店の窓で、長い間あがめんばかりに思っていたものでした。美しい櫛、ピュアな亀甲でできていて、宝石で縁取りがしてあって ―― 売ってなくなった美しい髪にぴったりでした。その櫛が高価だということをデラは知っていました。ですから、心のうちでは、その櫛がただもう欲しくて欲しくてたまらなかったのですけれど、実際に手に入るなんていう望みはちっとも抱いていなかったのです。そして、いま、この櫛が自分のものになったのです。けれども、この髪飾りによって飾られるべき髪の方がすでになくなっていたのでした。

しかし、デラは櫛を胸に抱きました。そしてやっとの思いで涙で濡れた目をあげ、微笑んでこう言うことができました。「わたしの髪はね、とっても早く伸びるのよ、ジム!」

そしてデラは火で焼かれた小猫のようにジャンプして声をあげました。「きゃっ、そうだ!」

自分がもらう美しい贈り物をジムはまだ見ていないのです。デラは手のひらに贈り物を乗せ、ジムに思いを込めて差し出しました。貴金属の鈍い光は、デラの輝くばかりの熱心な気持ちを反射しているかのようでした。

「ねえ素敵じゃない? 町中を探して見つけたのよ。あなたの時計にこの鎖をつけたら、一日に百回でも時間を調べたくなるわよ。時計、貸してよ。この鎖をつけたらどんな風になるか見たいの」

デラのこの言葉には従わず、ジムは椅子にどさりと腰を下ろし、両手を首の後ろに組んでにっこりと微笑みました。

「ねえデラ。僕達のクリスマスプレゼントは、しばらくの間、どこかにしまっておくことにしようよ。いますぐ使うには上等すぎるよ。櫛を買うお金を作るために、僕は時計を売っちゃったのさ。さあ、チョップを火にかけてくれよ」

東方の賢者は、ご存知のように、賢い人たちでした ―― すばらしく賢い人たちだったんです ―― 飼葉桶の中にいる御子に贈り物を運んできたのです。東方の賢者がクリスマスプレゼントを贈る、という習慣を考え出したのですね。彼らは賢明な人たちでしたから、もちろん贈り物も賢明なものでした。たぶん贈り物がだぶったりしたときには、別の品と交換をすることができる特典もあったでしょうね。さて、わたくしはこれまで、つたないながらも、アパートに住む二人の愚かな子供たちに起こった、平凡な物語をお話してまいりました。二人は愚かなことに、家の最もすばらしい宝物を互いのために台無しにしてしまったのです。しかしながら、今日の賢者たちへの最後の言葉として、こう言わせていただきましょう。贈り物をするすべての人の中で、この二人が最も賢明だったのです。贈り物をやりとりするすべての人の中で、この二人のような人たちこそ、最も賢い人たちなのです。世界中のどこであっても、このような人たちが最高の賢者なのです。彼らこそ、本当の、東方の賢者なのです。

<版権表示>
Copyright (C) 1999 Hiroshi Yuki (結城 浩)
本翻訳は、この版権表示を残す限り、訳者および著者にたいして許可をとったり使用料を支払ったりすること一切なしに、商業利用を含むあらゆる形で自由に利用・複製が認められます。
プロジェクト杉田玄白正式参加作品。
<版権表示終り>




2007/12/18

笑うことは多くの効能を生み出す身近なストレス解消法

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笑うという行為は「内臓のジョギング」と言われているそうでして・・・。
大声で、たくさん笑うと呼吸数が増えて横隔膜の適度な運動となり、呼吸器系、循環器系などの内臓の働きが高まり新陳代謝も活発化します。
心拍数も増加しますから、血圧の上昇と呼吸が盛んになり酸素消費量が増えるといった体の状態になります。
そうして「笑い終わる」と、そこで筋肉の緊張が緩みますから心拍数・血圧が下がり、ゆっくりと深い呼吸になる。
この時点で血液中の酸素濃度も上がる。
これは適当な有酸素運動をしたのと同じような体の状態(笑う=酸素をたくさん取り入れる=血行の促進)。
そう言えば・・僕も子供の時にドリフターズの番組を見ながら「腹が筋肉痛」になるぐらい笑った記憶があるんですが、それはこういう事なんでしょうね。
大人になっても腹を抱えて大笑いするようなシーンも生活の中に見出していかなければストレスは蓄積されてしまう・・・。

ところで、笑いは良薬という内容の諺があるようでありますが・・・
「笑う事によって、脳内神経伝達物質のセロトニンの分泌が活性化する為、精神の安定がはかられ、うつ病やパニック障害、摂食障害の発症を抑える効果をもたらす。精神的ストレスなどで交感神経が過剰に高まっている時に笑うと、自律神経のスイッチが切り替わり、副交感神経が活発にはたらいて安らぎや安心感をもたらします。」
と言った内容の知識も拾いましたがパンパンに張ってしまった心の緊張を笑いのスイッチが方向転換してくれるという訳でありますね。

極めて人間的な行為である、笑うという行為は対人関係に加えて、自分の自己との関係も良好にしてくれるものなんですね・・・。


「笑いは人の薬」



2007/12/10

副交感神経を刺激する入浴方法は40℃位で10分間

メンタルヘルス・ウェブログ

メンタルヘルス(心の健康)を良好に保つ為にも毎日の暮らしの中にリラクゼーションを取り入れてみる事は非常に大切な事だと感じるところでありますが・・・。
ただ、毎日と言っても多忙な現代人にできる範囲となればホントに「ちょっとした暮らしの工夫」的な事項が関の山だっていうのも確かに在りますよね。今回は「入浴」について少しばかり学んでみました。
僕自身も仕事から帰り風呂に入るとジワッと身も心も解きほぐれてゆくのがわかるんですが、入浴っていう行為は・・特に寒い時期などは何よりも快感を感じる時もあるぐらい凝り固まった自分を柔らかく、温かくしてくれるもんであります。
ところで、入浴の基本的な方法は40℃位で10分間。
テレビの豆知識番組なんかでもよく言われていますが、
やはり・・・「40℃位で10分間」。
この温度と時間のバランスが心身ともに癒される一番の組み合わせのようであります。
人の体には自律神経が張り巡っており血圧や臓器の働きをコントロールしているとのことであり、その自律神経には交換神経と副交換神経があり人間が仕事や運動をする時は交感神経が強く働いています。強く働いているというのは、血流を早める為に血圧を上げて心拍数を高め呼吸を早め、臓器もその動きに合わせて活発に活動します。
そんな「体の活動が終われば」心拍数を下げて消化器系以外の全ての臓器を休める働きをする副交感神経が活動し始めます。
要するに、働いて休んで・・っていうサイクルを体自体が一定のサイクルで繰り返してるんですが・・・。
副交感神経が強く作用している時はいわゆる癒しの作用が高ぶり、消化器系の活動により食欲も出るし、心拍数を抑えて心身が落ち着きだしますが、その副交感神経も「40℃位で10分間」って言う入浴スタイルで刺激されリラックス効果も出るっていう事のようであります。
ただ、気をつけなければいけないのは、暖房の効いた部屋とそうでない浴室や脱衣所との温度差であるらしく、ヒートショックと言う急激な温度変化による血圧の急上昇や急降下が原因で死亡にいたるケースは年間1万4千件ほどあると言われております。ですから浴室に限らず家の中全体で、各部屋の温度差を最小限にとどめる努力というものも、なかなか大切な要素であるようですね。
帰宅後の入浴は、出来るだけ温度差を感じぬような部屋環境を設定させて質の高い入浴を試みるならば例の副交感神経が刺激されて布団に潜り込んでからも質の高い睡眠にありつける。すなわちよく心身を休ませることが出来る。
そうしてメンタルヘルス(心の健康)を良好に保つことにも一役かっているのは効果的な入浴でもあると・・・。帰宅するなり翌日の仕事の段取りを考え出したりしながらサッとシャワーですませてしまう?
では無くて・・・
きっちりとその日の疲れを癒す為にも部屋の温度差を無くし、きっちりと入浴を済ませること。
何のグッズも利用せずに心がけだけで効果のあるリラクゼーションの学びであります。



2007/12/09

車は一瞬で全てを奪う・・走る凶器。

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車は走る凶器と表現することがありますね。
大きな大きな鉄の塊り。
一瞬の・・・一瞬の・・・
その事故は、たった一人の・・とてつもなく大切な人生を奪い、そして関係する人々を悲しみの底へと導き・・・
あの時の笑顔を永遠に過去のものとしてしまう。
そんな、悲劇が毎日のように繰り返されている。
昨日も今日も明日も・・・。
マナーとかモラルとか希薄な感のある最近の道路の様子。
年の瀬だから・・・急ぐから・・・
赤に変わった信号を見て見ぬ振りをしながら?駆け込む数台の車やトラック。
例えその時、何も起こらなかったとしてもね・・・
そういう運転は「いつの日か起こしてしまうかもしれない」危険な要素を含んでしまっている事故予備軍なんじゃないのかなって感じずにはいられませんね・・・。





2007/12/06

交通事故というものは「一瞬で人生を変えてしまう」

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交通事故というものは「一瞬で人生を変えてしまう」ものであります。
それは何の前ぶれも無く、被害者と加害者・・双方の人生を共に狂わす・・・。
統計的に交通事故を捉えてしまうと、まるで日常茶飯事のごとく発生してますし新聞やニュースに掲載されるのは一部分だけですよね。
だから・・・どうしても、「自分は大丈夫」なんて気持ちでサイレンの音を聞き流し・・ニュースを眺める。しかしながら、事故という出来事は、そんな日常茶飯事がどうのこうのと言える程、当たり前の出来事でもなんでも無いんです。
生きている以上、ずっと背負ってゆかなければならない重く・・哀しすぎる心の傷であり、それは消えることは無い・・・。
人の命というものは本当に・・かけがえの無いものであります。
受け入れることの出来ぬ哀しみを抱き続けてゆかねばならない悲惨な事故が今日もまたどこかで・・・。
そんなニュースを観る度に・・「自分も例外では無い」・・・と、加害者にも被害者にもなり得る事を再認識するのです。

さだまさし 「償い」より~




2007/11/25

愛についてどう思いますか・・今、幸せで十分だと思う

メンタルヘルス・ウェブログ

僕は一番最後の「今 幸せで十分だと思う」っていう部分に共感いたしましたが・・・
何故ならば、「今」という二人の空間が過去を許し未来をつくりあげてゆくものだなと感じるからであります。

以下は「愛についてどう思いますか?」という問いかけに対する書き込みのクリップです。

「私は現在ネットでしりあった旦那と一年半の遠距離を大恋愛で一緒になりました。旦那はこれからも気持ちは変わらないと言ってくれますが実際に時間がたてば冷めるのでしょうか?みなさんは結婚後何かかわりましたか?愛ってどう感じてますか?
  • 愛は与えることとかって言う人いるけど、そんなの自己満足だと思うの。愛ってもっと時間とか経験で変化して「いてくれるだけでいい」ってなると思う。愛は、結局、「いてくれるだけでいい」に変化する
  • 昔は強く愛してましたね。幸せすぎる!って時もありましたよ。今は強い愛はありませんが幸せです。愛はなくなっても、気持ちはさめないように、さめられないように
  • 僕はただいま大学一年です。中高男子onlyだった為女性と接するのはここが初めてとなります。今片思い中なので性格や価値観の違いなどはどうでもよくなってしまいます。性格や価値感なんてどうでもいい。ただ思い合えばいい。ベストパートナーになれればいい。
  • 新婚の時は幸せですね。私もそうだったし・・・でも子供が出来てしまうと自然と子供のが大事になってきてしまうんですよね。主人の嫌な所ばかり見えてしまって・・・新婚の時は幸せ。だが、きっと愛なんてなくなる。子供のほうが大事になる。
  • 最高のパートーナーというのは、空気みたいなものなのかなって思ったりはします。いつもはあるのかないのか気には留めないのだけどいつもそこにあってなくては困るもの。最高のパートナーは空気みたいなもの。
  • 私は最初、だんなが嫌いで嫌いでたまりませんでした。でも、今は毎日1つずつ好きになっていってる気がします。恋愛はわからない。最初嫌いでも、一つ一つ好きになっていく
  • 結婚して7年目、一緒に暮らして11年目です。時間が経つにつれて変化したものはたくさんありますが、ただ一つ変わらないものがあります。お互いに唯一無二の存在だと思う気持ちです。それが「愛」だと思っています。当然、気持ちは変わっていく。でも変わらないもの。お互いを無二の存在だと思う気持ち。それが、愛。
  • 結婚して約1年ですが、新婚当時と全く変わりません。家族という意識はあるけれど、夫婦でもちゃんと恋愛していますよ。旦那が家にいる時、スッピンでいると「自分の前でもきれいにしてよぉー」とスネます。独身の時は、いつも一緒というわけには行かないので今は幸せですよ。パートナーが「綺麗にしてよ」とスネる気持ち。それを喜ぶ気持ち。
  • そういえば結婚したての頃は妙な不安があったような~..十数年経つと同士的感覚になってます。二人の関係はカップルによって様々ですよ。結婚したては誰もが不安。時を経て、自分の気持ちの変化を楽しむのがいい
  • 愛って与えるだけじゃいけませんよね?やっぱいただかないと。愛って貯金できないからたまらないんですよねぇ・・・うちも愛情が情へとかわりつつあります、かなしい現実ですけど。人それぞれ愛の表現の仕方ってちがいますから、ホント難しい。愛って貯金できないもの。愛は情にかわる。ホント難しい。
  • うちは私が大学生の時に当時高校生だったバイト先の客とつきあうようになって。それが旦那です。結婚する前は私のほうが「大人の女」みたいな感じで向こうが頑張ってくれてたのに、今は扱い悪い!でも嫌いになったわけでもなく、他に女ができたわけでもなく、彼なりには大事に思ってくれているみたいです。結婚すると、愛情の形や表現方法が自然と変わる
  • 私は、一緒に住み始めて7年が経ちますが今でもラブラブですよ!まだ子供はいませんがお風呂に入るときもご飯を食べるときも全て一緒です。休みの日も一緒に遊びます。姑のことでたまに喧嘩もするけどすぐ仲直りします。二人の性格と価値観ががっちり合えばずーっとラブラブでいられるような気がします。二人の性格と価値観が合えば、なんでも乗り越えられる
  • うちは結婚まだですが、ダラけてしまって、いつでもいいかーってな感じです。それでも愛情だけはなくならないと確信してます(笑)一緒にいる時、素の自分でいられること、すぐに眠れること。私がイチバン幸せで愛情感じられるときです。一緒にいて素になれること、すぐに眠れること。それが一番愛情を感じられる瞬間。
  • ある男性と七年付き合った後知り合った今の主人とは1年3ヶ月の交際を得て結婚しました。熱々の関係を続けるのは無理だけど、安心感とか信頼とか色々な意味で今はとても幸せです。結婚は人生と同じなので色々ありますが今が幸せなら良いのでは?人間性が大切。安心感、信頼感があればいい。
  • みなさんお若くて羨ましい(笑)私たちは来年には銀婚式を迎えます。学生結婚で貧乏の極みから家を持ち、一人娘は大学を卒業させて、贅沢は出来ないけれど二人でボウリングを楽しんだりタンデムツーリングをしたりと。今でもしっかり、ときめいて愛し合っています(笑)銀婚式でも、今でもときめいて愛し合ってる
  • わたしも冷めてますね。子供ができたら変わるかも知れませんよ?できればそのままの気持ちを持ちつづけられればいいのでしょうが難しいですね。今の気持ちを大切に。愛は覚める。でも子供が出来たら変わるかも・・・。今の気持ちが大切に
  • わたしも知り合って半年後には籍を入れてました(笑)。丸12年になりますが、今は空気のような存在?居て当然の相棒といった感じです。うまく言えないけど、冷めるというより、落ち着く?紐でグルグル巻きにするのではなく、風呂敷みたいな愛情(なんだそりゃ)って感じです。今では紐でぐるぐる巻きでなく、風呂敷で包むような愛です。
  • 私は結婚して2年目です。う~ん。旦那にドキドキするようなことはもうありません。言うならば恋愛の愛というより仲間・同志愛かなぁ。今、これを書いてる時に隣りで旦那がオナラしてヘラヘラ笑ってます。恋愛の愛より、仲間・同士愛になっています
  • 私は旦那にビビビッときてすぐ1年後に結婚しました。何に関しても私の理想どうり。今は3年目。幸せと感じてもいましたが子供が出来幸せだけど子供の方に目がいくので幸せ過ぎで心配はしなくなりますよ。今幸せで十分だと思う」



2007/11/22

憎しみでも恐怖でもなく愛していると伝えたかったということ(NY 9・11事件)

メンタルヘルス・ウェブログ

家族に向けた最後の言葉 ◇ NY 9・11事件から(日刊スポーツ)

同時テロで犠牲になった人たちは、最愛の人に携帯電話でメッセージを残し、帰らぬ人となった。米メディア報道などを基に犠牲者の最後の言葉を集めた。

▲ブライアン・スイーニさん(38)

