2007/08/29

段差無き世の中

メンタルヘルス・ウェブログ

日本の入院患者数の四人に一人が精神病患者であり、毎日80人以上が自殺する・・・
実際の暮らしの中における、それらの精神病に関わる人々を、とり囲む環境となると・・・
切実な問題であるにもかかわらず、遠目にしている・・・?
いえ、遠目にしているって言うよりも自分の事が精一杯だから他人の悩み等々にかまってる暇なんて無い・・?
そして、接近するなら距離を置き・・違和感ならぬ偏見を身にまとってしまう・・・。
関わりの無い人々からすると、そんなところであるかもしれませんよね。
つまりは・・・
うつ病を含む精神病患者っていうのは、どうしても偏見といった類の受け止められ方も無きにしもあらずであり、
そんな・・僕達も十分にソレを味わっていますから、偏見という語句に対しては、それなりに敏感になるもんであります。

付き合わない方がよい・・
危険・・・
親も子も同じ・・・
勿論・・過ぎた事であるからして、偏見という形で受け止めたであろう当時の気持ちはコンプレックスや怨恨とは少し違ったニュアンスに変化してますが・・・。
だから・・・もっと増加していくであろうメンタルな諸問題に対して・・・
少しでも段差の無い世の中であればいいなと感じるところでもあり、

暗いニュース報道の中に頻繁に出現する言葉・・・
「精神鑑定を・・・」
そういった事件性とは分離した・・心の病者に対する観点を再認識する事が大切ではないかと考えてみたりと・・・。
多分・・精神病者に対して恐怖を感じている健常者は・・・
精神病者が、ある意味で健常者に対して恐怖を感じているという事を認識していない。
そこに段差がある・・・。
そんな事を思ったりも・・・するところであります。




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