2008/01/12

うつ病家族の鏡開き

メンタルヘルス・ウェブログ

鏡開き・・・。
鏡開きってゆうのは、一月の20日ないし11日に、お正月に飾りつけてあった鏡餅を「割って・・・」雑煮やお汁粉にして家族全員で食べる習わしですよね。
何故?日本には、そんな慣習があるのかっていうのは、江戸時代の話まで、さかのぼるようでありまして・・・

その江戸時代の・・・将軍と大名。そして大名と藩士達は、めでたい正月を終えた年頭にあたり、それぞれから見た主(あるじ)の鏡餅をみんなで分け合うことによって主家の繁栄を祝いながらも、同時に互いの主従関係における絆を深めようとする意味付けをしていた・・・。
しかし、「切る」事により・・餅を分け合うのでは相当、縁起が悪いですからね。何故なら「切る」っていうのは「切腹」という意味がつながってしまいますから。
だから、割ったり、砕いたりしながら「切る」ではなく「開く」って言う縁起の良い言葉を使い「鏡開き」と言われだしたんだそうであります。

そうして、現代も家族等の一団において鏡餅を割ることで、その年の、その一団の発展と繁栄を願う慣習として引き継がれている。
まっ・・・、「説」はいろいろあるんでしょうが・・・
でも、平成に生きる僕達、家族においても・・・武士の教えの通り、家族の絆を深める・・いい慣習であります。

「開く」という言葉の響き・・・。
現代でも・・悪い言葉ではありませんよね。なかなか未来に向かってゆく感じがするなと僕も、感じる言葉であります。
江戸の武士達も、平成の現代人も・・・
心を言葉に託して生きているのは同じこと。
同種の言葉に励まされて、前向きに生きてるんでしょうね。
それにしても、江戸の武士達と現代人の年頭の風習を重ね合わせてみるのは、なかなかロマンを感じるところでもありますが・・・

うつ病家族・・・。
さあ・・・
僕達も鏡餅をしっかり、砕きましたよ・・・
僕は、小さな鏡餅を抑えて割るのに、
手の平と、指の内側がこってしまいました(笑!)
そして・・・徳川家の武士達の熱いハートを少々感じつつ?
僕は秘かに、心の中で考えました・・・。
正月は終わり・・・春に向けて・・・心新たに・・・
「がんばる。」
うつ病よ・・・遠慮なく、かかっておいで・・・。潔く、闘おう・・・。
そして・・・
今年も、餅を割れた・・「今」に感謝・・・・・。



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