「自分らしい人生を生きて幸せになってほしい。絶対にだよ」
ブライアンさんは貿易センタービルに激突したユナイテッド航空機に乗り合わせた。妻のジュリーさんに電話したのは衝突のきっかり5分前。
「状況は悪そうだ。愛している。もう1度話したいが、だめなら、また天国で会おう」

▲トマス・パーネットさん(38)

ペンシルバニア州ピッツバーグ郊外に墜落したユナイテッド機から妻のデューイさんに携帯電話をかけた。
「みんな死ぬことは分かっている。だけどここにいる3人で何とかしてみるつもりだ」
大統領山荘を狙っていたとの情報もある同機は目標をそれたが、乗客との格闘が原因との見方が出ている。
「愛している」と言ってトマスさんの通話は途絶えた。

▲シーシー・ライルズさん

ユナイテッド機のスチュワーデス。フロリダ州に住む夫と4人の子どもに電話した。
「どんなに家族を愛しているか知ってほしい」 
背後では乗客の叫び声が聞こえたという。

(「日刊スポーツ」2001.9.15より)

"CNNを見ていて、先ほどキャスターの女性が、ハイジャックされた飛行機から電話をかけてきた乗客の最後の言葉についてコメントをしていました。
「死を悟った人達の最後の言葉は、憎しみでも恐怖でもなく『愛している』という愛の言葉で した」と。
胸がつまって、とても苦しくて、たまらなくなり ました。 事件に関していろいろな思いや、意見が交わされ、報道される中ですが、ものすごく心に響いた一言でした。
うまく言えないのですが、1 つ1つの言葉が何度も何度も頭の中を回るのです。死を悟った人が、憎しみでも、恐怖でもなく、愛していると伝えたかったということが・・・"
2001.913のとある掲示板より」



2007/11/21

家族・地域の絆を再生する国民運動で考えてみる家族という存在

メンタルヘルス・ウェブログ

家族・地域の絆を再生する国民運動において、子どもを家族が育み、家族を地域社会が支える、そのような社会であってこそ、少子化に係る各種支援施策が効果を発揮するとの視点に立ち・・・
本年度平成19年より「家族の日」および「家族週間」が制定されています。
毎年11月の第3日曜日が家族の日。そして、その前後2週間が家族週間と言う訳でありますね・・・。
すなわち今年の家族の日は11月18日であり、家族週間は11月11日~24日となります。内閣府はこの記念日制定にともなって「少子化対策と家族・地域の絆に関する意識調査」の統計結果を公表しています。
少子化対策と家族・地域の絆に関する意識調査

家族って何?なんて事を考えた場合、僕的には・・もともと他人だった者同士が運命なのか奇跡なのかとも思える出会いのもと、夫婦という枠の中で子供が生まれ切っても切れぬ親子の縁を授かり、すなわちそれは絆とも表現できるものであろうかと考えつつも簡単に説明なんて出来ぬ程、抽象的でもあるものかなと感じるところではありますが、今の時代・・そんな「絆」を深く考えてみたりするのも時にナンセンスなのかなと思うほどドライでクールな世の中でもありますよね。だから人付き合いも少々、寡黙な感じの方が差し障りがなく上手くいくような気もしないでもありません。どっちにしても家族というものは非常にかけがえの無い存在であり人間って、守り守られながら支えあって生きているんですから身近過ぎて日頃・・・忘れがちな「家族という存在感」を今一度、再認識するにはこういう記念日があってもいいんでしょうね。
しかしながら、なかなかメディア等から記念日に関する情報発信は少ないなと体感しますし、無数にある今日は何の日?の中の一項目に過ぎないのであれば、せっかく新しく制定されたものも時間と共に色あせていってしまうことも否めないような・・・・?
心の時代に家族のメンタルヘルスを向上させてゆく為にも、家族の絆について深く考えてみるのは非常に大切なことであると感じるところであります。


2007/11/18

「それでも生きて行こう」より

メンタルヘルス・ウェブログ

11 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:19
小学生の頃、いじめられていた。
石を投げられる。殴られる。
転校する時、担任が一言。
「君にはお別れ会なんて必要ないよね?」
中学生の頃。周りは小学校と同じメンバー。
暴力が続くと思いきや、とことん無視される。
休み時間は寝たふり。
給食は席をくっつけるが、誰も話に入れてくれない。入れない。
やることがないので、勉強を一生懸命やる。
人の十倍はやっただろう。そして学年で20番の成績を取れた。
あれだけ勉強して、20番。

13 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:22
高校生の頃。
普段は酒を飲まず、とても優しかった母親がめずらしく酔っていた。
抱き上げた俺に向かって泣きながら言った。
「ごめんね…産んでごめんね…」
どんな言葉よりも辛かった。

21 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:24
そんな俺にも初めての友人ができた。
高校2年の始業式。
前の席だった奴が話しかけてくれた。うれしかった。
そいつはとても面白くて、いつもクラスの中心にいた。
それでも俺と話してくれた。ほんとにうれしかった。

27 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:29
あるとき、トイレで用を足している(大)と、外で話し声が。
男1「おまえさあ、あいつと仲良いよな、○○。なんでよ?」
男2「そうそう、お前と性格合いそうにないのにな。」
そして、友人の声
「いや、一応席近いしさ、話しかけないとまずいと思ったのよ。ほら、俺ってクラスの人気者じゃん?誰にでもやさしくしとかないと。ま、それでも友達にはなれないけどね。」
トイレから出れなかった。

35 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:34
父親に悩みを打ち明けたことがあった。
俺は何で生きてるんだろう?何の為に生きてるんだろう?
…もう死にたいよ。
父親は俺にそっくりな無愛想な顔をして
「…生きてれば良いことがあるかもしれない。少なくとも俺はお前の母親と出会えて、お前という息子を授かって、幸せだ。ま、あいつ、不細工だけどな」
そんな父親が過労死で死んだ。
会社は一切認めてくれなかった。
葬式にきた数人の同僚、部下、上司は笑っていた。
彼らにとってはどうでもいいことだったんだろう。
涙は出なかった、怒りも沸かなかった。
ただ呆然としていた。
母親も俺と同じ顔をしていたのが印象的だった。

41 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:39
ちいさな会社に入った。
運送業者の事務だ。
皮肉なことに父親と同じ業界。
入って3ヶ月目の上司の評価
「使えない」
みんなの前でこき下ろされた。
でも、しょうがないと思ってる。
俺は、本当に使えない奴だから。

48 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:42
仕事は忙しかった。40度近い熱でも休まなかった。休めなかった。
それでもある意味幸せだった。
忙しさに、すべてを奪われていたから。
すべてを忘れることができたから。

59 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:50
会社に入ってから3年。
いまだ使えない奴扱いの俺に唯一笑顔をみせてくれる娘がいた。
その年に入ってきた新人の女の子だ。
「おはようございます」の一言と、その笑顔が俺を癒してくれた。
「変われるかもしれない。」
すでに人を好きになることを諦めていた俺がそう思った。

67 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:53
数ヶ月後。
いまだに笑顔を見せてくれる彼女を夕飯に誘った。
誘えた自分が誇らしく思えた。別の人間かと思った。
彼女の答えは
「もちろん、行きます。どこに連れて行ってくれるんですか?」
生まれて初めて、生まれて良かったと思えた。

73 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/11 23:57
告白した。いろいろ考えて考えて…何度も練習して…。
それなのに、言えたのはたった一言。
「す…好きなんです。付き合って…ください…」
自分でも情けなくなるくらいしどろもどろだった。

86 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:00
「ごめんなさい。今は付き合うとか考えられないんです
いろいろやりたいことがあるんです。」
彼女はそう言った。
悲しかったけど、妙に納得してしまった。
ある意味で嬉しかったのかもしれない。彼女の断り方が。
数ヶ月後、彼女は寿退社をした。
相手とは3年付き合っていたらしい。
結婚式には呼ばれなかった。

101 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:05
傷心…そんな気持ちを抱くこともなかった。
「そんなもんさ。いつものことだろ。」
いつのまにか口癖になっていた。
仕事に命をかけよう。父親のように。
今はそれしかない。
仕事だけは俺を必要としてくれている。
…やることはたくさんある。

123 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:12
「お前、この仕事向いてないよな?自分でもわかるだろ?
辛いだけだぞ?こんな仕事続けても。
まだ若いんだから転職でもしてみたらどうだ?」
ある時、上司から告げられた。
俺は馬鹿だけど、上司が何を言いたいのかは分かった。
次の日、辞表を出した俺に上司はうれしそうに
「お疲れさん!」
同僚たちはいつものように仕事をしていた。
いつも以上に忙しそうに。

145 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:19
その日夜遅くまで公園で時間を潰した。
家に帰った俺に、母親がいつもの笑顔で「お疲れ様」といった。
「会社、辞めてきたよ」と言った俺に、一言。
「お疲れ様」
同じ笑顔だった。

160 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:24
数ヶ月前。
職を探していた俺が、いつものように家に帰ると母親がいなかった。
夜遅くに電話が鳴った。
病院からだった。
母親の声だった。
いつもの優しい声で、具合が悪くなったので医者に言ったら入院するように言われたこと。
今日はもう面会できないから、明日必要なものを持って病院に来て欲しいことなどを告げられた。
次の日、保険証やら着替えやらをもって病院に行った。

170 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:29
癌だと、医者から告げられた。
末期の胃癌だったそうだ。
もう、助からないらしい。
いつものように優しい母親。
目を見ることができなかった。
一人で家に帰って、父親に告げた。
父親の前で泣くのは、これが2回目だった。

189 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:36
1ヶ月ほどたった日、母親がかすれた、それでも優しい声で言った。
「もう助からないんでしょ?分かってるのよ。」
俺は黙ってしまった。
母親はいつものように優しい声で
「どう?仕事は見つかりそう?」
話題を変えた。
俺は我慢しきれずに泣いてしまった。
母親はずっと俺の手をさすっていた。

196 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:39
数少ない親戚が久しぶりに集まった。
「あの人は本当に良い人で…」
「惜しい人を…」
どこかで聞いた台詞であふれていた。
俺は淡々と喪主を勤つとめた。

205 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:44
ここ数ヶ月、ずっと独りで、とても広く感じていた家。
その日からさらに広く感じた。
骨壷は思っていたよりも軽かった。
家に帰った俺は机の上においてあったノートを手にとった。
母親の病室の、枕の下から出てきたノートだ。

216 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 00:49
日記だった。
入院してから、1ヶ月くらいから、死ぬ2,3週間前までの。
その日記は父親との会話でつづられていた。
2,3日分の日記を読んで、泣いてしまった。
書かれているのは全部俺のことだった。

234 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 01:00
最後のページから数日前の日記。
その日記だけ、俺宛だった。
○○、あなたにずっと謝りたいことがあったの。
○○がいじめられていたこと、ずっと知ってたの。
でも、私は弱い人間だからただ優しくすることしかできなかった。
学校に行こうかとも思ったけど、行けなかった。
いつも○○が優しい顔で「今日も楽しかった」って言ってたから。
だれにも言わずにがんばっている○○を裏切れなかったの。
覚えてる?高校2年の頃。私は酔ってあなたに言ってしまったね
「産んでごめん」って。
本当にごめんなさい。あのときは本当に思ったの。
あなたがこんなに辛い思いをしているのは私が産んだせいだって。
(中略)
私はあなたを産んで本当に良かった。幸せだった。
だから、あなたにも幸せになって欲しい。
あなたなら幸せになれる。お願いだから、なって。

245 名前:毒 ◆72o6p0H6 投稿日:02/08/12 01:03
俺は驚いた。
まさか、あそこまで潰れていた母親がそんな事を覚えてるとは思ってもいなかったから。
ずっとそのことで悔やんでいたんだと思った。
優しくともすこし陰のある笑顔はたぶん、その後悔から来てたんだろう。
号泣した。
どこからこんなに涙があふれてくるんだろう?
死ぬことを考えていた俺は思った。幸せになろうと。

「それでも生きて行こう」




2007/11/13

園芸療法について

メンタルヘルス・ウェブログ

園芸療法・・・身体や精神に障害のある者に対して、園芸に関した作業を行うことにより、その動作能力や社会的適応力の回復を図る。
もともと園芸療法は、前述のような環境の人々の為に始まりましたが、昨今の高ストレス社会への環境変化の中、それに分類されない多くの人々においても、植物の癒しの力を求めるようになりました。米国においては、終戦後の傷病兵の心のリラクゼーションとして「園芸療法」が始められたと言い、その影響によりヨーロッパにも広がります。そして専門の園芸療法士のもとで、障害者のリハビリテーションの一部として本格的に治療として行われるようになったそうであります。
日本における園芸療法の目的としましては・・・
高齢者にはと生きがいを持たせる事による老化防止。
身障者には園芸作業を通じて得られる達成感を糧として連携する辛い理学療法に取り組んでゆく自立心を育てる。
疾病患者には園芸作業を通じて最後まで諦めない勇気を起こさせる。
僕は、そんなように学び取りましたが・・・。その他にも身近な地域社会においては、同じ趣向の持ち主との意思疎通や情報の共有を持つ事により閉ざされていた他人との交流の扉をノックする機会も生まれてくるのではと考えるところであります。
いかんせん・・・園芸と一口に言いましても根気と体力も要するものでありましょうからメンタルヘルスの状態悪化の最中においては時に、逆効果とも言えるものでも有り、かなり状態の良くなりつつある時期において、「そろそろ花いじりでもしてみないかい?」
なんてゆうふうに誘ってみるべきものかもしれませんね。
悩みや不安が堂々巡りを繰り返す状態の中、花で癒される訳ありませんしね・・。
ですから、花を花として美しくも可愛くもと感じ取れる時期にあれば特に女性においては効果的な療法であると感じるところであります。
大袈裟に「園芸療法」と捉えずとも、ただ単に「花を楽しんでみる!」でもいいんですからね。
うつ病って言う病気の症状を抑える為に飲んでいた抗鬱剤が、これからの再発予防の為に飲む抗鬱剤へと変わりつつあるタイミングに、園芸療法を併用してゆくならば・・・きっと花の優しさと植物の強さに触れることができるはずだなと感じるところであります。



2007/11/11

愛し合う二人というもの

メンタルヘルス・ウェブログ

ダンス・ミュージカル作品で活躍を続け映画俳優であったGinger Rogersさん(ジンジャー・ロジャース:1911~1995)。
1940年には『恋愛手帖』でアカデミー主演女優賞。
この人の残した名言に次のような言葉があります。

When two people love each other, they don't look at each other.
They look in the same direction.


愛し合う男女というものは・・・
互いに見つめ合っているのではなく
二人は同じ方向を見て生きているのです。

・・・という内容のものであります。
見つめ合う・・愛し合う・・。
勿論それも、愛し合う形ではあるんですよね、確かにね・・・。
しかしながら、そんな愛の形をも超えた「愛し合う」っていう姿というのは、この人の言うように同じ方向に向いて歩んでゆくこと。
人生というステージの中で二人で共に進んでゆくことが出来るならば、
あらゆる障壁に対しても多分・・二人は惑わされることなんて無く、
いつまでも愛し合う二人でいられるのかもしれませんね・・。



2007/11/10

美輪さんから学ぶこと

メンタルヘルス・ウェブログ

シャンソンやジャズのプロの歌い手として有名な・・・
美輪明宏さんの著書愛の話 幸福の話という本の中で、ある女の子の質問に答えている節があります。

「相談~
私には精神障害を持つ兄がいます。封建的な地方の住まいで、周りからも偏見も多く結婚にも支障が出ています。付き合っていた相手の親に、兄のことを悪く言われたり身辺調査されたりしてきました。人並みに恋愛もしてきましたが、このままだと結婚できないかもとも思ったりします。両親も頼りにならず将来の不安ばかりが襲ってきて、やりきれない気持ちになります。(28歳・派遣社員)

答え~
あなたはラッキーだったんですよ。大災難から逃れられたんだから。
お兄さんへの偏見に限らず、世の中には多くの偏見があるけど、偏見をもつことを恥と思わない、それ以前に偏見を自覚していない連中は、しょせんクズのレベルでしかありません。
“類は友を呼ぶ”というように、そういうレベルの人は同じようなレベルの人とくっついて「自分達が低レベルな知性しかもたず生きている」ことすら気づかないで一生を終えるわけ。そんな連中と家族の契りを結ぶような不幸がおこらなくてよかったじゃないの。
結婚後にお兄さんの障害がわかったらどうなっていたことか。またはお兄さんが障害をもってなくても、そんな低レベルな人たちのところに嫁に行ったらどうなっていたか。想像して御覧なさい。そういう視点で見れば、お兄さんは相手の男とその家族がクズかどうかを判別してくれるリトマス試験紙のようなありがたい存在だともいえるわけ。あなたが、ろくでもない人間と長いことかかわらないですむのは、お兄さんのお陰でもあるのです。
少数派ではあるけれど「お兄さんはお兄さん。あなたはあなた」ときちんとらえることができる、中身のしっかりした人だって、この世にはいますよ。
ただ、あなたにはもっとやっかいな問題があります。
いちばんの大きな落とし穴といってもいいかもしれない。それはあなたが「結婚すれば幸福になる」「結婚しないと暗い将来しかない」と思い込んでいること。
友人知人古今東西の有名人まで、結婚して、絵に書いたようなバラ色の人生を送っている人がどれだけいるか。結婚してしあわせ一色になる夫婦なんて言うのは圧倒的に少数派であるということぐらい周りをみまわしてみればわかることです。
「結婚=幸せ」だったら、この世に離婚も不倫もないはずです。
他人と一緒になって添い遂げるということは、大いなる妥協と忍耐と諦めを引き受けなければならないっていうこと。その覚悟がないと「こんなはずじゃなかった」と愚痴ばかりこぼす人か「どこかに完璧な結婚生活がある」と結婚離婚を繰り返す人になります。
今のあなたでは結婚したとしても、二つのどちらかに転ぶでしょうね。
一人で生きていこうと、連れ合いとで生きていこうと、人生は困難の連続です。だからお兄さんのことは一切関係ありません。
今の環境が嫌なんだったら、一人暮らしをして、結婚をしたいのなら、その困難を覚悟のうえで相手を探せばいいだけの話。独りで生きていくことを決めたのなら、他人が口を挟むことのほうが間違いです。
世間体とか周りの目なんて、ビタ一文もくれやしません。何か会ったら悪口をいうために存在しているのが世間なんですから。」


