2007/06/28

泣き虫先生に学ぶこと

メンタルヘルス・ウェブログ

家族はうつ病の妻のために・・・
うつ病の妻は家族のために・・・

これは僕が造った造語なんですが・・・
オール・フォー・ワン
ワン・フォー・オール
・・・っていう有名?な言葉がありますよね。
知ってる人ならピンとくるかもしれませんが・・・。
実話をもとにした昔の青春ドラマ・・・スクールウォーズと言えば・・・
だんだんわかってくる人もいるかもしれませんね・・・。
京都の伏見工業高校のラグビー部の挫折と栄光を描いた物語・・・。監督である泣き虫先生が、汗と涙にまぎれながら落ちこぼれ集団を栄光の舞台へと導いてゆく感動的な実話です。
その・・・泣き虫先生の名言がこれ・・・オール・フォー・ワン。ワン・フォー・オール・・・。一人はみんなのために・・みんなは一人のために・・・。
僕が高校生の頃は、この実話の時代のように荒れ狂う時代ではなかったんですが・・・
それでも、ペチャンコの学生カバンがカッコよかったり、電車の中でタバコを吸う?・・・とかが強さ?の象徴?のような気配はあったんですが・・・そんな青春?の一ページを過ごす中・・・このドラマを見て想い焦がれる心境もあったようななかったような・・・?
薄っすらとしか記憶にはありませんが・・・。僕は当時・・・体育教師になる事を望んでいたこともあり、大学受験の際は合格済の、ある大学の経済学部をパスして・・・有名体育大学のスポーツを科学する学部を推薦抜きで受験し、失敗するという・・・訳のわからない?(苦笑)・・行動をとり、結局今はサラリーマンと・・・思い起こすと「あれは何だったんだ?」と考えてしまうんですが・・・。
泣き虫先生は、いい男ですね・・・。
ついでと言うと、怒られますが「熱中時代」の北野広大先生もいい男です・・・。
(万人向けの話題ではございませんが・・・)

だんだんと話がそれていこうとしていますから・・・話を戻しますと・・・、この泣き虫先生のお話は過去、僕が勤務する会社の研修の中でも教材として登場しており、この時はおそらく鬱病家族3年目辺りではなかっただろうかと記憶しているんです。そんな時、研修の中での教えを、そっちのけにして(笑)僕の頭の中で考えていたことが、家族はうつ病の妻のために・・・うつ病の妻は家族のために・・・。なんです・・・。

いわば形骸化してしまいがちな家族像であったとしても、何かしらの厚い壁に、その先を阻まれてしまった時・・・支えあう事を知り、支えあう事を始めて、支えあってる事を知る。ある意味では、お金の儲け方を知る事よりも人生において・・・大切な部分であるかもしれませんね。勿論、どちらかに偏ってしまっても駄目かなとも思いますが・・・。
うつ病を患う妻を、家族が支えるのはよくわかる構図なんですが、その妻自身だって家族のために、ちゃんと支えてあげなきゃって苦しんでいるんですからね・・・。そういう妻の、心の内幕は・・・性分的な部分に病的な部分が重なってしまってるんで、見えにくいだけなんですよね・・・。妻は患者の立場ですから何も頑張ることもないんですが・・・、そんな妻の心を覗き見してあげると・・・
家族は妻のために・・・
妻は家族のために・・・
っていう構図がちゃんと存在してるような気がしますね・・・・・。



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