2007/05/23

PROFEEL

過去はメンタルヘルスとは無縁であり、興味すらなかった会社人間・・・。
自分ではなく家族が、メンタルヘルス不全に陥ってしまったことを機に、メンタルヘルスとは一体何なのか?と、深く考えるようになる。

広い意味での心の不調に関する病は、例えば交通事故に遭って突如として入院生活が始まり目で見ることの可能な傷の修復が完了すれば完治という、はっきりとした区切りをつける事は出来ません。「なんだかわからないうちに・・・」、心を圧迫する悩みや辛みが蓄積されて徐々に大きく、巨大な辛さの塊へと成長を遂げ、そして表面化してゆく・・・。
裏を返せば、表面化するまでの間・・・大なり小なりのサインを・・・家族等の身近な存在に発信していたとしてもサインを受信する側の人間に、それを読み取る能力が無ければメンタル不全者は問題を独りで蓄積し抱え込む格好となり心療内科や精神科への通院が開始されて初めて、事の重大性に躊躇するケースが多数あると思われます。
何を隠そう・・・この私もその一人。(・・・で、あったわけです。)

そして、精神系の医療機関に通う人達に対しても「無知からくる、健常者とは区別した眼差し」の持ち主であったはずであり、仕事や会社がどうのと毎日を送る中、少しでも「心の病」に対する知識や予防学、対処等の向学心があれば、家族の中にメンタルヘルス不全者がでた場合の初動から療養中における接し方等に、歴然とした対応力の差が生まれ、治療期間にも好影響を及ぼしていたことは間違いないであろうと感じます。

人は、心の問題が発生してから慌てるのでは遅いと理解しながらも、多忙な日常の中では「目に見える問題」を優先しがちです。
最近においては、企業内においてもメンタルヘルス対策は積極的に取り組まれだした感のある現代社会。その社会に生きる私自身も、家庭内での経験を踏まえながらメンタルヘルス向上について意識を高くもち「笑顔のある暮らし」の大切さを痛感する最近であります。


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