2007/11/09

素敵な夫婦

メンタルヘルス・ウェブログ

女性が夫の手を握ると即座にストレスを解消できる 例えば、足をどこかに思い切りぶつけてしまってウンウン唸りながらも人は自然に自分の手で「その痛いところ」をかばうようにさすったりしつつ・・・段々と痛みが和らいでゆくような・・・。そんな不思議と言えば不思議であろう人の手の力。
人の手というものは、持つ・書く・のような機能的な部分だけでは無く、人の感情を伝える様々な要素を持ち合わせているんですよね。また手の神秘的?エネルギーと言って、両手のひらを3cm位の間隔迄・・・接近させることと、ゆっくりと離してゆく事を繰り返しながら段々と、両手のひらをギリギリ間隔迄・・近づけたり、離したりすることを繰り返す。そうすると接近したら反発し、離すと引き寄せられているような感覚が発生する・・。すなわち、これが手から発する気の力であり痛いところに接近させて、思念を集中させるならば強大な治癒力を効する可能性がある・・・?。科学的な部分は別として僕もこういう現象?は解らないでもありませんね。実際・・・自分の子供達が足を擦りむいてワンワン泣いてる時は本能的に手で患部を覆うようにしながら大丈夫大丈夫・・強い子強い子!なんてやってますし、自分でも体の痛みの場所に対しては、必ず手で包み込むような挙動をしますしね・・・。やはり、手というものは何かしらの心のパワーを伝達することの出来る機能があるんでしょうね・・・。
ところで、そんな僕の手ではありますが、結婚して10年以上も経てば妻と手をつないで歩くなんて行為も少なからず「照れくさすぎる?」もんでありましてついつい、人の目を気にしてしまう部分も有るにはあるんですが女性からすると、手をつなぐということは非常に安堵感をもたらす行為であるようです。
何年経っても手をつないで歩ける夫婦。手をつなげる夫。
それは多分、かけがえのない幸せであるんでしょうし、とっても素敵なこと・・・。

webclip
「女性が夫の手を握ると即座にストレスを解消できるという研究結果が、医学誌「Psychological Science」12月号に掲載された。研究を率いた米バージニア大学心理神経学助教授James A. Coan氏によると、手を握るというのはストレスを感じたときの小児の習性だが、これが大人にも有効だという。
今回の研究は、結婚生活の満足度をみるテストで高スコアを取得した既婚女性16人を対象としたもの。MRI(磁気共鳴画像診断)による脳スキャンを行いながら、誰の手も握らない、夫の手を握る、知らない男性の手を握るというそれぞれの条件の下で、被験者にごく軽い電気ショックを与えるというストレスを課した。ストレスを受けると、問題を解消するために脳の活動が激しくなるという。この結果、手を握っている状態のときは、夫および知らない男性のいずれの場合でも、身体的な反応を司る脳の部位が沈静化することがわかった。しかし、最も高い効果がみられたのは夫の手で、夫の手を握っているときだけは、感情を制御する脳部位も沈静化した。また、結婚生活が幸せであるほどこの効果が大きいこともわかった。結婚生活の満足度が特に高く、Coan氏が「スーパーカップル」とした夫婦では、女性が夫の手を握ることにより得られる効果がほかの女性よりも大きく、さらには痛みを感じる脳部位にも沈静化がみられた。「スーパーカップル」なら、手を握ることは一種の鎮痛薬的効用もあるという。いずれにせよ、程度の差こそあれ、誰かの助けがあれば脳の負担を大幅に減らすことができるとCoan氏は述べている。米ニューヨーク大学医学部教授Charles Goodstein博士によると、この研究は長年観察されてきたことを科学的に裏付けるもので、「同じ種の仲間同士で交流することは感情に極めて重大な影響を及ぼし、感情は身体機能に深く作用する」という。同博士は、不安の解消に薬剤が用いられることが多いことも指摘し、この研究は不安解消にもっとよい方法があることを示すものだと述べている。」



2007/11/07

うつ病とニコチン

メンタルヘルス・ウェブログ

web clip
「米デューク大学(ノースカロライナ州)医療センターの研究者らは、非喫煙者でうつ症状がある11人を、ニコチンパッチ群かニコチン非含有パッチを貼付するプラセボ群に割り付けた。被験者はうつ症状の度合いを評価する質問項目に答えた。その結果、8日間以上ニコチンパッチを貼付したグループでは、うつ病評価点数が有意に減少していた。研究者らは、今回の結果はうつ病患者に喫煙やニコチンパッチを勧めるわけではないと警告、喫煙は米国の死因の第一位であり、ニコチン依存に伴う危険性はうつ病への効果よりはるかに重いという。同大ニコチン・禁煙研究センターのJoseph McClernon氏は「今回の研究が、公衆衛生上大きな問題となっているうつ病の新しい治療法開発の刺激となることを期待している」と述べている。研究は米医学誌「Psychopharmacology」9月11日オンライン版に掲載された。製薬会社は、ニコチンが持つ依存性を避けながら有益性を発揮する、ニコチン製薬剤の開発にすでに着手している。」

僕は愛煙家ではありませんが喫煙者であります。愛煙家では無い・・・?
つまりは、やめた方がいいのは理解しているけれども吸ってしまう・・。
特に、うつ病家族として非常に家庭の空気が荒れてしまった時なんかは嵐の後にふと・・・
家の外へ出て夜空を見上げて煙草を吸うと癒されてしまうような感覚になってしまうんですよね・・。俗に言うイライラ解消も兼ねて煙草の本数の増えてしまうみたいなものかもしれませんね。確かに、煙草というのは極度に緊張したり苛立ってしまった時なんかはスーっと自分の感情を冷やしこんでくれるような気がしないでもありません。勿論これは僕の一般人としての低次元な見当であり上記のような医科学的な観点とはほど遠いものでありますが・・・。


2007/11/06

「うつ病だから」と言いますが・・・

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以下・・web-clip
「一人暮らしをしていた姉(34歳独身)が部屋を解約して、就職できた会社を辞めて実家に戻りました。理由は「うつ病」とのことです。両親は年もいっていてかなり老後の心配をしています。そのうえで姉の心配もしているのですが。以前にも姉は一人暮らしをしていますが「うつ」が原因で仕事を辞め家賃が払えなくなり実家に戻っています。今回で二回目です。ただ、今回のうつの原因はどうやら男性にもてあそばれたらしいのです。確かにショックだとは思いますがそれだけで会社を辞めたりせっかく借りた部屋を引き払ったりできるのでしょうか?
姉は「うつ病だから」と言いますが、かなり攻撃的、被害妄想が強く振られた男性にストーカーまがいの嫌がらせ(一日に何回も電話したりメールを送り続けたり、携帯メールを受信拒否に設定したら何度も電話をかけ、でないと留守電に「パソコンにメールしたから」といれたそうです)をして相手の男性から苦情がきたり、姉の悪口(なまけてるだけだなどと言った人)に対し相手が出るまで電話をかけ続けたりします。説得に訪れる人に対し薬袋を突きつけて「私は病気なの!」と正当化するような言い方もします。うつ病だと言いながら、「気持ちを回復するために」などと言って借金をして海外旅行に行ったこともあります。そのもてあそばれた男性とは当然セックスもしていました。私から見ればなまけてるようにしか見えません。以前も派遣で働くことになった会社も「私に見合う会社じゃない」と辞めてしまいました。今は実家でひきこもっています。うつ病かどうかは別として、男性に振られたくらいで会社を辞めたりひきこもったりするなんて34歳の大人がすることではないと思います。(結婚前提とかではありません)姉は本当に精神障害なのでしょうか?・・・・・」

これを精神障害とは違う人格障害とする意見もあり・・・
うつ病でくくる、意見もあるんでしょうが。
自称・うつ病という言葉も出てきているようでありました。「自分はうつ病だ」と思い込み、「病気だからやさしく扱ってほしい」といった態度を示す。もちろん、そういう態度を日常的に続けていること自体は病的状態だといえるかもしれませんが、少なくともうつ病ではないと・・・。うつ病患者は決して自分には甘くは無く恒常的に自責の念にかられているのですから、うつ病と思い込んでしまうという行為自体に一種の気分的な障害が発生している節もあると・・・。


VDT症候群

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VDT症候群VDT症候群。VDTとはテレビやコンピュータ、子供達に人気のゲーム機や携帯電話の液晶画面等をくくる総称であり、最近は道行く人々は殆どの方が携帯電話の小さな画面を見つめながら歩いているような?気もしないではない程・・・そういう風景が日常化してますよね。
中にはうつむいて携帯電話と睨めっこしながら横断歩道を渡っている・・・。
その横断歩道を忙しく横切る車。
・・・・危険ですよね。見ていてヒヤッとする事もありますよね。
話はそれましたが、これらのVDTを長期間・長時間見つめることにより目・体・心に影響の出てしまう病気の事でありまして「テクノストレス眼症」とも言うそうです。
目の症状としましては、視力の低下・ドライアイ・充血・
体の症状では首・肩・腰のこり、だるさや身体の痛み・手指の痺れ・吐きけ・等々・・・。、精神的な症状では食欲減退・イライラ・不安感・抑うつ等々・・・。
実際、僕自身も割りにVDTと戯れる?機会も多いですし症状的にも「うん・・・?」
なんて上記のような項目にピンとくるような(笑)それは別の話としまして・・・
言ってみれば、これは現代病であり働くとは外で汗をぬぐって一生懸命・・・なんて訳にもいきませんし、言わば逆らえぬ・・時代の風潮がもたらすべくして、もたらした布石とも感じたりするところでもあります。
ところで、エンジニア系統の職種の方などで症状がひどい場合は眼科の診療を受診しなければなりませんが、例えば僕のように症候群レベルのような場合は普段の生活の中で、ちょっとした工夫で随分と楽になるようでありますね・・・。

VDT作業を行う場合は、1時間毎に10分程度の休憩を採る。そして時々は、椅子から立ち上がり背伸びや屈伸運動等、適度な運動で身体の緊張をほぐす。
コンタクトレンズや眼鏡は度数の合ったものを使用する。
画面と目の距離は50cm程度離す。
画面に装着するタイプの反射光を抑えるフィルターを利用。
「まばたき」を意識的に行う。
画面の位置を目の高さよりも低くし、45度程度で見下ろす感じにする。
眩しいディスプレイを暗い室内で見つめるという事の無いように照明のバランスに配慮する。

尚、厚生労働省では平成14年度~既に「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定がなされています。
新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定について



2007/11/03

天国へ旅立つ像のお父さん

メンタルヘルス・ウェブログ

像のお父さんが天国へと永遠の旅立ちに向かうという内容であります。
現実を受け止めた像のお母さん。
哀し過ぎるほど無邪気な子供達。
父親という立場を最後まで全うしようとするお父さん。

スヤスヤと眠りこける小さく愛らしい子供達の寝顔にキスをする・・・
そんな男らしさに、熱く切ない気持ちがこみ上げてきてなりません・・・



2007/10/31

他人の冷蔵庫の中が見たい?

メンタルヘルス・ウェブログ

他人宅の冷蔵庫の中を見てみる。
なんて事は、特に主婦業の人は結構?楽しいものではないのでしょうか。
時折、テレビの特番のような形で他人宅や有名人宅の冷蔵庫の中を開けて見てみるシーンなども見る機会があると思うんですが、人は他人のプライベートな部分を覗いてみたく・・自分と比較したり置き換えたりしながら「楽しむことのできる」習性があるんですよね。



ちなみに・・・
我が家の場合も、他人の行動等を人一倍!過敏に察知しながら暮らしていますから、こういうサイトはナカナカ・・ある意味で楽しめるものであります(笑)。

国別に仕切り、冷蔵庫の中の写真を投稿・共有するサイト。
http://www.fridgewatcher.com/





2007/10/28

イチロー選手の小学校時代の作文

メンタルヘルス・ウェブログ

心の底から願うこと、潜在意識で強く願うことが人生を大きく変えてゆく。
当然、それを裏付ける才能であり運であり努力でありと多数の付加的な要素も加味されてくるんでしょうけどね・・。
現在のイチロー選手の素晴らしい活躍ぶりから以下の作文を推して拝見するならばナルホドと感じる部分もありますね。
ただ、しかし・・・・同じような想いで夢を抱き、夢を散らした若者も無数に存在するんでしょうけれど、ここはひとつ・・そういう事を抜きにして自己研磨に役立てたいなと感じるところであります。

イチロー選手の小学校時代の作文

愛知県西春日井郡
とよなり小学校6年2組 
鈴木一郎

僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。
そのためには、中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには練習が必要です。
僕は3才の時から練習を始めています。
3才から7才までは半年くらいやっていましたが3年生の時から今までは、
365日中、360日は、厳しい練習をやっています。
だから1週間中で友達と遊べる時間は5~6時間です。
そんなに練習をやっているのだから、必ずプロの選手になれると思います。
そして、中学、高校と活躍して高校を卒業してからプロに入団するつもりです。
そしてその球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。
ドラフト入団で契約金は1億円以上が目標です。
僕が自信のあるのは投手か打撃です。
去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。
そして、ほとんどの投手を見てきましたが、自分が大会No.1選手と
確信でき、打撃では県大会4試合のうちホームラン3本打ちました。
そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした。
このように自分でも納得いく成績でした。
そして僕たちは1年間負け知らずで野球ができました。
だから、この調子でこれからも頑張ります。
そして、僕が一流の選手になって試合に出られるようになったら、
お世話になった人に招待券を配って応援してもらうのも夢の一つです。
とにかく一番大きな夢は、プロ野球の選手になることです。


2007/10/27

ありがとう~「ありがとう」って言いそびれたヤツいる?

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­ありがとう
いい言葉ですね。人間って、この言葉があるから優しくなれる。
言葉・・・?いえ・・
気持ちだけでもいい。ありがとうって想う気持ちがあるから人が人でいられる。
喜び・哀しみ・怒り・・・いろんな気持ちの背景に「ありがとう」ってゆう気持ちや言葉が時に自分を、相手を・・つなげてくれている。
あんまり有名すぎて今更・・なんて気もしないでもありませんけれど、
「ありがとう」って言いそびれたヤツいる?



