2008/01/28

メンタルヘルスに対する企業の取り組み

メンタルヘルス・ウェブログ/ posted by レオン

労働者(職場環境)におけるメンタルヘルスの現状について・・・

職場や職場での生活の中で強い不安・悩み・ストレスがあるという労働者の割合は1997年~2002年で各60%を超えており、今や激増していると言った状況であります。

労働者健康状況調査を見てみると、女性は職場での人間関係にストレスを感じ、男性は仕事そのものの質や会社の将来性に対する不安にストレスを感じる傾向にあるのかなと感じられます。
では、強いストレスの起因により心の病を患ってしまった人々の年代層は30・40代の働き盛りであり、どのような症状を発しているかと言うと、やはり
うつ病(気分障害)が全体の85%を占めており過去と比較して著しい伸びを示しているのは僕自身も身近に体感できる現実であります。

精神障害というものは自己における生き苦しさは勿論ですが、職場の抱える問題としては長期休業を生み出し欠員に伴う業務効率の低下も挙げられることから、昨今の企業内メンタルヘルスの取り組みは好姿勢となってきているようです。
300人以上の従業員を抱える企業の6割
同様に1000人以上では9割の企業が「何らかの取り組み」を実施しているようであり、カウンセリングや定期健診時の問診等が主に実施されているようです。
ただ、社会的認知度のある大規模な企業にとっては、心の時代を迎える中・・
環境問題への取り組みと同様に、やはり何らかの取り組みを公表しておかなければ社会からの論難を受けかねない部分もあるから「取り組む」といったニュアンスでは無く、様々な利害関係者からの期待に応え、企業価値を高める為にも、メンタルヘルスへの取り組みが形骸化されるのでは無く、真に取り組む。そして誰もが働きやすい職場環境に向けて日本企業全体で動き出そうとしている今が、次なる心の時代への橋渡しとなると感じるのであります。


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