1 :Mr.名無しさん :04/07/27 04:28
    ♪もーしもー、もう一度アナタに会えるなら
     たった一言伝えたい
     「ありがとう」
     「ありがとう」
     時には~、傷つけーあっても、アナタを感じてーたーいー♪

俺はこの曲で、後悔の念で泣ける。
誰が歌ってんだろ。
某フラッシュのBGMなんだが。

まあそんなわけでオマエラ。
ありがとうって言いそびれた毒男いるか。
生きてはもう二度と会えないんだから、ここで言っとけ。

61 :Mr.名無しさん :04/07/27 04:28
俺に言わせてください。
ありがとうって言いたいです。
いつも毒男板に来ては煽ってばかりいた性格の悪さを省みています。
きっと俺に罰が当たったんだ。悪性リンパ腫って…手遅れって…

母さん、マジでありがとう。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。

生んでくれてありがとう。こんな俺でも生んでくれてありがとう。
愛情を注いでくれてありがとう。沢山笑ってくれてありがとう。
一緒にへこんでくれてありがとう。一緒に泣いてくれてありがとう。

あなたは最高の母親です。オヤジも鼻が高いさ。
いっぱい泣きたい。あと一ヵ月後にはあなたのいない暮らし。
俺が芋ようかん買ってきたくらいで、病院のベッドではしゃがないでよ。
顔をくしゃくしゃにして喜ばないで。そして食べながら泣かないで…

母さんが喜ぶなら、芋ようかんずっとずっと買ってくるよ。
母さんがいなくなっても、ずっとずっと母さんの為に喜ぶ事をするよ。
母さん、ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。

79 :61 :04/07/27 05:37
すいません。今まで泣いてました…
厚かましいけど、書かせてくれ。お願いします、書かせて下さい…

最近はずっと起きてる。なるべく寝ないようにしてる。
寝ても二、三時間くらい。
後、俺の家族に残された一ヶ月って時間を、出来るだけ記憶に留めておきたかったんだ。寝てしまうその時間すらも惜しいんだよ。

俺に何か出来ないか、俺に何か出来ないか、そればっか考えてる。
残念な事に、俺には何も出来ないんだよ。病気の進行は容赦ない。
母さんをすぐに蝕んでいくんだ。薬の副作用で母さんの顔がむくんで、髪がボロボロ抜け落ちていった時に、
「アハハ、お母さんブサイクになっちゃったわねぇ~!!」
って、母さんは元気いっぱいに俺に言ったんだ。

俺が病室を出ると、母さんの泣き声が漏れてきた。
俺は病院の廊下で恥ずかしながら泣いたよ。
俺の前では元気いっぱいに振舞っていたのは
親心なんだって気付いたよ。母さん、俺バカでごめん。

だから、俺が出来る事って稚拙だけど、母さんの好きな芋ようかんを買っていってやったんだよ。俺はたまに買って行ってやるんだ。
母さんが病気になる前から、給料入ったらお土産で買ってくのね。
はしゃいで、顔をくしゃくしゃにして喜んで…食べながら泣いて…

日常ってとても素晴らしいものだね。些細なことでもキラキラしている。
芋ようかんですら愛しくて、ありがたくて、
涙が出てしまうくらいのものだよ。

俺はきっとこれから、いつもの芋ようかんを買う和菓子屋を通る度に その日常を思い出して、泣いて、「ありがとう」って感謝するんだろうね。本当は眩しいくらいのものなんだよ、日常って。絶対に家族ってとてもとても眩しいものなんだよ。

だから、恥ずかしくても自分の家族にありがとうって言ってやってくれ。
暖かくてキラキラしててかけがえのないもの。
俺の中では永遠に生き続けるもの。

母さんありがとう。

…もうだめぽ。スクリーン半分涙で見えねぇよ。。。


97 :61 :04/07/27 08:08
今は家に取りに来なきゃいけないものがあって帰ってきた。
急いでるのにウケるよね。
2chに書き込んでる暇があるならさっさと病院行けって感じだろうね。
病院行きたくないんです。
母さん、死んじゃった。

朝死ぬことねぇだろ…本当に母さんらしいね。
ほんっと、人騒がせな親だよなァ。
ねぇ、母さん。死んだら芋ようかん食えないよ?
死んだら、買って行ってあげないよ?
死んだら食べれないんだよ?
本当に急すぎて、ネタだと思われるだろ?
人騒がせだなァ…

母さん、ムカついてるでしょ?
医者にはあと一ヶ月って言われてたのにね。
一ヶ月、芋ようかん食べれたのにね。俺も買って行ってあげたのにね。

何でだよ、棺おけに芋ようかん入れたくないよ。

買って行くから、また食べてよ。

また笑ってよ。

また俺の名前呼んでよ。

142 :61 ◆1Z4mF1mWnQ :04/07/27 20:34
最初って涙なんか出なかった。
親戚や友達に連絡して、それはもう事務的にお通夜とかの準備をしなければいけなくて。涙を流す暇がないっていうのかな。オヤジも姉ちゃんも、同じように忙しくて悲しみにひたる余裕はないって感じでした。忙しさに追われたから、俺は今日の一日を冷静でいれたのかも。

一度、家に帰ってくる時に三人で夕飯食べたんだ。ハンバーグ食べた。
オヤジが、「うまくないなぁ…か…」
って、言葉詰まらせてイキナリ泣き出したんだ。子供みたいに。

俺はすぐ分かった。
その、「か…」の後に続けようとした言葉がすぐに分かった。
オヤジと母さんはよく食べ歩きが好きで、うまい店があると家族サービスとかいってはよく連れて行ってくれてたんだよ、俺と姉ちゃんを。

オヤジは「うまくないなぁ、母さん」って
いつもの癖でついつい言ってしまうところだったんだろうね。
俺は黙ってた。姉ちゃんも黙ってた。
俺は泣かなかった。泣けなかった。黙って食べてた。
何かしゃべったら俺も崩れてた。

今日の夕方もむしむしと暑くて、地元のスーパーはいつも通りにぎわっててさ… 思わず寄ったよ。特売のトウモロコシと枝豆売り場には主婦が沢山いてね
その中に母さんいるんじゃないかって、バカげた子供みたいな考えに変な期待持っちゃって。
「アツシ、トウモロコシ買ってきたから茹でてあげるからね~ッ!」
って、 一昨年の夏みたいに、笑う母さんの顔が見たかった。
こんなクソ暑い夏に、リビングで寝っ転がりながらトウモロコシを食う俺の行儀悪さをうるさく言う母さんの声が聞きたかった。

ああいうのを本当は小さな幸せって言うんだろうね。
けど、小さすぎて当たり前すぎて見えないんだよ。
いなくなってしまってから初めて分かるんだ。
それがビー球みたいにいろんな色があって綺麗で素朴でキラキラしてるって分かるんだよ、きっと。

152 :61 ◆1Z4mF1mWnQ :04/07/27 23:57
もう今日でここに書き込むのは最後にします。
みんな色々と辛いことを乗り越えての今があるのだと思いました。

だから俺だけ弱くてうじうじしていてはいけない。みんなが通る道なんだよね。けど、今だけ俺の弱さをどうか許してください。昨日の今日では強くなれない…

悲しすぎる。

オヤジが俺に封筒を渡してきました。
葬式までに必ず読んでおけって。オヤジはその中身を知らなかったらしい。姉ちゃんの分もあるって言っていたから、母さんからのものだってすぐに分かった。

俺は本当に弱い。もっと強いものかと思っていたら全然違った。弱すぎだ。
その封筒の中身を読んで、泣きじゃくった。今も涙が止まらない。どうして2chに書き込んでいるのかもよくわからない。誰かに聞いて欲しいからかな。誰かに何か言って欲しいからかな。

「アツシへ
お母さんがこんな手紙を書くことなんてなかったからさぞかしビックリしているでしょう。
アツシも知っている通り、お母さんは後三ヶ月くらいなんだってね。今のお医者さんはすごいね、余命をすぐに言ってくるなんてね。時代は変わりましたね。お母さんがお婆ちゃんを亡くした時は、ひた隠しにされたのにね。こっちの方がスッキリしていいかもね。
お母さんね、もっとアツシとナミを見ていたかったんだけどね。ごめんね。
あと三ヶ月しか見れないのか、うーん、残念だよ。
アツシ、旅行に連れて行ってくれるって言ってたしね。お母さん、北海道がいいな。美味しいものを家族で食べに行きたいじゃない。それで小樽にも行ってみたいんだ。アツシ、お母さん頑張って元気になるから、その時は北海道旅行をよろしくね。

153 :61 ◆1Z4mF1mWnQ :04/07/27 23:58
あなたは家族思いの良い子です。言葉遣いは汚いけど、それが照れ隠しなんてお母さんはちゃんと知っているんだからね。だてにあなたを23年間も育ててきた訳じゃないんだから。あなたとナミは私達の自慢の子供です。
あなたもいずれ親になって分かると思います。自分の子供がどんなにかわいくて仕方ないか、絶対に分かる日が来ます。お父さんが頑張って働くのも、お母さんがご飯を一生懸命に作るのも、
あなたたちがかわいいから。あなたたちを愛しているから。あなたたちと幸せを創り上げたいから。それが親心だよ。アツシも絶対に分かるはずだよ。
けど、お母さん、子供孝行出来てないよね。あと三ヶ月の間に出来る事って何かを考えたんだけど、お母さんバカだから分からないや。ごめんね。
だから、この手紙はあなたたちに謝りたくて、今こうして書いているの。
無責任な親だね、無責任なお母さんだね。ごめんね、お母さん無責任で。

アツシ、お母さんの子供で幸せでしたか?
お母さん、自信がないな。お母さんなりに頑張ってきたつもりだけど、自信ないよ。
だから、この手紙を読んだら、素直にお母さんに言って。
お母さんの息子で幸せだったか、素直に言って。
もし、幸せだったなら、お母さんもっと頑張っちゃう。
もし、幸せじゃなかったんなら、お母さんもっともっと頑張っちゃう。
大好きなあなたたちの為に、お母さんは頑張るよ。エイエイオーって頑張るよ。
あなたたちを授かって良かった。本当に良かった。
お母さんは幸せ者だね。幸せすぎるね。

あ、しつこいけど、お母さんは夏くらいに北海道行きたいな。家族で行こうよ、北海道。きっといいところだよ。美味しいものたくさん食べようね。アツシの運転する車で、北海道をぐるぐる家族四人でまわるの。ステキでしょう。期待してるよ、アツシ。ナミには別のものを頼んであるから一人だけの手柄なんかにしないこと!
夏に家族四人で北海道行こうね、お母さん頑張るよ!!

字が汚くてゴメンね。
お父さんも、ナミもアツシも、お母さんはみんな愛してるよ。幸せだよ。

                        アツシのお母さんより 」

って。書いてあった。

160 :61 ◆1Z4mF1mWnQ :04/07/28 00:52
これで最後です。
俺は忘れてはいけないことがあります。
俺が自己満足で書き込んで、それに対しての温かい言葉、煽り、
全てにありがとうと言いたいです。
みんな、ありがとう。

母さんを北海道に連れて行けなかったことが残念でなりません。
そして、弱い俺はいまだに涙を流しっぱなしです。

家族を大切にして下さい。愛情を素直に受け取って下さい。
小さな幸せを大切にして下さい。
恥ずかしがらずに「ありがとう」と言って下さい。

俺はみんなに感謝しています。みんなの優しさにひたすら感謝です。
夏が過ぎて秋になって、冬になって、どんどん季節が廻ります。
その中での「ありがとう」って、誰にでもあるはずです。
素直にありがとうと言える事は素晴らしいことです。
涙が流せるくらい、美しいものです。
みんなありがとう。

母さんありがとう。
         ・
         ・
         ・

193 :Mr.名無しさん : 04/07/28 23:30
今日はろうそくを絶やさぬように、寝ずの番です。
遺影の母さんは笑っています。



2007/10/26

全国学力テストの 結果

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全国学力テスト
学力を把握・分析し、改善をはかる目的で文部科学省が2007年4月、 原則として国公私立の小学6年と中学3年の全児童・生徒を対象として実に43年振りに実施。 国立は全校が参加、公立は愛知県犬山市だけ不参加、私立校の参加率は約6割にとどまった。実施教科は国語と算数・数学。基礎学力を問うA問題と応用力を問うB問題に分けて出題。 生活習慣などについても学力との相関関係を調べた。 来年以降も毎年4月に小6、中3を対象に国語、算数・数学で行われる。 テストには小6と中3の約221万人が参加。
相当な規模で実施されていますから答案回収からデータ作成にも、それなりに時間と経費をかけているようでありますね。僕の娘もこの試験を受けてます(笑)
さて・・果たして大人的にはどれ程の正解をものに出来るものなんでしょうか・・・
そんな事はどうでもいいとして、僕の娘もいよいよ中学校進学を控えてクラスの中でも受験組のグループもいたりするわけでありますから、今年の冬は受験とは無縁の娘にとっても友情と勉強のバランスをとりながらもセピア色の・・・最後の小学生としての思い出ある時間を過ごして欲しいなと、考えつつも・・・
基礎的な学力を見極めるのであろう、このテストの出来栄えを全国結果と比較しながら親子で検証してみると正直・・冷や汗がでそうな部分もあるような?
いえ・・・娘も結構自分のウイークポイントは把握してるみたいですし・・・
近所の中で、クラスの中で、地域の中で・・・全国では?自分はどれくらい?
なんてゆう、人生の中で必然的に存在する「競争」の部分をいよいよ身に感じながらも大きくなっていってんだなと実感する次第でありました。
まぁ・・・あまりショゲルことなく頑張って欲しいものであります。


  • 国語と算数・数学で身に着けておくべき「知識」(A)

  • 実生活に役立てる「活用」(B)

合わせて小中学校計8分類を実施し、学習意欲などを聞くアンケートも同時に実施。

  • 知識(A)の平均正答率 小学校国語A81.7%小学校算数A82.1% 中学校国語A82.2%中学校数学A72.8%
  • 活用(B)の平均正答率 小学校国語B63.0%小学校算数B63.6% 中学校国語B72.0%小学校数学B61.2%

参照ファイル|平成19年度全国学力・学習状況調査 調査結果のポイント
他、全体的な調査結果はこちら



2007/10/24

子供達の「うつ病比率」

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先日・・カーラジオから流れてきたニューストピック。
その中で、「子供」「うつ」「4%」というキーワードが僕の頭の中で記憶に残り、少し気になっていたというよりも多少は興味?らしからぬ気分でもあったもんですからざっと調べてみたんですが・・・。
正直、僕も二児の父親でもありますし昨今の世の中は子供が非常に暮らしにくく育ちにくい環境でもある。つまり僕が幼少の頃のように勝手気ままに遊びまわり、親を心配させてばかりでも友達を傷つけたり・・傷つけられたりし合う中でルールを学び、優しさを身に付けながらも強さを求めるといった・・・自分で言うと滑稽かもしれないんですが何かこう・・
「人として勝手に成長してゆく・・」
そんな時代の環境があってように思うんですが今の時代は、とてもとても・・そんな事達って理想化してっしまってるような・・?
そういう、自分の子供への同情心も含めて今の子供達の置かれている過酷な世の中の環境。
それは大人が「子供達の今」を把握し理解する事が不可欠であり最小単位である家族の中で親と子が「知らん顔」を互いにしてしまわない為にも把握と理解は大切であると感じますね。

小4~中1の鬱病は「4%」
北海道大学の研究チームが今年4~9月に北海道内の小学校8校、中学校2校にそれぞれ4~6人の精神科医が出向き問診、診断。
小学4年~中学1年の一般児童・生徒738人に、鬱病と躁鬱(そううつ)病の有病率が計4.2%に上り、軽症のものも含め鬱病と診断されたのは全体の3.1%、躁鬱病が1.1%。学年別にみると小学4年で1.6%、同5年2.1%、同6年4.2%と学年が上がるほど割合が高くなり、中学1年では10.7%だったとのこと。
原因なんて無数にあるんでしょうね。コレほどのストレス社会なんですから・・
大人だってそうなんですから、年若き子供世代なんて本当にキツイ時代を生きてるなと感じずにはいられませんね。
親として、常に今の時代環境を基点として愛する子供達を把握し理解する。自分の子供時代はこうだった・・・ああだった、なんて事は考えずに子供達と接してゆきたいものであります。



2007/10/23

世界を見る目が変わる50の事実

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統計・指標を単純に・・直に受け止めるという事を僕はあまりする事は無く、出来る限り吟味しながら噛み砕いて、さらには検証しつつ読み取ってゆくという事が大切なんだろうなという部分を前提に以下の事実?を読んでみましたが・・・
さて、いろんな人がいて、いろんな人生観の人がいて・・・
その受け止め方についても千差万別ではあるんでしょうが・・・

世界を見る目が変わる50の事実
1 日本女性の平均寿命は八四歳。ボツワナ人の平均寿命は三九歳
2 肥満の人の三人に一人は発展途上国に住んでいる
3 先進国で最も妊娠率が高いのは、米国と英国の一〇代
4 中国では四四〇〇万人の女性が行方不明
5 ブラジルには軍人よりも化粧品の訪問販売員のほうがたくさんいる
6 世界の死刑執行の八一%はわずか三カ国に集中している。中国、イラン、米国である
7 英国のスーパーマーケットは政府よりも多くの個人情報をもっている
8 EUの牛は一頭につき一日二・五ドルの助成金を受け取る。年額にすると世界旅行が可能だ
9 七〇カ国以上で同性愛は違法、九カ国で死刑になる
10 世界の五人に一人は一日一ドル未満で暮らしている
11 ロシアで家庭内暴力のために殺される女性は、毎年一万二〇〇〇人を超える
12 二〇〇一年、何らかの形成外科手術を受けたアメリカ人は一三二〇万人
13 地雷によって、毎時間一人は死傷している
14 インドでは四四〇〇万人の児童が働かされている
15 先進国の国民は年間に七キロの食品添加物を食べている
16 タイガー・ウッズが帽子をかぶって得るスポンサー料は、一日当たり五万五〇〇〇ドル。その帽子を作る工場労働者の年収の三八年分
17 米国で摂食障害を患っている女性は七〇〇万人、男性は一〇〇万人
18 英国の一五歳の半数はドラッグ体験済み。四分の一は喫煙常習者
19 ワシントンDCで働くロビイストは六万七〇〇〇人。連邦議員一人に対し一二五人
20 自動車は毎分、二人を殺している
21 一九七七年以降、北米の中絶病院では八万件近い暴力事件や騒乱が起きている
22 マクドナルドの黄色いアーチがわかる人は八八%。キリスト教の十字架はたった五四%
23 ケニアでは家計の三分の一が賄賂に使われる
24 世界の違法ドラッグの市場規模は四〇〇〇億ドル。製薬市場とほぼ同じ
25 アメリカ人の三人に一人は、エイリアンがすでに地球に来たと信じている
26 拷問は一五〇カ国以上で行なわれている
27 世界では七人に一人が日々飢えている
28 今日の米国に生まれる黒人新生児の三人に一人は刑務所に送られる
29 世界で三人に一人は戦時下に暮らしている
30 二〇四〇年に原油は枯渇するかもしれない
31 世界の喫煙者の八二%は発展途上国の国民
32 世界の人口の七〇%以上は電話を使ったことがない
33 近年の武力紛争の四分の一は天然資源がらみ
34 アフリカのHIV陽性患者は約三〇〇〇万人
35 毎年、一〇の言語が消滅している
36 武力紛争による死者よりも自殺者のほうが多い
37 米国で、銃を持って登校し退学になる生徒の数は、平均して週に八八人
38 世界には「良心の囚人」が少なくとも三〇万人いる
39 毎年、二〇〇万人の女性が性器切除される
40 世界中の紛争地帯で戦う子供兵は三〇万人
41 英国では総選挙の投票者数よりも、テレビ番組でアイドル選びに投票した人のほうが多い
42 米国のポルノ産業の規模は年間一〇〇億ドル。海外援助額と同じである
43 二〇〇三年、米国の防衛費は約三九六〇億ドル。「ならず者国家」七カ国の防衛費総計の三三倍
44 世界にはいまも二七〇〇万人の奴隷がいる
45 アメリカ人が捨てるプラスチック・ボトルは一時間に二五〇万本。並べると、三週間分で月に達する
46 ロンドンの住民は、監視カメラで一日三〇〇回撮影される
47 毎年、西欧向けに人身売買される女性は一二万人
48 英国で売られるニュージーランド産キウイは、その重量の五倍の温室効果ガスを排出している
49 米国は国連に一〇億ドル以上の未払い金がある
50 貧困家庭の子供たちは、富裕家庭の子供たちに比べて、三倍も精神病にかかりやすい



2007/10/22

長い一日と早い一年

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日曜日って・・・、時間の経つの早いですね。
少し、ゆっくりめに・・・朝、起きてから何んだかんだとしてるうちに・・・
昼になって・・・日が暮れて・・・
そして楽しい日曜日も知らぬ間に過ぎてゆき、気が付けば慌しい月曜の朝・・。
季節柄、日がおちるのがだんだんと早くなってきてますからね、余計に早く過ぎていってるような・・・?
一日が早く過ぎていくのは日曜日ぐらいです。
平日は結構、時間の経つのが遅いような気がするんです。僕の場合はね・・・。
そのかわり、一年経つのはあっという間ですが・・・。
一日は長く感じるのに一年は、とても早く過ぎてゆく。まして5年とか10年とかなんて
「えっ・・・?もうあれから10年も経ってるの?」なんて驚いてみたりとね・・・
昔のように、一日過ごすのも、一年経つのも・・・あっという間!って訳にはいきません。
何故なんでしょうか・・・?
う~ん・・・よくわからないんですが・・・(笑)
一日が長くて・・・
一年がはやい・・・
歳のせい・・・?
いいえ・・・・・まだまだ!(笑)


今から10年前・・1997年の主な出来事~
松田聖子が俳優・神田正輝と離婚
女優・可愛かずみが飛び降り自殺
映画監督・伊丹十三が飛び降り自殺
俳優・勝新太郎が下咽頭がんのため死去
神戸市須磨区連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇事件)
カトリック修道女・マザー・テレサが死去
安室奈美恵が結婚
イギリス元皇太子妃ダイアナが交通事故死
ポケットモンスターを見た子供たちが痙攣などの発作を起こし入院
流行語/新語・・・失楽園・たまごっち・パパラッチ・・・



愛と青春・秋の公園

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今日は、せっかくの日曜日だったんですが僕は、あいにく出勤日だったんです。
いいお天気だし・・・深まりゆく秋の気配を感じるには絶好の、お日柄でしたよね。銀杏の実がポロポロと落ちだす時期が過ぎれば、落葉と紅葉の織り成す秋の素晴らしい趣きが気持ちを和ませてくれますね。
おっと・・・!ここで哀愁を感じてしまうと淋しさ募りますから・・・
そっち方向には自分の気持ちを向けないように心がけているんです。
ところで、今日も外回りで街を流していたんですが・・・少し外れに、お散歩コースにできそうな小規模の自然公園を見かけました・・・。
ポツリポツリと適度な間隔をあけて人々がいます・・・。ベンチで腰掛けてる恋人、バトミントンをする親子、レトリーバー系の賢そうな犬を散歩させている人・・・、みんな気持ち良さそうです!手をつないで仲むつまじく歩いている恋人・・・女性の方は、可愛らしい笑みを浮かべて歩いています。
幸せなんでしょうねぇ!ヨカッタですね!
僕のほうまでホノボノとしてきちゃいますねっ!
僕達夫婦の愛と青春の日々を思い出してしまいますよ・・・!よく、そんな感じでデートしたもんです。今はしませんが・・・。「俺についてこい!」って思っていた時代に自分の愚かさを自分に問い掛けることなど、ありもしませんでしたからね・・・
青春は素晴らしい!
今でも、そう感じますね!でも・・・そんな若年寄りみたいな事を言ってちゃダメです・・・僕もまだまだ若いし未熟者ですから、もっともっと青春しとかなくちゃいけませんよね!夢と希望と根性でね!
もちろん相棒は、むつかしい年頃の?うつ病を患う妻です!



2007/10/16

夜空を見上げて・・

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僕は星座とかあまり詳しくないくせに・・・?
星空が好きです。(娘に教える程度の星座ぐらいは把握してますが・・・)(笑)
夏のキャンプ地等で、満天の星空を見上げると圧倒されてしまいます。
美しいし、感動しますし、何か飲み込まれるような?気分になるんです。
今年の夏もそうだったんですが、僕が勝手に決め込んでいる・・
「夏の、家族の定例行事。野外キャンプ・・・」。そういう場所で見る星空は最高に美しく、自分を包み込んでくれるんですよね。


ところで・・
そういう場所で星空を見ると結構な短いタイミングで流れ星を見れますよね・・・。
神秘的です・・・。そして、自分の人生とかがものすごく小さな粒のように思えてくるのです。僕の場合は満点の星空に癒されたりする事なんて無いんですが、何かしら説明のつけようの無い「何か」を宇宙の彼方から、
こんなちっぽけな僕に教えてくれている・・・?

そういえば、子供の時にE・Tの映画を見たんですが・・
通路で座って観た時の(満席!)感動と興奮はかなり薄れているものの(・・・笑)、すばらしい夢を与えてくれた、いい映画でありました。今DVDを借りてきて観たとしても「古臭いなぁ~」と思うかもしれませんが・・・(笑)。
星空は素敵な感動と、不思議な興奮を与えてくれるように感じてなりません・・

最近は、妻のうつ病も平穏無事に(笑)経過してるもんですから数年前のように
うつむいて・・ため息。
夜空を見上げて・・ため息。
なんてゆう、苦し紛れの切ない気持ちは程ほどのレベルではあるんですが・・

夜空を見上げて・・・我にかえる・・・。
我にかえると・・・夜空を見上げたくなる・・・。
自分との対話も時に必要なんですね・・



2007/10/14

雑踏のやさしさ

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雑踏の素晴らしさ・・
雑踏はいろんな事を、ごまかしてくれますね・・

人はみんな一人で何役をも背負って生きている。
夫であり、男であり、父であり、妻であり、女であり、母であり・・・・・

そんな自分を、少しだけ自分から遠ざけてくれる。
雑踏はね・・・

演じ続ける自分を解き放ち・・
ただの・・名も無き通行人にしてくれる。

自分から遠ざかって、自分を眺めてみるならば・・

ちょっと・・癒されたりするような・・。

そしてまた
自分に戻りて生きてゆく。


心の引き潮

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段々と・・
心の上げ潮が引いてゆく感じの今日の、・・・
うつ病家族の、それぞれの胸の中。
別に・・
損得勘定でもって暮らしてるわけでもなくても、損をする事も人生には必要?なんて考えたりしつつ・・・うつ病っていう存在と同居しながら暮らしている中・・。
犠牲になりながら・・とか、
尽くしながら・・とか、
考える事自体が自分を見失っている証拠だなと考えた今日一日でありました・・・。

そんな気分でふと・・思い出した詩をひとつ・・・

生きる/谷川俊太郎

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと惑るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたのてのぬくみ
いのちということ


2007/10/12

つもり違いの十か条

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つもり違いの十か条
第一ヶ条 : 高いつもりで低いのは「教養」
第二ヶ条 : 低いつもりで高いのは「気位」
第三ヶ条 : 深いつもりで浅いのは「知識」
第四ヶ条 : 浅いつもりで深いのは「欲」
第五ヶ条 : 厚いつもりで薄いのは「人情」
第六ヶ条 : 薄いつもりで厚いのは「面の皮」
第七ヶ条 : 強いつもりで弱いのは「根性」
第八ヶ条 : 弱いつもりで強いのは「我」
第九ヶ条 : 多いつもりで少ないのは「分別」
第十ヶ条 : 少ないつもりで多いのは「無駄」

つもりつもりで・・・
・・・でもない。
そんな皮肉も、時にヒヤッと胸に響くのが人の道。・・・(笑)
人の欲や感情の裏表は常に背中合わせでもあり、まして「いいように・・」解釈してしまう生き物であるのも人のサガ。
けれど、そんな戒めを受け止められるのも人の心の柔らかさ。
そして・・・
かなりあてはまってるんじゃないの?なんて、自己評価しながらも・・・
あてはまってないから、今が在るんだよ。・・・と、反発してみたり。



まさに、それが・・・
つもり違いだったりするような?(笑)



2007/09/30

求めすぎぬ関係

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例えば・・夫婦共働きの場合・・
認めて貰える度数?について。
夫の場合~
職場での評価=自己達成感=家庭での評価=父親としての評価=自己満足感。
・・・ってな具合で、夫は一役を演じる事により・・
全ての自己評価が直結の上、満たされる。

妻の場合~
職場での評価=自己達成感。
しかしながら家庭での評価とは全く別物であり自己満足感に直結するものではない?
要するに、妻の場合・・職場での評価ってのは職業人としての単体の評価であり、家庭内においては「妻」と「母親」の二役の部分において、夫の場合のような「職業人としての評価」が重なる事なんて無いような・・・
そしてもっと単純に言うならば、仕事の出来る父親は家庭を支える大黒柱として威厳をも、持ち合わせられたとしても・・・
妻が職場で優秀だとしても、家庭内に帰ると「全く別の能力」を問われるであろう母親もしくは主婦業に対して取り組まねばならず、もしそれが疎かであれば「職業人としての評価すら打ち消されてしまう」。
そして・・「両立できぬのは仕事のせい」だと非難すら浴びる可能性も在りし。

とても・・大変でしょうね。(苦笑)・・女性はね。
結びつかない各ステージにおいて水準以上の実績をキープしとかなくちゃなりませんからね。>それこそ気苦労で、うつ病になっちゃいそうな・・・(笑)。
勿論、これは僕の短絡的な・・個人的観測であり万人にアテハマルようなものでは決してありませんが、この国の家庭像、夫婦像の平均的?な環境としては・・実情ではないのかなと感じたりしてますが・・・。
それでも頑張り続ける女性は世の中には多数居るわけでもあり、
ほとほと・・・
そんな女性の強さには、ある意味、敬服の感すら覚えてしまいますが、何かと高ストレスな、この時代・・・
誉める・認める・許し合う・・・そんな夫婦関係の大切な骨組みを揺るがす事なく、毎日をおくりたいものであります・・・。


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2007/09/26

愛と憎しみを超えて

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家族であったり、恋人であったり・・・
大切な人に対して、愛する事が犠牲になっていると感じるならば、
愛さない方がマシである。・・・っていう考え方が一つ、あるんですが。
何故かって言うと、犠牲。
すなわち耐えると言う観念を持ちながら人を愛するならば、その相手もまた・・・
「辛く哀しい」から。
当然、その犠牲を感じるレベルも様々であるんでしょうから一概に
「そんな事なら相手も辛い」とは言えないんですけどね・・・。
ただ・・・広い意味においては、苦しみながら愛されるという事は、
「あんまり幸せな事では無い」。のかもしれませんよね。だからって、うつ病家族の家族愛が常に無償の愛の上に成立するわけでもありませんけれど。
例えば、尽くす事を支える事として置き換えたならば・・・ブルンブルンに振り回されても、ののしられても、そんな愛情のポリシーを同居させ続けるって事は容易ではありませんからね。はっきり言って「憎む」という感情が生まれたとしても、僕個人的には理解できるような・・・。
人間ですから、憎しみのような感情を持ち合わせた状態で「患者」と「病魔」を区別して向き合う事は非常にコツと体力の要する気がしないでもありません。
しかしながら、敢えてそういう気持ちに侵されてしまいそうな時こそ・・・・
患者と共に、介護する家族側が「見えぬ成長」を遂げる時でもあり、その山場を越えて振り返った、その時・・・「見えてくる真実の愛」を掴み取ってゆく。
そしてそれは、かけがえの無い大きな家族愛へとつながりつつ・・
愛し愛される関係へと導かれてゆくような気がしてなりません・・・・・。


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2007/09/21

男らしさ

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男らしさってのは、一概に計る事なんて出来ませんよね。
大体・・・人それぞれ価値観ってのも違いますしね。
亭主関白で家族をグイグイ導いてゆく事も素晴らしいだろうし、結婚なんてしないで社会の中で自分の夢や信念を貫き通すような人生も勿論・・・
男らしいはずですから・・・。
適齢で結婚して家庭を支え、仕事もそれなりに続けながら・・・
なんて人生を考えてみたならば、多分・・・大概の人達は、それを男らしいなんて言う受け止め方はしないだろうなって思うんですよね・・・。


しかしながら・・・
自分みたいな男だって、一人の女性を愛し、支え・・・
そして子供達が自分の手から巣立ってゆく、その日までの柱的な存在である事をツマラナイ人生だなんて考えずに全うしてゆくこと・・・。
そんな平凡で地味な人生の土俵に立ち続けるって事は・・・
どれだけの努力と勇気と信念が必要かと、考えたならば・・・・
それはそれで、少しは男らしい生き方かもしれないなと思えてくるんです・・・・・。


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2007/09/19

出会えた奇跡

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公園で・・
道路脇で・・
路地裏で・・
花々が咲いています。
花々は、きっと・・・
人々の心の中をホッと幸せにしてくれてるような・・・

彼・彼女・恋人・友達・妻・夫・娘・息子・子供達・家族・兄弟・姉妹・親・両親・・・・
あの人にとって・・
この人にとって・・
大切な人は、「大切な人」。
それは・・・世界に一人。 大切な人。
多分、身近すぎて、その大切さを忘れがちではあるけれど・・・
紛れも無く、世界に一人。~大切な人~・・・・・

そんな事を忘れてしまいそうな時に、少しだけ思い起こしてみる「大切に想う気持ち」。
その・・・小さな気持ちが、とても大切なこと。
あなたの、大切な人は・・・   
世界にひとつだけの花。
大切にしないといけませんよね・・・・・。
この人と、あの人と・・・
「奇跡」にも近い偶然で出会ったんですからね。
恋人と出会えた奇跡。友と出会えた奇跡。妻と出会えた奇跡。
この星に生まれ、この国に生まれ・・生涯、出会える人の数なんて・・たかがしれた数。
ならば、目の前に存在している「大切な人」とめぐり合えたっていう奇跡に感動してみる事も煩雑な日々の暮らしの中には大切な事であるような・・・
そんな大切に想う気持ちを発見したならば・・・
生活を繰り返す為に一緒に居るのではなく、一緒に居るが為に生活しているんだなと気ずかないでもないような・・・
すると、うつ病がどうしたとか、正常な生活の支障がどうだとか、だから高確率で離婚がどうだこうだとか・・・
うつ病に自分が・・・家族が・・・「侵されてゆく」ことにはならないんだろうな・・・
だから・・・。
君に出会えて ありがとう。



2007/09/15

祈り・願い・・・心のpower

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君は最近、顔色が悪いね・・・
どこか悪いんじゃないのかい・・・・?
きっと・・悪いんだよ。
間違いないよ・・・。
ひょっとして、君は癌にかかってるんじゃないのかい?
すぐに医者に診てもらわないと「手遅れ」になるんじゃないかい?
でも・・医者はもし癌だとしても、本当の事を君に言わないだろうね・・・。
それにしても・・・君は最近、顔色が悪いね。ホント・・・。

毎日毎日・・・こんな事を言われたとしたならば、例え・・
昨日までピンピンしてた人も、おそらく・・・急激に弱り果てていくんでしょうね。
まさに暗示でもかけられたかのように・・・。
病は気から~なんてよく言ったもんではありますが、正にその通りでもあると思うんですよね・・・。僕も、毎日こんな事を聞かされたら、何日間その暗示に対して反抗できるか考えてみても、さほどの自信はありませんね(笑)。

ならば・・・逆に、ホントに病気を患ってる人間に対して・・・

君は最近顔色イイね・・・!
ひょっとして・・・
物凄く回復してきたんじゃないのかい・・・?
今度、医者に聞いてみろよ・・・
きっと、医者も僕と同じ考えだと思うよ!
あんなに・・・ひどい状態だったのに、
あの時の君の表情なんて・・
今と比べりゃ、まるで別人みたいだよ!

下手すりゃ(笑)・・・「誉め殺し」になりかねないとしても、毎日こんな励ましを与えられたならば・・・「気から病が回復する」って事もあるかもしれませんよね。

人間って・・・心で生きてると、僕は思ってますから・・・
「願い」や「イメージ」ってのは、それらを強く思えば思うほど・・・、実現する可能性もグングンと高まっていくような気がしないでもありません。
勿論・・・哀しいかな、そんな「願い」が届かぬ現実がある事だってあるでしょう。
でも、哀しみや現実の中でこそ・・・強く「祈り続けられる」能力を持ち合わせているのも人間のpowerでもあるはずと・・・
僕は医師でもなければカウンセラーでも無く、ただの平凡な男。そして、ただの平凡な夫。
過去を振り返っても、今も未来も・・うつ病という名の病魔に覆いかぶされた愛する妻が別人と化し家庭の中に狂った空気が流れ込んできたとしても・・・
その対抗となる僕の力というものは心。祈る・・・医師のように具体的に楽にしてやれる事なんて出来はしないけれども、きっと大丈夫。僕達がそばにいるから・・・
言葉にしてしまうと簡単すぎて素っ気ないものかもしれないんですが、夫として家族として出来る事、忘れてはならぬ事。「一番辛いのは患者」・・・
僕は「うつ病はよくなる」って事を強く思い続けてきましたし、これからもそうであろうと思います。それは「家族として、一体どうしていいのかわからない!」と、家族側が狂おしくなるような時には「祈り」にも近い想いで・・・そう信じてきましたが、そんな気持ちにふけるならば、ピンとした顔つきで「どうして、あんな事で苦しんでたんだろうね」なんて夫婦で笑える・・・必ずや到来するであろう日々が楽しみでありません・・・。



2007/09/12

ゴミのような雑談?

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職場の同僚との会話だったんですが・・・
その会話の中に、話の流れ的に「カミさん・・・」の話題が出たんですよね・・。
以下・・・その同僚の事を「彼」と記します。

彼いわく・・・
女(カミさん)なんて“ゴミ”みたいなもんだ・・・!
こんだけ飯食わしてやってんだから・・・
ゴミみたいに扱ったって当たり前だし、旦那に尽くしてもらわなきゃ何の為のカミさんなのか・・・わからない!・・・。
・・・??
“ゴミ”とは・・・。なんとも凄まじい表現をするもんだと・・・
僕的には小さなショックを感じるような感じないような・・?
しかしながら、彼の・・・その豪語する表情から察すると、そんな事を外で言いながらもホントは大切な“カミさん”であるんだろうなと・・・解釈できるニュアンスもチラホラと見受けられるような・・・?

何故かって言うと・・・彼の携帯電話の待ち受け画面にはちゃんと愛妻画像が仕込まれてますから・・(笑)
結局のところ、そうやって強がって見せたりしながらも実は・・・
惚れ込んでるんでしょうね。
さらには、そういう・・・外での口調とは裏腹に家に帰れば“尻にヒカレテル” 良きパートナーだったりして・・・(笑)

しかしながら彼の奥さんも自分の知らないところで“ゴミ扱い”されてるんじゃあ・・・たまったもんじゃありません!
いや・・・けれど!
彼の奥さんも、知らないところで・・彼の事を“ゴミ扱い”してるんだろうか・・・なんて考えると、それはホントニ“亭主元気で留守がいい”♪~の世界でありますから、そういう関係でうまくいってるパートナー同士・・・?と考えられるかもしれませんね。

どっちにしても・・・お幸せに!末永く・・・(笑)



2007/09/09

人生を交換できたならば・・・

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もう・・・いやになってしまったなんて言う時は、
自分の人生を否定しながらも・・「もしも・・」出来る事ならば、成功してるように見えてしまう友人、知人、同僚、先輩、後輩、ライバル・・・そんな人達の人生と自分の人生をそっくりそのまま交換してしまえば・・・自分は絶対!うまくいくはずだ!
・・・なんて考える事もあるかもしれませんよね・・・。
ならば・・・
その「もしも・・・」を、もしも・・本当に実行できたとしたら・・・
憧れの「あの人物」の人生と「悔いる事しかできていない」自分の人生を交換する。

人生を交換する・・?
どんなもんなんでしょうね・・・?
その後の気分は・・・(笑)

憧れのまま・・・「あ~・・・幸せ!」なんてこと思えるんでしょうかね・・・?
有り得ませんよね・・。自分に他人の人生の代役が務まる訳・・・ありませんから。
他人の人生を生きるなんて、自分の人生を生きることの千倍ツライはずじゃないかなって思いますから・・・。
自分の人生は自分が主人公・・・。
いいないいなと・・・見えてしまう他人の人生は、その他人が主人公を演じる物語なんですからスライドしたとて辛いだけ・・・。
そんな風に考えてみれば、今・・いやだいやだと見間違えてる自分の人生が愛おしく感じてきたりするような・・・?
さらには・・・こんな人生でも、ここはひとつ見方を変えて・・
「あ~やっぱり、ココがいいや・・・!」なんて・・・
改めて・・その人生の中に自分の居場所を再確認する・・・。
すなわち、主人公なのに主人公らしくなかった自分に気付き・・・
再び主人公として輝きだす!
そして、辛さの中に人生があるのでは無く、
人生の中に・・辛さっていうスパイスが効いてるだけ。
そんな気持ちで、主人公らしく自分の人生と向き合うことが出来たなら・・・
自分の人生、もっと好きになれますよね・・・・・。

人生を悲観することは大切なこと。
何故なら・・・悲観しなくていいってことに気付くチャンスだから・・・。
死を望んでしまう気持ちだって否定はしない・・・。
何故なら・・・死を否定できる自分に出会えるチャンスだから・・・。
そういうチャンス・・・。
「全てをやめてしまわない・・」気持ちの後ろに、必ずカクレテル!



2007/09/07

おバカさん・・・

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このご時勢・・・
働き盛りの男性の長期病休の約6割が「うつ病」であるというから、あまりにも身近すぎる現象でもありような?・・・僕にとってはね・・。
その、働き盛りの男性っていうのは僕と同じように小中高生の父親達。・・・
当然・・・この僕も、同種の世代に分類されてしまうんでしょうからね・・、
その世代々の「悩み」に関しては・・非常に身近に感ずるところでもあります。
僕自身は一応「健常者」ではありますが妻は、うつ病ですしね、「うつ病家族」という括りの中ではある意味、親近感?を感じるところでもありますね。
ところで・・・
身近な存在であるにもかかわらず・・・、家族・・企業・・地域社会・・・と、
それぞれの単位の中で目をそらしてしまいがちな「心の病」。

みんな・・疲れてるんですよね。頑張り過ぎてね・・・。
頑張っても頑張っても、何も報われない・・・そんな虚脱感を背中にショッテ・・・
それでも頑張る。!
そして・・・「潰れる」。
それって、カッコ悪い・・・?
僕はそうは思いません・・・。カッコいいと・・・思うんです。
「カッコいい」がムズガユイ?表現であるならば・・・
頑張り過ぎてる「おバカさん」なんて呼ぶのもどうでしょうかね・・・(笑)
「カッコいい・・おバカさん」。
ゆっくり休んで、また頑張れば・・・それでいいから・・・。

煩雑で忙しすぎる日本も、週休3日制・・・なんて、将来的な動きもあるようでありますが、目先の暮らしに気持ちを煽られて・・ついつい忘れがちな大切な人とのコミニュケーション。
そして自分とのコミニュケーション・・・。
そういう「心の通い」を途切れささない為にもピンポイントで支える予防策っていうのは非常に大切な事であると思いますし・・・
数値を用いた机上の論理を有効化する為の原点・・・
それは、全て・・・
人のハートから生み出でる愛と勇気ではないかと感じるところであります。
いえ・・・決して大袈裟な意味では無く、ふと・・歩きながら道端で感じる「気持ち」。
ふと・・・想う「気持ち」は大きな愛と勇気の、さらなる原点でもあり・・・
「行動」を生み出す。
行動・・・。これまた大袈裟なものでは無く・・・
自分や家族を大切に想い「生きてゆく」ということ。
そこには立派な存在価値がある!
僕なんかは、妻のうつ病という現実に向き合えた頃からは、会社に尽くす事よりも何よりも、自分や家族に尽くし過ぎたが為に潰れてしまった妻への想いが僕の心の中ではっきりと確立しつつも・・・出世や地位や名声や男の人生がどうのこうのと考える事よりも今、守るべきものは何か?と鬱が移る?ような感じで悩み続けた平凡な夫でありますから・・・。
生きているという感動。愛しているという感動。そして出会えた事への感謝。
・・・そんな事ってビジネスの世界ではどうでもいいことなんですが、人として誇りある人生を送りたいと考えるならば、かなり重要な部分であると・・・
人生の方向転換ができたような気がするんですよね。
人が人である為の人への優しさ、気遣い・・・
それらは、学校社会にもビジネス社会にも家庭にも相通ずるもの。
そんな「気持ち」と「予防策」が紐付けされたうえで、遠巻きに・・・
人の心と命を救うことができたならばと思わずにはいられません・・・。
大切なものを大切に扱う・・大切な心を失わずにいたいものであります。


2007/09/05

道のり

メンタルヘルス・ウェブログ

旧ブログへのメールメッセージの中にこんな事を書いていただいた方がいらっしゃられました・・・季節は昨年の晩冬であり地域によっては春を感じはじめたかの頃合・・

「春ですね・・・、また・・・春を感じれる今に感謝している」
「そして・・・そんな春を感じれる自分を誉めてあげたい・・・。」
本文そのままの転記ではありませんが、内容的には・・このような気持ちを記されていらっしゃいました。
この方はいろいろと過去に御苦労をされていながらも、段々と病苦から開放されつつあるとのことでして・・・
さらに・・その暖かい春の気配が自分を優しく包んでくれているような気持ちになれているそうでありました。
ヨカッタですよね・・・。
僕も、春と言えば・・・ちょうど6年前なんていうのは、妻のうつ病発症の年でありましたからね・・・、その年以来は春を迎える度に何かこう複雑な感覚に見舞われているっていうのが家族の立場としての正直な気持ちであります。
自分達の卑屈感みたいなものを、どこかの部分で他人より優位にたってソレを補うことばかり考えていたような時期もありましたが、結局のところ・・・そういう考え方っていうのは他人との不幸の競い合いをしているようなものでありますから、そういう考え方をしてる時は・・春の訪れやら何かを微かに感じ取るなんて出来ず・・・
結局は自分の殻に閉じこもっているだけだったような・・・
自分を見失っているから・・・
うつ病とも向き合えずに妻の心ともハグレテしまってる・・・。
だから・・・僕も妻も、悩みの一人歩きをしてしまいがちでもありましたし、その存在を確立しているのは「うつ病」っていう存在だけ・・・。
まさに・・・やられっ放しデスネ(苦笑)。
だから・・・
春を感じれる今に感謝して、感じている自分を誉めてあげる。
そんな・・、メールの差出人の方の気持ちに、ナルホドと頷いてしまったんですよ・・・。
うつ病家族ってのは時に、家族をバラバラにしてしまう程のパワーを持った病魔と常に対等していますからね、自分を見失い・・相手を見失い・・家族から孤立し・・家族は一体、何をどうすればいいんだと落胆と途方に明け暮れる。そんな中・・家族全員、それぞれが心の視線をしっかりと定めて・・・
自分にも相手にも見つめ合い、そして見つめてもらえる愛を感じる・・。
そこに小さくとも大きな自分や家族への発見があり、まさにそれは小さくとも大きなステップとなりうる・・。
確かに・・・
うつ病という病魔と出会ってしまい病者として・・家族として・・過ごしてきたという道のりは間違いなく一本の道であり、過去の出来事を変える事なんて出来やしませんよね。
ただしかし・・、これから歩んでゆく「道」は一本ではありませんから・・
それても・・はぐれても・・、
しっかりと自分達を見つめながら歩んでゆきたいなと感じるのであります。


2007/09/04

合言葉は愛言葉

メンタルヘルス・ウェブログ

もう・・・やめてしまおう
もう・・・あきらめてしまおう
もう・・・投げ出してしまおう
もう・・・ダメになりそう・・・・。

そんな時でも、どんな時でも、そうでない時でも・・・
うつ病患者を「支え守る」・・・一人の無力な人間の、心の中に「愛言葉」!

合言葉は・・・愛言葉!

愛言葉は、「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」。

人それぞれ・・・なんでもいいから、大切なあの人の・・・
あの一言が・・・、愛言葉!

僕の、愛言葉・・・。
今は、これ・・・!「おかえり」。

何故かって・・・?
それは、今年初めて聞いたから。
言われた事が嬉しいんじゃない・・・。
言えた事が・・・・・・・嬉しい。

だから・・・しばらくはコレが僕の愛言葉!

洗練された・・・いい言葉よりも、時に自分を優しくしてくれる・・・言葉。

そんな愛言葉を合言葉にして・・・
忘れてはいけないこと・・・
それは・・・
愛していること。愛されていること。



2007/09/03

cofee

メンタルヘルス・ウェブログ

あんまり体には良くないんでしょうが・・・
僕はコーヒーとタバコを愛しているんです・・(笑!)
このふたつが有れば言いようのない「癒し」の空間へと導かれ、逆に無ければ無性に落ち着かないような・・?
当然、これらの過度の摂取は好ましくないとは理解していてもですよ・・・
仕事と家庭と”うつ病”に対するイライラや悶々を誤魔化す為にも??
やっぱりやめられずにいる次第であります(苦笑)
そんな僕の嗜好に関わる事はどうでもいいんですが、厚労省研究班からの調査結果によりますとコーヒーを1日に3杯以上飲む女性は、ほとんど飲まない人と比べて「結腸がん」になるリスクが約半分に低下するとなっているんですね。何故そう言えるのかっていう仕組みはまだ、十分解明されていないようでありますが、コーヒーにがん予防効果がある可能性を示す結果だそうであります。
ちなみに調査方法はと言いますと、40歳~69歳の日本人男女約9万6000人を約10年半にわたり追跡調査。約9万6,000人のコーヒーの摂取について調査。
コーヒーを1日に3杯以上飲む人・1~2杯の人・1杯未満の人・ほとんど飲まない人・のグループに分け、その後の発病確率を追跡してゆくというもの。
一方、男性の場合は、喫煙や飲酒をする人が多く、コーヒー以外の要因が大腸がんの発症に強く影響しているために、コーヒーとがんリスクとの間にはっきりとした因果関係は確認できてはいないようです。やはり酒とタバコとコーヒーの組み合わせは切ってもきれないなと解釈するのは僕だけでしょうかね・・(笑)
どっちにしても・・・
コーヒー通の女性陣にとりましては嬉しい限りかもしれませんね・・・。



2007/09/02

地域自殺対策推進事業

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各地域のメンタルヘルスへの取り組みに対して国が、その成果を共有し後ろ支えしてゆこうとする動きが本格化してゆくようでありますね。
国がモデル自治体を選び対策等の成果を一体となって検証、改善を進めてゆく・・・
具体的には、厚労省の地域自殺対策推進事業として選ばれた北海道、秋田、静岡、沖縄等の19の道と県。そして横浜市の計20の自治体に対して3年間の計画の中で防止策を模索しつつも・・
成果として表面化される内容については全国の自治体に情報伝達を行う・・・
との事でありまして、
国全体として命を救う取り組みを行うのであれば、時間はかかったとしても真の意味において「成果」というものに期待したいと思うんですよ。
9年連続で30000人を超えているという自殺者数の現実。
経済・健康・生活・職場・リストラ・いじめ・無力・人間関係・・・
様々な・・現代人を悩み苦しめ追い詰めるキーワードが多数うごめくご時世において人の心の健康、すなわちメンタルヘルスにおいては
勝ち組も負け組みも無い世の中であらねばと・・
深く考える中・・・
笑うことができるという喜び
泣くことができるという喜び
悲しむことのできる喜び
愛し愛されることのできる喜び
それら全て、生きているという喜びにつながる人間の素晴らしさではないかと感じながらも再度その・・「成果」に期待したいところであります・・・。



2007/08/31

普通の眼差し

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限りなく純粋
真面目
汚れを知らない
ちょっと言いすぎ・・・(笑)
おそらく精神病患者に対して、偏見を抱いている人々は実際に患者と触れ合うならば、今迄・・思い描いていた、そのイメージに違和感を感じるのではないかと思うんです。例えばのケースで、病院、施設の建設話が持ち上がった場合、全国見渡して大方の地域で反対多数の署名が始まり・・・
なんとかして自分達の安全な?町を守ろう?とする。
・・・のが実際のところでありましょうし、通学路等があるならば警備員を・・?
さらには、危害を及ぼした場合の対処策・・等の要望が飛び交いつつ・・、まさに自己の暮らしを脅かされるといった感のある群衆心理がうごめきますよね。
個人的には、わかるようで・・わからないような複雑な心境でありますが・・・。
家族という単位を越えて地域社会っていう尺度で考えたならば、これは非常に難しい問題でもあります。
僕も、これから機会があれば、こういった問題に学びの姿勢で向き合っていきたいなと感じるところではありますが・・・。
地域社会の中において、もはや40人に1人が何かしらの心の病を患う現実を踏まえたうえで、
一番最初に必要であり、逆に現在の不足している部分っていうのは・・そういった人々に対する「普通の眼差し」。
僕は・・こういう事が大切ではないかと感じるところであります。

「普通の眼差し」・・・。
かばい過ぎることなく、避けることも無く・・。
あくまでも普通に・・。
そして病者の人々の中の「ひとり」という受け止め方では無く、ひとりを「ひとり」として受け入れる・・・。
それは一番・・病者に優しい、なによりの支えではないのかと感じますね。
けれど・・・家族っていう単位の範囲内においても、「普通に・・・」っていうのは、なかなか難しいのと同様に、地域社会においても、そう簡単に一言で皆が同じ方向に向かうわけでも在らず・・・。逆に・・・「そりゃ、理想だけどな・・・」と、終わらせてしまいがちな問題にも思えてみたりと・・・。
だからと言って・・今迄のように遠巻きに敬遠し続けてゆくには、そろそろ限界にきているのではないかと・・。

人間関係の歪みが深くなってゆこうと考えられる昨今・・
やはり、今・・・忘れ去られかけた人の心の温もりを呼び戻す事に背を向けてはならないなと・・呟やいてみたのであります・・・・・。



2007/08/29

段差無き世の中

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日本の入院患者数の四人に一人が精神病患者であり、毎日80人以上が自殺する・・・
実際の暮らしの中における、それらの精神病に関わる人々を、とり囲む環境となると・・・
切実な問題であるにもかかわらず、遠目にしている・・・?
いえ、遠目にしているって言うよりも自分の事が精一杯だから他人の悩み等々にかまってる暇なんて無い・・?
そして、接近するなら距離を置き・・違和感ならぬ偏見を身にまとってしまう・・・。
関わりの無い人々からすると、そんなところであるかもしれませんよね。
つまりは・・・
うつ病を含む精神病患者っていうのは、どうしても偏見といった類の受け止められ方も無きにしもあらずであり、
そんな・・僕達も十分にソレを味わっていますから、偏見という語句に対しては、それなりに敏感になるもんであります。

付き合わない方がよい・・
危険・・・
親も子も同じ・・・
勿論・・過ぎた事であるからして、偏見という形で受け止めたであろう当時の気持ちはコンプレックスや怨恨とは少し違ったニュアンスに変化してますが・・・。
だから・・・もっと増加していくであろうメンタルな諸問題に対して・・・
少しでも段差の無い世の中であればいいなと感じるところでもあり、

暗いニュース報道の中に頻繁に出現する言葉・・・
「精神鑑定を・・・」
そういった事件性とは分離した・・心の病者に対する観点を再認識する事が大切ではないかと考えてみたりと・・・。
多分・・精神病者に対して恐怖を感じている健常者は・・・
精神病者が、ある意味で健常者に対して恐怖を感じているという事を認識していない。
そこに段差がある・・・。
そんな事を思ったりも・・・するところであります。



2007/08/28

君が必要・・

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愛は・・・
長く・長すぎる道のりの中
苦境・・逆境・・悲運・・
時に、それらに対して・・
強く・・反発しながら・・・
大きく・・成長を遂げてゆくもの・・・

だからと言って・・・?
長い・・長い・・
無関心には・・・
逆らえずに・・・
知らぬ間に・・・
衰退してしまうものでもあり・・・


そんなことを・・・
教えてくれるのも愛。
ならば・・
そこから始まる時だってある。

よかった・・・

僕らは・・
求め合う二人・・・

僕は・・雄では無く・・男。そして父親。それに・・・君を必要とする一人の人間
君は・・雌では無く・・女。そして母親。それに・・・僕を必要とする一人の人間

ノーメイクな・・愛情のキャッチボールは・・
まだ、始まったばかり・・・・・



2007/08/25

夏の風情

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「西瓜」(すいか)。
そして、英語では「WATER MELON(ウォーターメロン)」。
この酷暑の中・・・
水分たっぷりの冷えたスイカの甘さは喉を一瞬で潤してくれるものであります。
その成分は90%以上が水分で10%近くが糖分と言われており。果汁には、利尿作用が
があるカリウムやシトルリンが含まれ、西瓜の利尿作用は、むくみを改善する他、尿と一緒に余分な塩分を排泄することから高血圧や動脈硬化、膀胱炎、腎炎にも効果があるということです。さて、よく店先でスイカを選ぶ時に軽く叩いて品定めされる方が多いのですが、西瓜は、ほんの軽く叩いた時の音と手応えで中身の状態を判断する事が出来ると言われていますよね。熟しきってしまっている西瓜は「ボテボテ」という鈍い音がしますが、これはスイカの中がタナ落ちして、空洞が広がっているためであり、反対に若過ぎるスイカは「ピンピン」という感じの高い音になるようです。そして食べ頃のスイカの音は「ポンポン」という感じの非常に良い音がします。とは言いましても・・
僕自身もスイカを叩きながら、わかったようなわからないような?顔をして品定めをするんですが正直申しまして殆ど確信無く判断しているのが実際のところかもしれません(笑)

スイカをほおばりながら酷暑の中にも風情なんかを感じつつ・・・お盆も終わり、そして地蔵盆も終わり・・・暑い暑いと言いながらも僕自身は秋はもうすぐだなと秘かに期待しているわけでもありますが先日も、この地蔵盆では小さな子供達が浴衣で身を包み夕暮れの中にキャッキャとはしゃぐほのぼのとしたひとコマが地域の各所で見られたかとは思うんですが・・・
お地蔵様は各地域の神様(民間信仰)ではありますが基本的には仏教に所属する地蔵菩薩でありますね。しかしながら僕達の感覚としましては、やっぱり色んな面で人々を救済してくれる存在であり、また・・子供達の守護神として鬼から守ってくれている。
僕自身は特に信仰深い人間ではありませんが、お地蔵さんはそういう宗教の枠から少し離れた位置からでも人々の心に安堵と癒しを分け隔て無く与えてくれているような気がしないでもありません。
ひとつひとつ、夏の行事を終えてゆきながら秋の気配を感じ出す・・・。
今年もまた、そんな夏であり・・
夏休みも終われば、知らぬ間にこの夏を振り返っている。
それは僕にとっては幸せな「夏」でもあります・・・・・。



2007/08/20

1億2,705万3,471人

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住民基本台帳に基づく人口・人口動態及び世帯数
(平成19年3月31日現在)
全国の人口は、1億2,705万3,471人
全国の人口は、調査開始(昭和43年~)以来はじめて減少に転じた昨年に引き続き2年連続減少(1億2,705万5,025人→1億2,705万3,471人 対前年 △マイナス1,554人)
自然増加数(出生者数-死亡者数)は、昨年、調査開始(昭和54年度~)以来はじめてマイナス(△マイナス6,748人)となったが、本年度は出生者数増加により、プラス(1万743人)に回復。一方、死亡者数は調査開始以来最高。
社会増加数((転入者数-転出者数)+(職権記載数-職権消除数))はマイナス(△マイナス1万2,297人)。
三大都市圏(東京圏、名古屋圏、関西圏)の人口が、現行調査方法を用いた平成4年以来はじめて全国人口の半数を上回る
仙台市の総人口が100万人を突破し、100万人都市は、11市に
全人口に占める年少・生産年齢人口の割合は調査開始(平成6年~)以来毎年減少し、老年人口の割合は毎年増加
世帯数は、調査開始(昭和43年~)以来毎年増加
1世帯の平均構成人員は、調査開始(昭和43年~)以来毎年減少
~住民基本台帳に基づく人口・人口動態及び世帯数


先日、総務省から3月31日現在の住民基本台帳に基づく人口調査結果が発表されましたが、全国の人口は、1億2705万3471人と前年比で1554人の減少となり、昨年に続いて2年連続の減少。
昨年に過去最低を記録した出生数は、109万1917人と昨年を2万6384人上回り、出生数から死亡数を引いた自然増加数は1万743人と増加に転じています。しかしながら、国外転出などの要因から総人口は減少しています。死亡者は8893人増の108万1174人で過去最多となっています。
15歳未満の年少人口比率は13.7%、15歳以上65歳未満の生産年齢人口比率は65.3%と毎年減少する一方、65歳以上の老年人口比率は21.0%と毎年増加となっており、少子高齢化の進行が如実に現れていると感じてしまいます。
尚、東京・名古屋・大阪の3大都市圏の人口は、6353万9362人と全人口の半数を上回り、大都市圏への人口集中が進んでおり、裏返して考えるならば逆に過疎化も同時進行しているということでもあり、団塊の世代の定年後の暮らし方として田舎暮らし等が取り上げられたりもしておりますが、それは益々・・各地域における老若男女の構成比が昔のようなバランスを保持しなくなることを意味するようにも思うのであります。
いろんな世代の人が居て・・人の弱いところ、強いところを上手い具合にぶつけ合ったり吸収し合ったりしながら目に見えぬ部分で、人の心は寄り添われていると思う中、
僕達の子供達が親になる頃は果たしてどんな時代へと突入しているのであろうかと感じるところであります。



2007/08/17

幸せさん

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幸せはいつもきっと・・・存在してるはず。
たとえ今が・・・
不幸のどん底だ!ってゆう状況の中でも・・・
幸せって必ず存在してるんでしょうね。
要は、その存在に・・気付くか、気付かないだけの問題であってね・・・。
自分や、周りの人や環境を責めている時っていうのは、どうしたって不幸感ばかりに目を向けてしまいがち・・・。だから、ついつい幸せに対しては目をそらしがちなだけなんだろうなって思うんですよ・・。
・・・・・幸せさん。
ちゃんと反対側で、こっちに居ますよなんて笑顔で手を振ってくれてるのに・・・
そっちを向かない。向けれない・・・。
不幸感に対しては敏感に素直に反応するのに幸せに対しては・・・
とても反応が鈍くなる・・・?
でも・・ちゃんと居るんですよね、幸せさんってのは・・・。
ならば・・感じていたいですよね、出来るだけ(笑)。
?何故(笑)なのかと言うと・・僕もそういう時、多数ですから・・・(笑)!。
たまらなく憔悴しきって体が曲がる感じの失望感とか苛立ちに包まれた時っていうのは不幸にしか体と心が向いていませんしね・・・(笑)。
そういう時に・・・
「そんな事ないよ・・・ちゃんと幸せも存在してるのに君が気付いてないだけだよ」
なんて綺麗な事を聞いても、耳に入ってはきやしませんから・・(笑)。
しかも・・・小さな不幸は大きく拡大できるくせに小さな幸せは無意識に・・しまい込んでしまってるような?。
けれど・・・小さな小さな幸せを感じとれた時の、心の感触が、あっ・・・ちゃんと幸せさんは居るんだな・・・と、気付ける心の感性を作り出してくれるんでしょうから・・・。
だから、いつもいつも、どんな時も、自分で埋め込んでしまってる小さな幸せの存在を忘れずに大切にしながら・・・
幸せに対する感度をアップさせていかなくちゃなりません・・・。
そういう感度を上げる為には、僕達の場合は・・・
日常の小さな喜びや・・小さな感動を互いに見つけあうなんてゆうのも効果的であるんでしょうね。うつ病のケアにもイイはずです!(笑)


2007/08/16

自分の中の三人の自分

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自分を傷つける・・もう一人の自分が三人。

屈指の理想主義者である自分。
この・・理想主義者の「自分」は、限りなく本当の自分を・・その理想に近ずけようと自分自身に対して、もっともっと・・・と、要求してくる。
そして、本当の自分は・・・
それに応じようと、自分を見失う事すら気が付かぬまま・・・
一向に、距離感の縮まらない・・・終わりの無い迷走をし続ける・・・。
時に・・・周りの人間すら、その迷走に巻き込みながら・・・。

自分の中の批評家。
この・・自分を批評してくれる「自分」は、迷惑な事に・・
勝手ながらに・・自分を厳しく評価してくれる。
君は間違っている・・・
君の足らないところはココだ・・・
君はノロマで駄目な人間だと・・・。
でも・・、この批評家さん・・・
自分の一部分しか観ることのできない・・・短絡的な批評家。
それでも、本当の自分は・・・
確かに、部分的には的を得た批評であるから・・
ついつい・・その批評を無視する事ができずに全心で受け止めてしまう。
それは錯覚である事に気ずかないまま・・・

自分の中の悲劇のヒロイン。
逆に・・・この「自分」は、本当の自分を常に許し・・・守ってくれる。
自分は被害者なんだよ・・・
運が悪いだけなんだよ・・・
もういいんだよ・・・君は一生懸命頑張ったんだから・・・
それは裏返すと・・・
本当の自分にピリオドを打たそうとしているだけ・・・。

こんな三人の・・・もう一人の「自分」。
本当の自分を傷つけ続ける・・・もう一人の「自分」。
そんな・・・「自分」を生み出し、育てているのも・・・
何を隠そう・・・実は、本当の自分。
三人の言う事を聞けば聞くほど、本当の自分は呑み込まれてゆき・・
傷は深まってゆくのに・・。
けれど・・・
その三人をコントロールできるのも・・・
何を隠そう・・・本当の自分。
そして・・・
コントロールできるって事に気がつきだした時・・・
自分を許し・・自分を大切にできる、本当の自分が見えてくる。

忘れてはいけないこと・・・
自分をコントロールするのは自分。
コントロールしだす瞬間は・・ひとつの大きな壁を打ち破る瞬間。

背中を押してやることも・・手を引いてやることも・・
その時だけは、グッとこらえて背中を向けていよう・・・・・。



2007/08/14

凡人とアインシュタイン・・・?

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最近は、時間を見つけては「本」の整理をしているんですが・・・
こんな整理をしようかという気分になれている事は、それ自体に結構・・幸せを感じたりできるもんであります(笑)。
ところで・・・
書物の整理をしながら、処分したりする雑誌や・・もう一度読み返したいなと思う書物等を手にとって作業?していると、完全に作業を中断し・・・その手にした本に読みふけってしまう時間ができてしまいつつ・・・
妻は、そんな僕を眺めながら・・・一体、何をやってんの?・・・と、
その「ハマル・・」行為にヤジをとばしてくるわけですが・・・(笑)。
僕としては・・・何年も前の雑誌や本の隙間から出てきた、シワの入った一枚の家族の写真なんかを発見してしまうと、懐かしいっていうよりも・・宝を発掘?したような楽しい気分にもなってくるわけでありまして・・・・・。
そういう事だけからしても、時代のスピード感を強く感じるところであります。

そして今日も、ついさっきまでモゾモゾと・・・・(笑)

そんなお楽しみ??タイムの中から、今日・・発掘したのは・・・

常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。

人間の邪悪な心を変えるより、
プルトニウムの性質を変えるほうがやさしい。

アインシュタインの言葉より~


20世紀最大の物理学者と言われるアインシュタインが、
プルトニウムの性質をかえるほうが・・・
と、記すと・・・非常に説得力があるなと、凡人には思えてなりませんが・・・
何故・・十八歳と区切るのかを考えてしまうところも・・・
凡人のコダワリかもしれません・・・(苦笑)。



2007/08/11

紙一重

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出会い・別離
好き・嫌い
愛する・愛せない
愛し合う・憎しみ合う
信じる・信じれない
成功・失敗
期待・失望
自由・孤独
優しさ・甘え
あきらめない・あきらめる
相手のため・自分のため
栄転・左遷・・・(笑)
・・・・・・・・・・

人生は・・・紙一重。


どっちに転ぶか・・・・・・?
それが・・・
運命次第であるならば・・・・

どっちを向くかは・・・
自分次第。

強い気持ちと・・・
優しい気持ちで・・・
向けば向くほど・・・

運命は・・・
ちょっとだけ・・
向いてるほうに・・
味方してくれる。



半歩後ろから・・・

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一歩後ろから・・亭主をたてて、ついてゆく?
良妻賢母?
今時そんな・・・(笑)
夫的には・・そういうのも悪くはないなと、何様のつもりで望んでみたりは・・しないでもありませんが?(笑)。
けれど・・これから、うつ病を克服してゆこうって言う妻に・・亭主をタテテもらおうなんて考えは殆ど無いわけでありまして・・・
いぇ、正直・・「たまにゃあ・・亭主をタテテくれよ」なんて想いは確かにありますが・・(笑)
それはさておき・・・
うつ病と、付き合うにあたって・・いい意味でも悪い意味でも、夫婦二人で?向き合っている?ような感のある僕達ではありますが・・・長い長いトンネルの中では、僕が先々歩いていってしまったり・・はぐれてしまったり・・遠い距離を置いてトボトボ歩いていたりと・・
歩調を合わして自信ありげに前へと進んでいるんだろうか?なんて考えると・・・なかなか困難な面も浮き彫りになってくるんですが・・
これからは、お互いの歩調を合わせながら、急がず止まらず口笛でも吹きながら・・・歩いてゆかなければなと感じますね・・。そういう余裕も確かに必要な要素だろうと・・・。
そうして、僕は半歩下がって後ろからついていってやりたいなと・・・。
荒れて・・狂ったような調子の波に呑み込まれて・・あぁ、やっぱり・・もう無理かと憔悴してしまった昨年末から、はや二ヵ月余りが経過し・・春の足音まで感じれる人間になった僕。
家路に向かう道端で・・夜空に向かって「今に・・うぬぼれていてもいいかい?」と明るく呟いてはいるものの・・今は何なんだ?・・・と、
「今」を解りたい気持ちも少々在りし・・・。
構える気持ちと、先を見つめだした気持ちとが混ざる最近ではありますが、これ程?長期?にわたって調子が安定してくると欲を出さずにはいられないってもんですからね(笑)。
今迄、いろんな意味で・・耐えてきた部分があったとしたならば・・
それは多得てきた(たえてきた)事なんだから、得たものを未来に活かしてゆかなければなりませんね。
耐えて失ったものも数知れず・・・。
けれども、多得て掴んだものもある!
そんな僕なりの、僕達だけの法則?を・・
そっと後ろから半歩下がってあてはめてやる・・・。
真っさらな上等の参考書をパラパラとめくるよりも、自分の手垢のついたノートの方が頼りになったりして・・(笑)
もちろん、その参考書からは知らない知識を必要な分だけ頂戴しながらね・・。
そんな・・多得てきた・・いろんな事が記された、僕の心のノートを片手に、最近・・いい線イッテル!?妻の心を支えてやれたらいいですね・・・。
一歩下がれば、離れすぎ・・・。
半歩下がればちょうどいい?
半歩前には時期尚早・・・。
アオらず・離れず・はぐれずに・・・
いつも僕の存在を感じながら安心していられるように・・・・・。



2007/08/09

脱力主義 

メンタルヘルス・ウェブログ

脱力主義!
これでいきたいですね・・。
これは、うつ病の症状である脱力感を後ろ盾するのではなく、何事も気負う事なく・・ちょっと力を抜いて毎日を送りたいなってことなんです。
ただ、そうしたいなと言うんではなく、「そうしてゆく必要がある」と、認識しておいた方がベターですよね。何故なら・・僕達は、うつ病家族なんですから・・・。
やはり、自己改革してゆきながら・・長い目で克服という着地ポイントを遠目にイメージしつつ・・、病気に対する「自分達に合った、出来る事」を学んでゆかなければならないなと思いますからね・・・。
それに、患者や周りの人間が悶々と・・深く暗闇にさまよっている時に「力を抜いて・・」なんて考えたところで、それは・・苦しい自分に「言い聞かす」スタイルでの取り組み方になってしまいますよね・・・。だから、限りなく自然体で・・脱力主義を掲げるって事は・・・
心への効き方が、また違ってくるはずのように思えてくるんですよね・・。
僕達は、おそらく回復期と言える段階に入ったと自負しており・・次回の診察でも主治医にその見解を後押ししていただこうかなと・・考えているんですが(笑)、まさに・・そういう時期にさしかかった今、それらは・・自然体で考え、取り組む。っていう・・・言い聞かせて癒しめていた過去とは違うスタイルにチェンジしてゆかなければと感じるところであります。
逆に・・非常に重要な時期にさしかかってきたんだなとも言えますよね・・。
ならば、これからが長い?
いえ・・長くてもかまいませんよ(笑)
それはそれで、また・・
いろんな問題が出てくるんでしょうが、過去と比較してみるならば・・
多分、「つきあう」レベルでやってゆけるはずですからね。
こういう意味においては・・僕は、他人と不幸の競い合いはしない主義ですが、自己の中では・・比較して自己をコントロールする材料にするのはいい事だと考えます。
ところで・・・
僕の妻は、完全主義。理想主義でありますから・・
そういう性分は、うつ病の側からして見ると・・おいしい部分なんでしょうね(笑)。
とっつかれやすいって言うか・・・
いい人なのに・・損なタイプ?
だから・・「脱力主義」。
何事も・・力まずに、ちょっと力を抜いて・・
そして・・「脱力主義」っていう明確な言葉をキーワードにして気持ちに据え付けておく事が大切であるような・・。
完全主義なんだから、そんな感じで・・ちょうどいい(笑)
それでも性分に負けて?心のアクセル踏んでしまいそうなら・・この僕がブレーキ役?
でも・・急ブレーキは禁物!緩やかにポンピングブレーキにて・・・(笑)
そう・・
うつ病家族。家族みんなで宣言!脱力主義!!
ただし・・・?
父親業は全力主義にて・・・!?



2007/08/06

結婚観

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妻の「うつ病」が結婚以前からの存在であったとしたら・・・?
うつ病を患う恋人と結婚していたか?という意味合いにはなってしまうんですが・・
どうでしょう・・・?
こういう事は、自分自身に対して、答えようのない問いかけかもしれません。
しかしながら・・・
「していたか?」「していなかったか?」っていう答え方しかないとしたら・・・
「していた」。
・・・・・でしょうね。ただ、あまりにも対象の奥行きが深すぎて・・・やっぱり、一言の言い切り形式では答えにはなりにくいところではありますが・・・。
何故そんなボソボソとした言い方になるのかと言うと・・・
結婚すれば「他人ではなくなるから・・・」。
そして・・「もと他人」。
これは一言の言い切り形式で、ズバリ判断するところであります。結婚っていうのは、自分達の結び付きを核として・・ソレに関する愛情云々とは全く別の次元で親戚であるとか、生まれてくる子供の事のと・・・実に様々な人間関係が膨らむものでしょうし、まさに子孫繁栄なんて・・・
大きく広く古い(笑)・・考え方も、ないがしろにはできませんからね。
うつ病っていう病気と向き合いながら、
結婚というゴールではなくスタートを切る事において・・・
患者では無く・・・支える側の人間は、それ相応の「覚悟」が必要になってくるのは否めないと思うんですよ・・・。何も、全てを犠牲的感覚で捉える事は間違っているんですが・・そういう意味の覚悟ではなく・・・
相手の人生を傷つける事もなく、自分の人生が傷つけられることもなく・・・
いくら夫婦といえども、相手の人生を所有する事は出来ないと思ってますから。僕は・・・。
キツイ言い方をするならば、結婚するという事は離婚という保険付きの行為・・・。
実は、それ程・・・結婚っていうのは「賭け」みたいなものなのかもしれませんよね。そういう関係柄の中に、「うつ病」っていう根の深い問題を携えてゆく訳である以上、やはり・・・「絆」に限りなく近い愛情関係が成立していないと、互いの人生の大半を占める年数を共に生きるパートナーであるためには・・・
そんな風に考えてしまうところでありますね。
よく人は言います・・・。
「病気と一緒になるんじゃない!目の前のコイツと一緒になるんだぞ・・・」と・・・
でも、わかってる・・・。わかっちゃいるけど、コイツの向こうに病気が見えるんじゃなくて・・コイツの前に病気が映ってしまうんだ・・・
僕には・・、そういう解釈も「わかります」。
さらには・・結婚「してしまう」前に、興信所を利用して経歴等を調査する人だっているでしょう・・・。それも、「わかります」。
・・・・・・・・・・・・・・・。
幸せって・・・その人のための、その人だけのものだと想うんです。・・・って事は、その人だけのものだから他の人の幸せと比べてしまう事ってナンセンス??
比べない?でも比べてしまう・・・。ちゃんと「欲」っていう比べる能力があるから。
その「欲」の部分をコントロールできる容量の「気持ち」が愛情となり勇気となり、20年30年40年・・と膨大な月日を「共に歩んでゆく」為の地盤となるんでしょうね。
大切に想う気持ち・・・。
そういう気持ちでスタートした二人は、
右に左にと・・・さまよいながらも、再び・・・そういう気持ちに辿り着く。
そんな関係・・・「いい夫婦」。






2007/08/05

老眼の疑い!?

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会社の同僚と雑談していたんですが・・・
僕が、最近・・・小さな文字を見るときのピント合わせのレスポンスが遅いなぁと、同僚に呟いたところ・・・
彼、いわく・・・・・
そりゃ・・老眼じゃないのか!
?!
老眼?!
そうだよ!老眼ダッ!
馬鹿な・・・!40手前で、何が老眼ダッ!
馬鹿な事はない! 
歳がどうのじゃなくって・・・目の老化と年齢は別進行するんだからなっ!
??
・・・・・・・・・・・・・・・・
要するに、少々・・・照度の低いところで、小さな文字なんかを見ようとすると一瞬モワッとピントがずれてしまうんですよね・・・。
彼の主張で、年齢と目の老化は・・
同じ速度で老化してゆかない事に一応の理解はしたものの・・・
帰宅してから目の健康管理について、ちょっと調べてみたんです。

瞳っていうのは、潤ってないと駄目ですからね。その為にマバタキっていう動作をしますよね。そのマバタキに関しては1分間に20~30回位するのが望ましいらしく・・・
PCや携帯画面等を見つめていると、その回数が1/4程度迄・・減少するらしく・・・
すなわち「潤わない」。
それは「ドライアイ」なんて言われ方するらしく・・・。
また・・・近くばかりをずっと見続けていると、ピント調整をする目の筋肉が疲労してしまい・・・すなわち「疲れ目」。
「目」も・・・酷使するとダウンするって事ですね・・・。当たり前と言えば当たり前の話ではありますが(笑)。
そんな時・・・簡単に疲れを緩和する方法っていうのは専用の「目薬」なんかもあるんでしょうが、例えば・・・
蒸しタオルで間接的に目を温めると良く・・・方法としては10分位・・蒸しタオルを目にかぶせてじっと温める。
すると目の血行促進となり、筋肉疲労の改善・・また、水分補給の効果も得られるらしくドライアイの改善にも効果あり!
ついでにPC等の「見る」対象物への視線は下向きがベター・・・。
これはテレビなんかにもあてはまるらしく・・・。
ちなみに・・
蒸しタオルって、水で絞ってレンジでチンすると簡単にできちゃいますね。

・・・とまあ、
こんな小技で、僕の老眼説をくつがえしてみようかなと思うところでありました・・・。



2007/08/03

あい

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愛すべき人間を愛せないでいる自分を・・・
今・・・知っている
でも・・・
知ってる自分の中には必ず・・・
知らない自分が存在している
愛し方に迷った時・・・
愛するしかない



愛し方は・・・
愛すること
遅咲きでもいい
それでかまわない・・・・・。

あ い  谷川俊太郎

あい 口で言うのはかんたんだ
愛 文字で書くのもむずかしくない
あい 気持ちはだれでも知っている
愛 悲しいくらい好きになること
あい いつでもそばにいたいこと
愛 いつまでも生きていてほしいと願うこと
あい それは愛ということばじゃない
愛 それは気持ちだけでもない
あい はるかな過去をわすれないこと
愛 見えない未来を信じること
あい くりかえしくりかえし考えること
愛 いのちをかけて生きること



2007/08/02

母の愛

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例えばの話なんですが・・・
ここにある夫婦がいるとします。
うつ病で苦しむ妻。伴侶である夫。子供。
妻は、長年・・・うつ病を患い続けていて、子育てを満足にこなしてはいない。そして、夫は妻の代わりに子育てと仕事を両立させている。

しかし・・・、夫は段々と不満と不安と苛立ちが蓄積されてゆき・・・
子供への愛は深まり・・・妻への愛は冷めてゆく・・・。
そして夫はいつのまにか心の拠り所を愛人へと向けるようになる。
結果、離婚問題へと・・・。
夫は親権を譲るつもりは無い。
妻は子供を手放したくない。でも・・・過去の経緯と、これからの不安が・・・子供への愛情にブレーキをかける。
夫への愛は薄れつつある・・・。しかし、子供への愛は膨らんでゆく・・・。
でも今迄、抱き締める事すら拒んだ自責の念と、愛し方すら見失った自分が・・そこに居る。

ここからは僕の個人論ですけどね・・・
父か母のどちらか?っていう選択をしなければならない時・・・
僕は、母だと思うんですよ・・・。
父親って・・・結局のところ、子供を導いてゆくことは出来ても・・母親の愛情を真似する能力って最初から持ち合わせていないような?
母親って・・・正面から抱き締めて愛情を注ぐ事が出来ると思うんですが、父親って後姿で導いてゆく事しかできないんじゃないかな?ってね・・・。
母性本能っていう言葉があっても父性本能?っていう言葉は聞きませんから・・・。
子供を育て・・守るのが母親。子供と母親を守る為に闘うのが父親・・・・・??
当たり前のことなんですが、子供って父親の腹の中から生まれませんよね(笑)。
今日も、どこかで・・・って感じで、赤ん坊が毎日々、生まれ出てくるもんですから・・・その究極の神秘を忘れがちなんですけれど・・・
この腹の中で、もうひとつの命が宿り・・・長い月日を経てポッコリと出てくる・・・。
哺乳類がどうだとか女性ホルモンがどうだとか、
そんな難しいことは後回しにしておいて・・・
これは究極の神秘ですよね・・・。「すごい」ことなんですよ。多分。
いえ・・・間違いなく・・・。
命の誕生に対して命で支えて、「産む」。
軽はずみな言葉では言い回しの出来ない程の母親のエネルギーだと思うんですよ・・・。
・・・段々と、話が遠く広くソレテいってますから、ちょっと戻しますけれど・・・

離婚を決意して・・・
万が一・・・うつ病の存在を気にして、
「これからの・・」子育ての不安を感じるのなら・・・
それは、悩みどころがズレテいる・・・。
どうせ悩むんなら・・・「子育てをできる自分を失うこと」に対して悩むべき・・・
僕は、そう思うんですよ・・・。
うつ病と、離婚問題っていうのはかなり深く結ばれてしまう言葉同志ではあるんですが・・、うつ病は・・・子供への愛情を消し去るほど強いモンでもなんでもありませんよね。
あんなもの・・・。
フラフラと近寄ってきて、人の心を掻き乱し・・・そしてフラフラと去ってゆく。
そんなモンに負けるほど・・・
命を宿し、産み・・・育てる・・・愛は弱くないんですから・・・・・。


2007/07/30

過去を笑って・・・

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ある食堂で、昼のランチをとっていたんですが・・・。
注文した白身魚の定食を待ちながら、ぼ~っとテレビをみていると・・・
夫婦間トラブルで悲惨な事件となった件をワイドショーがとりあげていたんですよ・・・。
そして付随して触れていた内容っていうのは、DVを軸とした・・・
現代社会における夫婦間のトラブルや悩みは無数に増加しているという事。
内訳的にみてみると同じDVでも、肉体的、金銭的、よりも精神的な暴力が数年前に比べて比率上昇しているんだとか。
すなわち暴力奮うだけがDVじやないんですよね。
そんな「悩み」を抱えている夫婦達の調査データが流れてたもんですから、注視しながら見ていたんです。
すると、その中に夫がショックを受けた妻からの言葉ってゆうのがありまして・・・

例えば・・・
家に帰ってきてほしくない
犬と居た方が癒される
稼ぎが悪いのがどうのこうの・・・
一緒にいるから気分が悪くなる
今迄一緒にいた時間が無駄
・・・・・・・・・。
笑えました・・・。
殆ど、僕も体験したことばかりだったから・・・
笑えると同時に、変な意味・・癒されてしまいました。ただね・・・重要な部分なんですが、僕の場合は正気で言われてる訳じゃありませんから・・・。

あくまでも、病魔のもたらした妄想がソレを言わせてるんですからね。
同じように捕らえてしまってはダメです。
けれども、ソレが正気なのか妄想なのか判別しようと思い悩むところが、辛みの根っこの部分である事も事実。
だからって、DVがどうだああだと・・・自分と重ねるつもりすら無く・・・
味噌汁を腹に流し込んでから、すぐに店を出ましたけどね・・・。
そんなこんなで、世の中・・・なんかおかしいなと感慨にふけりながらも・・・

そんな事は無い。荒んだ時代にも熱いハートはある。
例えば震災から12年の月日が経ち、ちょうどあの頃・・・
10歳だった子供は今頃、どんな風に頑張ってるんだろうな・・・?
なんて考えてみたりしてね・・・。
あの時の哀しみを胸に・・・大人になってからは、人を助けられる人間になりたいと・・・医者や消防関連の職業に就いてる若い人達もたくさん、いらっしゃるみたいで・・・。
何かこう・・・熱いハートを感じずにはいられませんね・・・。
そんなに悪い世の中でもありませんよッ!(笑)
そうやって僕は頭の中でグルグル考えながら、再び仕事へと・・・

あっ、そうそう・・・
肝心の妻の調子は継続してグッド!
うつ病・・・。そんなに甘くはないことも、嫌ほど知ってるんですけどね・・・。
僕は、僕達の人生をしっかり生きてゆこうと・・・
今日は心の笑顔がピカリ!と光る一日。